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おすすめのチャットボット40選を紹介!目的や機能ごとに徹底解説

導入

ECサイトの運用やヘルプデスクなど、問い合わせ対応に負担を感じている担当者の方も多いのでは?「顧客との会話を自動化するため、おすすめのチャットボットが知りたい」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

チャットボットを導入すると、ユーザーとの会話がスムーズになり、社内の業務負担を軽減できるメリットがあります。

そこで、本記事では、チャットボットのタイプや利用目的を解説した後、おすすめのチャットボット40選を紹介します。

また、弊社サンソウシステムズでは月額1万円から始められる「さっとFAQ」というチャットボットツールを提供しており、Excelから会話データを簡単に作成でき、ノーコードでシナリオ作成やアンケート機能の実装も可能です。

30日間の無料トライアルもご用意しましたので、「まずは使って試してみたい」という方はこの機会に導入をご検討ください。

無料で利用できるチャットボット15選!お試しのメリットや注意点も紹介
初めてチャットボットを導入する際は、使い方や効果を検証するために無料で使えるものがあれば試してみたいですよね。本記事では、無料で利用できるチャットボットツールを8つ紹介します。また、無料でチャットボットツールを利用するメリットも紹介しているため、導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

チャットボットとは

チャットボットとは、テキストや音声を使って自動で会話できるツールのことです。ECサイトや企業のホームページ、オウンドメディアなどで、広く活用されています。

チャットボットを設置しておくと、ユーザーが簡単に情報収集しやすくなるため、コンバージョン率が高くなるというメリットがあります。また、外部の顧客向けだけでなく、社内のヘルプデスクでもチャットボットの活用が可能です。

チャットボットの種類には大きく分けて2種類あり、人工知能を用いた高度なチャットボットと、Q&Aなどパターンが決められた会話を自動化するチャットボットがあります。

ここからは、AI型とシナリオ型のチャットボットの特徴を説明し、利用目的を見ていきましょう。また、チャットボットと有人チャットを組み合わせたハイブリッド型についても紹介します。

チャットボットとは?特徴や導入のメリットやデメリットを紹介
近年多くの企業で導入されているチャットボットはWebサイトなどで問い合わせに自動で回答してくれるシステムです。今回はチャットボットとは何か、チャットボットを導入するメリットやデメリット、選び方などを解説します。

AI型チャットボット

AI型のチャットボットは、Q&Aや商品サービス情報といった大量のデータを入力し、何度も機械学習をおこない、精度を上げていきます。そうすることで、これまでにない質問がユーザーから投げかけられても、正しい回答を自動で出せるようになります。人間と話しているような自然な会話ができる点が特徴で、幅広いコミュニケーションを実現できるでしょう。

しかし、AI型はシナリオ型に比べてコストがかかるという点に留意する必要があります。最低でも月額10万円~で、導入までの期間も長く、実際に使用できるようになるまでに1カ月以上かかることもあります。

また、初期費用も高額になるケースも多いため、必ず数社から見積もりを取るようにしましょう。

AI搭載の機械学習型チャットボットとは?特徴やメリットを解説
機械学習型チャットボットとは、学習データに基づきAIが自動的に回答を導き出すツール。本記事では機械学習型チャットボットの特徴やメリット、導入方法を解説します。ぜひ機械学習型チャットボットの導入を検討してみましょう。

シナリオ型チャットボット

シナリオ型のチャットボットは、「よく聞かれる質問」と「回答」を会話形式であらかじめ設定しておき、ユーザーからの質問に対して自動で回答を提示する仕組みです。また、ユーザーが複数の中から質問を選んでいくフローチャート形式のチャットボットもあります。

Excelに質問と回答をまとめておけば、そのままデータをインポートできるため、AI型と比較して導入しやすいというメリットがあります。

月額費用は1万円からと、AI型とは異なり、低価格で利用できる点も魅力の1つです。運用の手間やコストを重視している企業は、シナリオ型チャットボットをおすすめします。

シナリオ型チャットボットのメリット・デメリットと設計方法を解説します
「シナリオ型チャットボットを導入したいけれど、どんなことができるの?」と悩んでいる方へ。本記事では、シナリオ型チャットボットのメリット・デメリットをふまえ、シナリオ設計の方法やポイントについて解説します。シナリオ型チャットボットの導入を検討している人はぜひ参考にしてください。

ハイブリッド型チャット

補足として、ハイブリッド型のチャットツールについても紹介します。

ハイブリッド型とは、自動応答するチャットボット機能と、オペレーターによる有人対応チャット機能を併せもったチャットツールです。

簡単な問い合わせにはチャットボットが自動で対応し、複雑な質問や専門的な問い合わせには有人で対応できます。よりきめ細やかなサポートができ、顧客満足度向上につながるでしょう。

チャットボット導入の目的・メリット

チャットボットを利用する目的は、主に「問い合わせ対応」と「マーケティング支援」の2つがあります。それぞれのメリットについて詳しく解説します。

チャットボット導入のメリット・デメリットは?導入事例も詳しく解説
チャットボットを使えば、ユーザーとの会話が自動化されて、問い合わせ対応の工数が削減できるメリットがあるため、多くの企業や自治体で導入されています。本記事では、FAQチャットボットの役割やメリット・デメリット、シナリオ作成のコツをお伝えするのでぜひ参考にしてください。

問い合わせ対応を自動化できる

問い合わせ対応のチャットボットは、以下のような課題を解決します。

  • 同じ内容の問い合わせが多い
  • 単純な問い合わせ対応に時間が取られ、ほかの業務に割く時間がない

このようなケースにおいては、ユーザーからの問い合わせに自動で対応できるチャットボットが有効です。問い合わせ対応の人員を削減できるため、コア業務にリソースを集中できるようになります。

顧客からの問い合わせだけでなく、社内の問い合わせにも対応できるため、社内問い合わせの多い経理や人事などの部署の負担も軽減できます。

社内問い合わせ業務の効率化にはチャットボットやFAQを活用しよう
総務や社内SEの方で、「社内の問い合わせやヘルプデスクに時間が取られている」といった悩みを持たれている方も多いのではないでしょうか。社内問い合わせに時間を取られすぎては、本来すべき業務ができなくなってしまいます。本記事では、社内問い合わせが多く寄せられる部署や弊害、社内問い合わせによる弊害を解決する方法について解説していきます。

24時間・365日問い合わせ対応ができる

チャットボットは24時間・365日稼働できるため、ユーザーからの問い合わせにいつでも対応が可能です。

オペレーターによる問い合わせ対応の場合は、人員を確保しなければいけません。そのため24時間・365日対応にしようとすると、その分人手を増やす必要があります。

夜間や土日はなかなか人手が集まらなかったり、その分の人件費がかかったりするため、現実的には24時間・365日の対応は難しいと言えるでしょう。

しかしチャットボットは人員が必要ないため、24時間・365日問い合わせの対応が可能です。

例えば、ECサイトは仕事が終わった後の夜間や多くの人の休みである土日にユーザーが増加する傾向があります。このように人員確保が難しい時間帯や曜日でもチャットボットであれば対応できるため、ユーザーは手軽に問い合わせができ、満足度向上にもつながるでしょう。

人員を適正に配置できる

チャットボットを活用すると、人員を確保する必要がありません。そのため、限られた人的リソースを適正に配置できる点もメリットです。

問い合わせ対応が多いと、その分、対応専門の担当者を増やす必要があります。しかしチャットボットを活用すれば、どれだけ多くの問い合わせが来てもすべてに自動で対応できます。そのため担当の人員を増やすことなく、効率的に問い合わせ対応が可能です。

そして、その分の人員を社内のコア業務に充てられます。その結果、コア業務に人員を増やせれば、社内の生産性も向上して利益を生み出せるでしょう。

商品紹介や資料請求などをサジェストできる

チャットボットがあれば商品紹介や資料請求も実施できます。自社の売り上げに直結する、有効な使い方です。

チャットボットでは顧客が問い合わせ内容を入力するため、そのやり取りを通して顧客が抱えている悩みやニーズを、ある程度の精度で吸い上げられると言えます。

チャットを通じて、見えてきた悩みやニーズに沿った商品やサービスを、チャットボット上でサジェストできます。もちろん、商品紹介サイトへの遷移も可能です。

あるいはチャットボット上で顧客の疑問点を解消した直後に、資料請求のボタンを提示するなどの活用方法もあります。この方法を使えば、より多くの顧客に対して資料での訴求ができるようになるでしょう。

このようにチャットボットのシナリオ上に商品紹介や資料請求へつながる導線を設置できれば、自社ビジネスの売り上げにも良い影響を与えられます。

診断・ゲームコンテンツに応用できる

チャットボットは、診断・ゲームコンテンツを提供する場合にも使われます。応用的でやや工夫が必要ですが、決して難しいものではありません。

チャットボットは、基本的にユーザーの質問と自動回答を繰り返すことでトラブルシューティングを目指します。この作業は、複数の質問に順番に回答する診断コンテンツとプロセスはまったく同じです。つまりチャットボットに診断上必要な質問をさせて、ユーザーが回答すれば、簡易的な診断を実施できます。

またゲームコンテンツとして提供が可能です。チャットボットにストーリーと、ゲーム上で選べる選択肢を提示させ、「正しい選択により、ゲームクリアを目指す」というコンテンツを提供できます。

診断やゲームは、ユーザーの心理や購買欲求を刺激する強力な手段となり得ます。このような独自コンテンツは、顧客のロイヤルティを上げる効果も期待できるため、ニーズが合うようであれば検討してみるのも良いでしょう。

問い合わせ内容を分析できる

チャットボットには問い合わせ内容が蓄積されるため、データを分析できる点もメリットと言えるでしょう。分析結果から、ユーザーのニーズをつかんだり、購買傾向を把握したりできます。

例えば「このサービスの活用方法を知りたい」という問い合わせが多ければ、ユーザーはサービスをさらに活用したいと考えていることがわかります。これに対し、活用方法や役立つ使い方などのTipsをまとめたコンテンツを作成することで、ユーザーのニーズを満たせるでしょう。

また「この機能の使い方がわからない」という問い合わせが多い場合は、その機能の使い方を説明するコンテンツやマニュアルを作成しておくことで、ユーザーが自分で疑問を解決できるようになります。さらに開発担当にフィードバックし、その機能をさらに使いやすく改善することで、ユーザーのニーズにマッチしたサービスへとブラッシュアップできるでしょう。

このように、ユーザーからの問い合わせ内容には事業成長のヒントが詰まっています。チャットボットの分析機能を活用することで、自社のさらなる成長につなげられるでしょう。

チャットボットの分析方法とは?おさえるべきチェックポイントも解説!
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マーケティング支援ができる

マーケティング支援に活用できるチャットボットでは、

  • せっかくサイトに訪問してくれたのだから、販売チャンスを逃したくない
  • コンバージョン率や売り上げを増やしたい
  • ECサイトを訪問するユーザーにぴったりの情報を提供したい

といった課題が解決できます。

例えば、ECサイトにチャットボットを設置しておけば、ユーザーは気軽に質問でき、購買意欲も高まります。また、ユーザーが閲覧しているページ内容に応じて、チャットボットから資料ダウンロードを促すメッセージを送ると、コンバージョン率も向上するでしょう。

さらにチャットボットの利用状況を分析できるため、ユーザーのニーズや購買傾向などを詳しく分析してマーケティング戦略に役立てられます。

チャットボットでマーケティング活動を促進!事例やメリットを紹介
本記事では、チャットボットをマーケティングに活用する方法やメリットについて解説しています。事例も紹介しているので、リード獲得やコンバージョン率向上などでチャットボット導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

チャットボットの有効な活用方法

チャットボットの応用性は高く、あらゆる場面で活用されます。問い合わせはもちろん、ECサイトでのユーザー補助や社内ヘルプデスクとしての運用も可能です。さらにはLINEアカウントとの連携や、ナレッジ共有ツールとしての役割を果たす場合もあります。

下記では具体的な活用のあり方を解説するので参考にしてください。

ECサイトにおけるユーザー補助と商品サジェスト

チャットボットでは、ECサイトにおけるユーザーの購買行動を補助したり、商品をサジェストしたりする目的でも使われます。

具体的には、商品に関する質問を受け付けたり、ニーズに基づいた商品ページへ遷移が可能です。この施策を利用すると、以下のようなメリットが得られます。

  • 購入率の向上
  • サイト内回遊率の改善
  • ニーズの把握

まずチャットボットでユーザーをサポートすれば、当然ながら購入率は高くなります。自社にとってもっとも重要な売り上げが伸ばせる点は大きなメリットです。

またサイト内の回遊率も高められます。商品ページへ案内することで滞在時間が長くなり、SEO上でも良い影響が得られるでしょう。

さらにユーザーがチャットボットのサポートをどのように利用しているかで、ニーズを把握できます。これは、商品開発やECサイトのレイアウトを考える上で重要なヒントとなるでしょう。

社内ヘルプデスクとしての運用とFAQシステムとの連携

チャットボットはユーザー向けではなく、社内ヘルプデスクでも活用されます。社員が担当していたトラブルシューティングの代替が可能です。

チャットボットを社内ヘルプデスクとして活用した場合、以下のようなメリットが得られるでしょう。

  • 社内ヘルプデスクの負担が軽減される
  • スピーディーに問題が解決される
  • 社内で必要なナレッジが蓄積される

まず、チャットボットを導入すれば、ヘルプデスク担当者の業務負担を下げられます。同部門は業務型になりがちですが、一部自動化されるだけでも一助になるでしょう。

問い合わせる社員側から見れば、スピーディーな問題解決が期待できます。電話をかける、FAQから該当する回答を見つけるといった時間と手間が省けるからです。

また問い合わせられた内容を統計として記録しておけば、社内で必要なナレッジを蓄積できます。ユーザー向けに使われがちなチャットボットですが、社内向けのヘルプデスクでも活用が可能です。

社内ヘルプデスクとは?業務内容やメリット・課題・解決策を解説!
社内ヘルプデスクに関する基本的な知識、設置けるメリットや課題、その解決策について解説します。トラブル発生時に窓口が用意されていないと、業務が滞る恐れがあります。近年、社内ヘルプデスクを設置する企業が増えてきています。

LINEアカウントとの連携によるユーザー対応

チャットボットがあれば、LINEアカウントと連携し、LINEを通したサポートの提供も可能です

LINE上のメッセージで問い合わせを受け付け、回答自体はチャットボットの機能によって実施します。日常生活でもよく使われているLINEを媒介とすることで、ユーザーはさらに気軽に質問が可能です。

自社から見れば、ユーザー数が多いLINE上で、チャットボットによるトラブルシューティングを提供できるようになるため、利用者の増加が見込めるでしょう。

LINEチャットボットで何ができる?機能、事例、始め方を紹介
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チャットボットを通したナレッジ共有

チャットボットはナレッジ共有にも活用されます。

ほとんどのチャットボットには、「ダッシュボード」や「管理画面」などと呼ばれる機能が搭載されています。ここには、過去になされた問い合わせの内容や頻度、提示された回答が表示される仕組みです。

このような統計や分析を参照することで、「何がユーザーから求められていて、どのように回答すべきか」というナレッジが蓄積できます。社内ヘルプデスクとして活用している場合は、社員が抱えがちな問題を把握でき、その解決方法をナレッジとして保有できるようになるでしょう。

チャットボットの選び方

チャットボットツールは複数あるため、自社に合ったツールを選ばなければ効果的な成果にはつながりません。最適なチャットボットを選ぶためには、以下のポイントを意識すると良いでしょう。

目的で選ぶ

チャットボットは、ツールによって最適な利用シーンが異なります。そのため、自社の導入目的に適したツールを選定することで、そのツールの良さを最大化できるでしょう。

例えば「コンバージョン率を改善したい」という目的であれば、マーケティング活動に向いているチャットボットツールが適しています。マーケティング活動向けのツールは、ユーザーのWeb上の行動履歴に合わせて最適なチャットボットを自動でポップアップ表示するため、ユーザーの意欲を高めてコンバージョンにつなげられます。

一方「社内からの問い合わせが多いため、社員自身で疑問を解決できる仕組みを作りたい」という目的であれば、社内問い合わせに向いているチャットボットが最適です。社内問い合わせ用のツールは、あらかじめ問い合わせ対応のテンプレートが搭載されているものもあります。そのため自社では決められた項目のみを埋めるだけで、簡単に社内問い合わせ用のチャットボットが完成します。

このように、チャットボット導入の目的を軸にしてツールを選定することで、自社に最適なツールを見極められるでしょう。

AI型・シナリオ型で選ぶ

AI型かシナリオ型か、という視点で選ぶ方法もあります。

AI型は問い合わせ内容を機械学習していくため、精度の高い回答を返せる点が特徴ですが、機械学習のために膨大なデータを読み込ませる必要があり、運用に手間がかかる点には注意が必要です。

一方のシナリオ型は、問い合わせ内容のシナリオを設計することで自動回答する仕組みです。シナリオ設計の手間はかかりますが、Excelで簡単に読み込ませられるツールもあるため、AI型よりは運用が手軽と言えるでしょう。

AI型とシナリオ型では、できることや運用方法が異なります。どちらのメリット・デメリットも理解した上で、自社に適したチャットボットツールを選びましょう。

機能で選ぶ

チャットボットツールにより機能が大きく異なるため、機能面で選ぶのも良いでしょう。

例として、たいていのツールには分析機能が搭載されていますが、分析できる内容や表示方法などはツールにより異なります。分析結果をマーケティング戦略や営業戦略に活かしたいのであれば、高度で複雑な分析ができるチャットボットツールが向いています。しかし、それほど難しい分析をしなくても良いのであれば、シンプルな分析機能があるツールで充分です。

機能面で選ぶ際は、まずは自社で必要な機能を洗い出し、その機能を搭載しているツールを探します。必要な機能は「Must」と「Want」で洗い出しましょう。確実に必要な機能はMust要件とし、なるべくあった方が良い機能はWant要件として洗い出します。

そうすることで、ツールを選定する際の判断基準が明確になるでしょう。

料金プランで選ぶ

料金プランもツール選定の重要なポイントです。

自社の予算との兼ね合いがあるため、月額料金が予算内に収まるツールでなければコスト面の負担になってしまうでしょう。月額料金は毎月コンスタントにかかるので、長期的な視点でコストの予測を立てるべきです。

料金プランはツールによって異なります。例えばアカウントごとに料金がかかるツールであれば、利用者が増えるほどコストが増えます。

またプランごとに利用できる機能やサポート内容もまちまちです。「リーズナブルなプランを選んだら、使いたい機能が使えなかった」といったことがないよう、プランの内容は事前に確認しましょう。

さらにツールによっては、導入時に初期費用がかかるものもあります。一度しかかからない費用ではありますが、コスト面では大きな負担となるため、しっかりとチェックしましょう。

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サポートの充実度で選ぶ

チャットボットツールの導入や運用には、想像以上の手間がかかります。

導入時には、問い合わせ内容と回答を覚えさせたり、シナリオを設計したりしなければいけません。運用していく中で、回答の精度を高めるために定期的にメンテナンスする必要もあります。

また、社内でなかなか活用が進まずに、運用が定着しない場合もあるでしょう。そのときは社内のメンバーに使い方をレクチャーしたり、運用定着のために利用を促したりしなければいけません。しかし、これらの業務を通常業務と並行するのは大変です。

そこで考えておきたいのが、サポートの活用です。ツールベンダーのサポートを活用すれば、自社の手間を最小限にしてスムーズに導入・運用定着ができます

そのためツール選定の際には、どのようなサポートをしてくれるかという点にも注目しましょう。

チャットボットの選定手順

「チャットボットを導入したいけれど、どのように進めたら良いかわからない」という人は、以下の手順を参考にしてみてください。

ステップに沿って進めることで、自社にとって最適なツールを選べるでしょう。

導入目的を明確にする

まずは、チャットボットの導入目的を明確にしましょう。目的を考える際には、以下のような視点で考えるのがおすすめです。

  • なぜチャットボットを導入したいのか
  • チャットボットで、どのような課題を解決したいのか

目的があいまいだと、自社にとってどのようなツールが適しているのかがわからず、自社のニーズに合っていないツールを選定してしまいます。

また明確な目的があれば、社内の目的意識も統一されて同じ方向を向いて業務を進められます。社内の足並みが揃っていないとせっかくツールを導入してもうまく活用されないため、目的の明確化は重要です。

使いたい機能を洗い出す

次は、使いたい機能を洗い出します。以下のように、自社の状況から必要な機能を見極めましょう。

  • 簡単な質問だけでなく複雑な問い合わせも来るため、有人対応もしたい
  • 海外のお客様が多いため、多言語対応機能が必要である
  • チャットボットの利用データをマーケティングに活用できるよう分析機能がほしい

このように、自社で使いたい機能を明確にしておくことで、ツールを選定する際の判断材料となります

必要な機能は「Must」と「Want」で洗い出し、自社にとって「必ずほしい機能」と「なるべくあってほしい機能」に分けておきます。そうすることで、ツール選定の際の判断基準となり、より自社のニーズに合ったツールを見極められるでしょう。

チャットボットツールについての情報を収集する

目的や必要な機能にマッチしたチャットボットツールについての情報収集をします。

ツールは膨大な数があるため、まずはインターネットで検索して情報を集めると良いでしょう。そのツールのサービスサイトだけでなく、レビューサイトやSNSなどで実際のユーザーの口コミを確認するのも1つの手です。

さまざまなチャットボットツールについての情報を収集できたら、自社のニーズに合っているツールをいくつか選別しておきましょう。

チャットボットの活用事例・導入事例|メリットや成功に導くポイントも解説
チャットボットはユーザーからのお問い合わせを自動化するツールです。カスタマーセンター、ECサイト、社内ヘルプデスク、新卒採用サイトなど業種・業態を問わず幅広く使われています。本記事では、チャットボットを導入するメリットを解説した後、チャットボットの導入事例を10件紹介します。

気になるツールの資料請求をする

気になるツールをいくつか選別したら、そのツールについてさらに詳しく調べます。ツールベンダーに実際に問い合わせをする前に、資料請求をして詳細な情報を確認すると良いでしょう。

資料にはツールの機能やメリット、導入事例などがより詳しく記載されています。資料を読み込み、ツールについての理解を深めましょう。

特に、利用料金は資料を取り寄せなければわからないケースが多々あります。つまり、数多くの資料を取り寄せて見比べる作業が、より高いコストパフォーマンスの確保につながると言えるでしょう。

気になるツールの無料トライアルを試す

資料を確認したあとは、気になるツールの無料トライアルで実際の使い勝手を試します

トライアルの期間はツールにより異なりますが、短くて1週間、長くて1カ月ほど無料で試せる期間があります。導入後をイメージし、チャットボットツールの使い勝手を試しましょう。

また無料トライアルの際には、実際に利用する現場担当者にも使ってもらうことをおすすめします。より導入後を具体的にイメージできるため、現場担当者も巻き込んでツール選定を進めましょう。

現場の声をヒアリングしていくつかのツールを比較する

資料請求や無料トライアルなどを経て、そのツールについての理解を深めたら、いよいよツールを絞り込んでいきます。

現場の声をヒアリングし、そのツールを導入することで課題を解決できそうか判断しましょう。この段階で2~3製品に絞っておくと、最終判断が楽になります。

ユーザー視点での使い勝手はもちろん、管理画面の見やすさや操作のしやすさなども考慮すると良いでしょう。

自社に合ったツールを見極める

最後に残ったツールの中から、自社に最適なツールを見極めます。

経営層、管理者、現場担当者などに参加してもらい、どのツールが適しているか判断しましょう。費用対効果も試算しながら、自社の課題解決につながるチャットボットツールを選定します。

シンプルで使いやすいおすすめのチャットボットツール

ここからは、具体的なチャットボットツールを紹介していきます。まずはシンプルで使いやすいチャットボットツールを紹介します。

  • 初めてチャットボットツールを導入する
  • ITについての知識がなくても導入できるチャットボットを探している
  • チャットボット運用の手間を減らしたい

このような場合におすすめのツールです。

シンプルで使いやすいチャットボット特徴初期費用月額費用
さっとFAQシナリオ型
一問一答形式
0円10,000円~50,000円(税抜)
sincloチャットボット型Web接客要問い合わせ9,440円~29,440円(税抜か不明
hachidoriマーケティング支援ができるAIチャットボット要問い合わせ
Chat PlusAI機能もシナリオ設計機能も搭載0円1,500円~170,000円(税抜)
KARAKURI chatbotカスタマーサポートに特化したチャットボット0円
AI Messenger Chatbot独自AIエンジン500,000円(税抜か不明150,000円~(税抜か不明
RICOH Chatbot ServiceAI搭載型チャットボット5,000円(税抜)18,000円(税抜)~
Cross Talkシナリオトーク型とQAトーク型5,000円50,000円
hitoboチャットボットに登録した同じ内容のFAQページを作成要問い合わせ要問い合わせ
LogicalMind TALKAI搭載型チャットボット要問い合わせ要問い合わせ
tripla宿泊施設に特化したAIチャットボット要問い合わせ要問い合わせ
FirstContact最短即日から利用可能なチャットボット0円2980円~(税抜か不明
PEPポータルサイトやグループウェアなどに設置できるAI型チャットボット要問い合わせ要問い合わせ
無料で利用できるチャットボット15選!お試しのメリットや注意点も紹介
初めてチャットボットを導入する際は、使い方や効果を検証するために無料で使えるものがあれば試してみたいですよね。本記事では、無料で利用できるチャットボットツールを8つ紹介します。また、無料でチャットボットツールを利用するメリットも紹介しているため、導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

月額1万円から使えるチャットボット「さっとFAQ」

さっとFAQ」は、その名の通り「さっと」すぐに設置できるFAQチャットボットです。

Excelに「質問」と「回答」を貼り付けて登録するだけで、すぐに利用できる点が魅力です。Excelで設定できるため、チャットボット初心者でも運用しやすいでしょう。プログラミングの技術者がいなくても利用できるのは重要です。

またシナリオ形式の会話にも対応しており、一問一答だけでなく複雑な問い合わせにも対応できます。

会話の履歴や利用状況が視覚的に確認できるので、データ分析も簡単におこなえます。利用頻度の高い質問や、チャットボットが回答できなかった質問数などを洗い出せるので、チャットボットのブラッシュアップにもつなげられるでしょう。

使いやすく高機能ですが、利用料金は月額10,000円と決して高くはありません。さらに初期費用は発生せず、パフォーマンスに対して費用がかかりにくいチャットボットです。

  • 機能の特徴:設問数100~2,000件、一問一答形式、シナリオ形式、Excel対応、分析ダッシュボード
  • 料金プラン:月額10,000円~50,000円
  • 初期費用:0円
  • 導入企業:株式会社テンダ、昭和鉄工株式会社、株式会社セプテーニ・ホールディングスなど
  • URL:https://www.satfaq.jp/

ノーコードで使える「sinclo」

sinclo

(引用:sinclo公式サイト)

Webマーケティングやカスタマーサポートで活用されている「sinclo(シンクロ)」は、特許取得済のWebチャットボット接客ツールです。

オートメッセージ機能を使い、ユーザーの今のニーズに合わせて話しかけられるため、コンバージョン率の改善が期待できます。有人対応機能も搭載されているので、ハイブリッドな顧客対応が可能です。

また、ユーザーファーストで設計されているため、マニュアルなしでも直感的に操作できる管理画面も特徴的です。

  • 機能の特徴:チャットボット型Web接客、問い合わせ自動化、使いやすさ抜群
  • 料金プラン:月額9,440円~
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:ランサーズ株式会社、株式会社あしたのチーム、株式会社コンビーズ等
  • URL:https://sinclo.medialink-ml.co.jp/

国産初のチャットボット「hachidori」

(引用:hachidori公式サイト)

LINEの認定パートナーでもある「hachidori(ハチドリ)」は、マーケティング支援ができるAIチャットボットです。顧客や社内従業員からの質問に回答するだけでなく、LINEを活用し、つながりのあるユーザーにキャンペーン情報やメッセージを配信ができます。

商品購入日から3日後や1週間後など、あらかじめ決めたタイミングでメッセージを配信し、ユーザーごとにプロモーションやリマインドメッセージを送信できます。

カスタマーサクセスの専任担当者が手厚くサポートしてくれるので、スムーズに運用を定着させられる点も特徴です。

  • 機能の特徴:QAテンプレ、ステップ配信、行動計測、有人チャットツール
  • 料金プラン:要問い合わせ
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:ソフトバンク株式会社、レバレジーズ株式会社、不二精油株式会社、大和ハウス工業株式会など
  • URL:https://hachidori.io/

月額1,500円から使える「Chat Plus」

(引用:Chat Plus公式サイト)

導入企業件数が1万社以上を誇る「Chat Plus(チャットプラス)」は、月額1,500円から利用できます。IT、クラウドサービス、EC、小売、人材採用、金融、学校、官公庁など、さまざまな業界で活用されている点が特徴です。

AI機能もシナリオ設計機能も搭載されており、自社に合わせた運用ができます。またチャットボットのルール管理はExcelで可能なので、初心者にも扱いやすいツールと言えるでしょう。

LINEやZoom、Slackとも連携が可能で、使い勝手の良いチャットボットです。導入した企業によると、チャットボットで顧客接点が増えたことから、売り上げが30~200%増加したと報告されています。

  • 機能の特徴:AI会話、シナリオ設定、Q&A予測、Excel管理、データ分析、外部サービス連携
  • 料金プラン:月額1,500円~170,000円
  • 初期費用:0円
  • 導入企業:株式会社スマレジ、株式会社ビジョン、BizteX株式会社、株式会社 明大サポートなど
  • URL:https://chatplus.jp/

カスタマーサポートに特化した「KARAKURI chatbot」

(引用:KARAKURI chatbot公式サイト)

高精度なAIが搭載された「KARAKURI chatbot(カラクリチャットボット)」は、カスタマーサポートに特化したチャットボットです。

AIが学習を重ねると回答の精度が高まり、複雑な質問にも回答できるようになります。また、チャットボット上に問い合わせフォームやアンケートを設定でき、顧客情報の入手もできます。

なお、KARAKURIシリーズにはFAQ機能や有人チャット機能などもあるため、チャットボットと併用するとさらにカスタマーサポート業務を効率化できるでしょう。

  • 機能の特徴:高精度のAIエンジン、問い合わせフォームやアンケートの設置、他ツールとの連携
  • 料金プラン:要問い合わせ
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:株式会社メルカリ、株式会社SmartHR、三井ダイレクト損害株式会社など
  • URL:https://karakuri.ai/

カスタマーサポート向けAIチャットボット「AI Messenger Chatbot」

(引用:AI Messenger Chatbot公式サイト)

正解率を向上させるAI Compassという独自テクノロジーを使った「AI Messenger Chatbot」は、AIチャットボットが精度の高い回答を提供します。

特にカスタマーサポートに最適で、多くの企業に導入されており、FAQデータや問い合わせシナリオ、企業のニーズに合わせたロードマップをプロが作成してくれます。時間のかかる初期設計や運用定着などをサポートしてもらえるので、自社の負担を軽減しながらチャットボットの導入が可能です。

さらに、フィードバック機能、画像や動画の活用、利用状況のレポーティング機能も利用できます。充実した機能と使いやすさを兼ね備えたツールと言えるでしょう。

  • 機能の特徴:独自AIエンジン、システム連携、画像・動画利用、有人チャット
  • 料金プラン:月額150,000円
  • 初期費用:500,000円~
  • 導入企業:株式会社AbemaTV、株式会社タイミー、株式会社ファンケルなど
  • URL:http://www.ai-messenger.jp/

独自開発の高性能AI搭載「RICOH Chatbot Service」

(引用:RICOH Chatbot Service公式サイト)

株式会社リコーが開発・提供している「RICOH Chatbot Service」は、Excelで設問設定が始められる手軽さが魅力のAI搭載型チャットボットです。

チャットボットに設定したい質問と回答をExcelに登録し、チャットボットにインポートするだけで設定が完了します。

搭載されたAIはリコーの独自技術で開発されたもので、類義語・同義語・表記のゆれを自動で理解できる高性能なAIです。メンテナンスで修正すべき質問・回答の候補を自動で20件抽出してくれるため、メンテナンスのしやすさも特徴です。

  • 機能の特徴:独自開発のAI搭載、Excelでの簡単設定、修正候補の質問・回答の自動表示
  • 料金プラン:月額18,000円~
  • 初期費用:5,000円
  • 導入企業:雪印メグミルク株式会社、アルプスアルパイン株式会社、株式会社 快活フロンティア、株式会社NHKエンタープライズ、西武鉄道株式会社など
  • URL:https://www.ricoh.co.jp/service/chatbot

2種類の会話形式を使い分けられる「Cross Talk」

(引用:Flipdesk公式サイト)

「Cross Talk(クロストーク)」は、シナリオトーク型とQAトーク型の2種類の会話形式で問い合わせ対応が可能です。

シナリオトーク型では、フローチャートのように会話内容を線でつなぎ、細やかなトーク設定ができます。QAトーク型は、専用のExcelファイルに質問と回答を入力して管理画面にアップロードすることで、チャットボット上での会話を設定できます。

独自のアルゴリズムで「スマートフォン」と「スマホ」といった表記のゆれにも対応が可能です。

  • 機能の特徴:Excelで簡単設定、シナリオ型チャットボット、独自アルゴリズムを搭載
  • 料金プラン:月額50,000円
  • 初期費用:50,000円
  • 導入企業:株式会社キャリアカレッジジャパン、プレミアアンチエイジング株式会社など
  • URL:https://flipdesk.jp/news/20210309-3043/

FAQページも作成できる「hitobo」

(引用:hitobo公式サイト)

AIチャットボット「hitobo(ヒトボ)」は、チャットボットに登録した質問・回答と同じ内容のFAQページも作成できるツールです。チャットボットを更新するとFAQページも更新され、二重入力や二重運用が発生せず、ミスを防ぎます。

Q&Aを登録するだけで利用を開始できるため、最短3日でチャットボットを構築可能です。また有人チャットも併用できるため、チャットボットでは回答できなかった質問にすぐに対応でき、ユーザーの離脱を防止する効果もあります。

WebサイトだけでなくMicrosoft TeamsやGoogleサイトにも設置できる、汎用性の高さも特徴です。

  • 機能の特徴:チャットボットと同じ内容のFAQページを作成、有人チャット、TeamsやGoogleサイトにも設置が可能
  • 料金プラン:要問い合わせ
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:トレンドマイクロ株式会社、株式会社アデランス、株式会社アーバンリサーチなど
  • URL:https://hitobo.io/

AIと文書検索エンジンで最適な回答ができる「LogicalMind TALK」

(引用:LogicalMind TALK公式サイト)

「LogicalMind TALK(ロジカルマインドトーク)」は、カスタマーサポートやネットショップの問い合わせ対応などに活用できるAI搭載型チャットボットです。

Excelで登録したQ&Aに基づいて、AIが自動で最適な回答を導き出します。回答できなかった質問のデータも蓄積されるため、管理画面でメンテナンスすることで、より多くの質問に回答できるようになるでしょう。

また類似文書検索エンジンの「LogicalMind SCOPE(ロジカルマインドスコープ)」の機能も搭載されており、登録されたQ&Aだけでは回答できない質問にもドキュメントの該当ページを直接表示できます。

セキュリティ面が強固であり、教育機関や自治体でも利用されている点も特徴です。

  • 機能の特徴:AIが自動回答、メンテナンスのしやすさ、強固なセキュリティ
  • 料金プラン:要問い合わせ
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:三重県、アイペット損害保険株式会社、ダットジャパン株式会社など
  • URL:https://www.logicalmind.jp/

宿泊業には「tripla」

(引用:tripla公式サイト)

宿泊業の企業には、宿泊施設に特化したAIチャットボット「tripla(トリプラ)」がおすすめです。宿泊施設だけでなく、ECサイトや銀行、ブランドサイトなどでも使いやすいチャットボットツールです。

日本語、英語、簡体字中国語、繁体字中国語、韓国語に対応しており、海外からの問い合わせにも効率的に対応できます。LINEやFacebookメッセンジャーとの連携も可能で、ユーザーはより手軽にチャットボットを利用できます。

有人対応もできるため、オペレーターによるやり取りにも切り替えが可能です。オペレーターによる有人対応の質問・回答はAIが学習し、次回似通った問い合わせがきた場合にはチャットボットで対応できる点も便利です。

  • 機能の特徴:多言語対応、LINEやFacebookメッセンジャーとの連携、有人対応切り替え
  • 料金プラン:要問い合わせ
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:株式会社東急ホテルズ、大和ハウスリアルティマネジメント株式会社(ダイワロイネットホテルズ)など
  • URL:https://tripla.io/

最短即日から導入が可能「FirstContact」

(引用:FirstContact公式サイト)

「FirstContact(ファーストコンタクト)」は、最短即日から利用が可能なチャットボットツールです。

シナリオの作成は専用Excelの項目を埋めていくだけなので、簡単に設定が可能です。導入後には専門チームによる手厚いサポートもあり、初めてチャットボットを導入する企業にも向いています。

有人対応への切り替えも可能なため、ユーザーの問い合わせ状況に合わせて柔軟に対応できるツールです。

また初期費用0円と、コスト面の負担なく導入できます。ただしもっともリーズナブルなスタンダードプランは有人対応のみ、プレミアムプランとプロプランはAIチャットボットも利用できるなど、プランによって機能やサービスの差異があるため、検討の際には注意しておきましょう。

  • 機能の特徴:多言語対応、LINEやFacebookメッセンジャーとの連携、有人対応切り替え
  • 料金プラン:2980円~
  • 初期費用:0円
  • 導入企業:NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション株式会社、日本ハウズイング株式会社など
  • URL:https://first-contact.jp/

外部連携が充実している「PEP」

(引用:PEP公式サイト)

「PEP(ペップ)」は、ポータルサイトやグループウェアなどに設置できるAI型チャットボットです。自社運用のWebサイトや利用中のサービスに簡単に設置できる点がメリットです。

回答の精度を高めるためのAI学習は、わずか3クリックで完了します。メンテナンスにかかる時間は月に2時間程度なので、運用の手間もかかりません。

他の外部サービスとの連携により、さらに利便性が向上します。現在使っているツールを活用できるため、さらなる業務効率化が図れるでしょう。

  • 機能の特徴:日本語特化の独自AIエンジン、 外部サービスとの連携、有人対応
  • 料金プラン:要問い合わせ
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:株式会社マイナビ、JA三井リース株式会社、パーソルホールディングス株式会社、株式会社DDグループ、株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス、株式会社GEO、全日空商事株式会社、ランサーズ株式会社など
  • URL:https://pep.work/

高機能なおすすめチャットボットツール

次は、高性能なチャットボットツールのうち、おすすめの製品を紹介します。

  • 導入時から精度の高い回答を返したい
  • ビジネスチャットやグループウェアと連携したい
  • 複雑な分析をしたい

このような場合におすすめのツールです。

高機能チャットボット特徴初期費用月額費用
sAl Chat高い精度のAIエンジンを搭載要問い合わせ要問い合わせ
zendesk簡単操作なAIチャットボット要問い合わせ49ドル~(日本円約7,410円)
AI-FAQボット自動生成型チャボット要問い合わせ30,000円(税別)~
Support ChatbotSNS分析による高度な回答要問い合わせ要問い合わせ
PKSHA Chatbot膨大なQ&Aデータから回答を出力要問い合わせ要問い合わせ
COTOHA Chat & FAQ多言語対応で海外企業とのやり取りに特化0円505,000円(税別)
HIDEYOSHIシナリオ設計の代行に特化要問い合わせ要問い合わせ
AlliQ&Aと文書から最適な情報を回答要問い合わせ要問い合わせ
BenefitterSNSなどで利用でき、マーケティングに特化要問い合わせ要問い合わせ
LINC Biz bot独自AIが回答の最適化50,000円(税別)~50,000円(税別)~

充実したサポートがある「sAl Chat」

(引用:sAl Chat公式サイト)

独自のAIエンジンを搭載した「sAI Chat(サイチャット)」は、通常のAIエンジンとは異なり、少ないデータで学習できるチャットボットです。そのため、導入時から高い精度でユーザーの質問に回答できます。

コールセンターのオペレーター、社内ヘルプデスク、サイト内検索用のデザイン機能が利用でき、目的に合わせて最適化が可能です。また、カスタマーサクセスによる充実したサポートが、結果を出せるよう伴走してくれます。

設置するWebサイトに合わせて、チャットボットのサイズやデザインのカスタマイズも可能です。設置先のサイトと統一感のあるデザインのチャットボットを設置できるでしょう。

  • 機能の特徴:高精度、カスタマーサクセスによるサポート、優れたデザイン性
  • 料金プラン:要問い合わせ
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:キリンホールディングス株式会社、株式会社読売新聞、株式会社横浜銀行など
  • URL:https://saichat.jp/saichat/

簡単操作でシナリオを設定できる「zendesk」

(引用:zendesk公式サイト)

ビジネス用ツールを提供している「zendesk(ゼンデスク)」には、カスタマーサービス向けの機能が搭載されている「Zendesk for service」と、営業支援に特化した「Zendesk Sell」があります。

「Zendesk for service」に搭載されたメッセージング機能では、AIチャットボット「Answer Bot」を使用できます。会話のシナリオの設定は、数回のクリックで直感的に操作が可能です。できあがったチャットボットは、Webサイトやメールなどに設定でき、多用途に活用できます。

「Zendesk for service」にはチャットボット以外にも、FAQページの作成や高度な分析などの機能が搭載されている点も特徴です。

  • 機能の特徴:直感的な操作、チャットボット以外の機能も利用可能
  • 料金プラン:49ドル~(日本円約7,410円)
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:株式会社マネーフォワード、東京電力エナジーパートナー株式会社など
  • URL:https://www.zendesk.co.jp/

ビジネスチャットやグループウェアと連携できる「AI-FAQボット」

(引用:AI-FAQボット公式サイト)

「AI-FAQボット」は、Q&Aを登録したExcelを用意するとすぐに利用が開始できるチャットボットツールです。

搭載されたAIがQ&Aのデータからカテゴリを自動で割り振り、カテゴリボタンを自動生成します。また、ユーザーからの問い合わせで未登録の単語が出現しても、自動的に学習して2回目以降は回答できるようになります。

SlackやLINE WORKSなどのビジネスチャットやグループウェアとの連携も可能であり、さらなる業務効率化が図れるでしょう。

クラウド版だけでなくオンプレミス版も提供されているため、自社に合わせた運用が可能です。

  • 機能の特徴:AI搭載、Excelからの簡単登録、外部サービスとの連携
  • 料金プラン:30,000円~
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:太陽化学株式会社、イオン九州株式会社、株式会社ミニミニ、関電サービス株式会社など
  • URL:https://faq-bot.ai/ja/

約60億件ものテキスト解析をしたAI搭載「Support Chatbot」

(引用:Support Chatbot公式サイト)

「Support Chatbot(サポートチャットボット)」には、SNS分析により約60億件ものテキストを解析したデータを基にして独自開発されたAIエンジンが搭載されています。そのため精度の高い回答ができ、自然な会話が成り立ちます。

分析レポートも自動で作成され、改善すべき点に優先して対応が可能です。チャットのログデータはExcelやCSVで出力できるので、データ分析もしやすいでしょう。

チャットボットの構築は専任担当者が代行してくれる上に、運用方法や改善点のアドバイスもしてくれます。

  • 機能の特徴:高性能AIエンジン、多言語対応、有人対応切り替え、インターフェースのカスタマイズ
  • 料金プラン:要問い合わせ
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:厚生労働省、株式会社千趣会イイハナ、東京ガス株式会社、株式会社ユーキャン、スズキ株式会社、綜合警備保障株式会社、株式会社カオナビ、株式会社竹中工務店、株式会社サカイ引越センターなど
  • URL:https://chatbot.userlocal.jp/

インテリジェンスラーニング機能のAI「PKSHA Chatbot」

(引用:PKSHA Chatbot公式サイト)

3,700万件超のQ&Aデータを学習済みの「PKSHA Chatbot」には、質問文に対する単語パターンを自動付与するインテリジェンスラーニング機能を持つAIが搭載されています。質問文があいまいな場合でもAIが自動で聞き返すため、ユーザーは必要な情報を見つけることが可能です。

なお「OKBIZ.」シリーズにはチャットボットだけでなくFAQツールもあります。併用することで、カスタマーサポートがさらに効率化するでしょう。

  • 機能の特徴:高性能AIエンジン、SNS連携、有人対応切り替え
  • 料金プラン:要問い合わせ
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:オルビス株式会社、三井住友カード株式会社、大樹生命保険株式会社など
  • URL:https://www.okbiz.jp/solutions/okbiz-ai-chatbot/

多言語に自動翻訳「COTOHA Chat & FAQ」

(引用:COTOHA Chat & FAQ公式サイト)

「COTOHA(コトハ) Chat & FAQ」はNTTコミュニケーションズ株式会社が開発・提供するAIチャットボットです。事前学習やチューニングの必要がなく、高精度の回答を返します。

FAQからだけでなく、取扱説明書やマニュアルなどからも必要箇所を自動で抽出できる「自動回答抽出機能」も搭載されています。

また13言語に自動で翻訳されるため、海外とのやり取りが多い企業にもおすすめです。日本語と英語は音声による入力・出力にも対応しており、ユーザーとのコミュニケーションの幅が広がります。

  • 機能の特徴:高性能AIエンジン、自動回答機能、多言語対応
  • 料金プラン:50,000円~
  • 初期費用:0円
  • 導入企業:キリンホールディングス株式会社、東北電力株式会社、株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ、株式会社ドコモ・バイクシェア、ジェコス株式会社、埼玉県、日光市など
  • URL:https://www.ntt.com/business/services/application/ai/cotoha-cf.html

専任担当者の徹底サポート「HIDEYOSHI」

(引用:HIDEYOSHI公式サイト)

「HIDEYOSHI(ヒデヨシ)」は、プロにシナリオ設計をお任せでき、手軽に構築できるチャットボットです。

専任担当者が導入後もサポートしてくれるので、初めてチャットボットを導入する企業におすすめです。利用状況の分析もお任せでき、運用の手間を最小限に抑えられます。

ハッシュタグ機能が搭載されており、類似の質問をまとめて表示することも可能です。ユーザーが求めている情報を手早く見つけられて、離脱を防ぐ効果も期待できます。

  • 機能の特徴:シナリオ設計の代行、導入後サポート、ハッシュタグ機能
  • 料金プラン:要問い合わせ
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:株式会社ヤマダホールディングス、朝日生命保険相互会社、清水建設株式会社、フタバ産業株式会社、デル・テクノロジーズ株式会社、大日本印刷株式会社など
  • URL:https://hideyoshi-chatbot.jp/

Q&Aと文書から回答を見つける「Alli」

(引用:Alli公式サイト)

株式会社日立ソリューションズが提供する「Alli(アリィ)」は、登録したQ&Aと文書から最適な情報を選択して回答する高性能AIチャットボットです。マニュアルや取扱説明書などの内容をすべて登録するのは大変ですが、Alliは文書を登録すればそこからAIが自動で情報を抽出してくれます。

シナリオにも対応しており、ユーザーの質問次第で条件分岐や入力フォームなどの表示も可能です。直感的に利用状況を把握できるダッシュボードで、日々の運用をさらに効率化できます。

  • 機能の特徴:高性能AIエンジン、ドキュメント検索、有人対応切り替え、外部サービスとの連携
  • 料金プラン:要問い合わせ
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:株式会社シービーエス、パナソニック建設エンジニアリング株式会社、株式会社 アーレスティなど
  • URL:https://www.hitachi-solutions.co.jp/allganize/

マルチチャネル対応の「Benefitter」

(引用:Benefitter公式サイト)

「Benefitter(ベネフィッター)」は伊藤忠テクノソリューションズが提供しているチャットボットです。

Webサイト、LINE、各種ビジネスチャット、SMSなどで利用でき、マルチチャネルからのアクセスが可能です。有人チャットへの切り替えもできるため、より幅広い問い合わせ内容に対応できます。

ユーザーごとに蓄積された会話データを基に広告やキャンペーンを配信できるため、チャットボットを起点にマーケティング活動への展開もできるでしょう。

  • 機能の特徴:マルチチャネル対応、有人対応切り替え、パーソナライズ、辞書機能
  • 料金プラン:要問い合わせ
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:要問い合わせ
  • URL:https://benefitter.ai/

回答精度を高める独自機能を搭載「LINC Biz bot」

(引用:LINC Biz bot公式サイト)

「LINC Biz bot(リンクビズボット)」は、独自の自然言語処理技術で導入開始時から高い精度での回答が可能です。

FAQデータをまとめたExcelを用意するだけで構築でき、専任担当者が運用をサポートしてくれるので、手軽にチャットボットを導入できます。

回答精度を向上させるための「改善レコメンド機能」は、独自AIが回答の最適化ポイントを提案してくれる機能です。アドバイス通りに改善すると、回答精度をさらにブラッシュアップできます。

  • 機能の特徴:独自AI、改善レコメンド機能、LINE連携、有人対応切り替え
  • 料金プラン:50,000円~
  • 初期費用:50,000円~
  • 導入企業:シャープ株式会社、Dynabook株式会社など
  • URL:https://lincbizbot.jp/

マーケティング活用ができるおすすめチャットボットツール

チャットボットツールの中には、マーケティング活動に向いているツールも複数あります。そこでマーケティング活動におすすめのツールを紹介します。

  • チャットボットを起点にリード獲得をしたい
  • チャットボットからユーザーにキャンペーンを配信したい
  • データをマーケティングに活用したい

このような場合におすすめのツールです。

高機能チャットボット特徴初期費用月額費用
さっとFAQ質問や利用状況のデータ分析が可能0円10,000円~50,000円(税抜)
SYNALIOユーザーの状況を把握して回答要問い合わせ要問い合わせ
ChatBook新規リード獲得や育成に特化要問い合わせ要問い合わせ
zealsユーザーの購買意欲を促進0円CV数×単価
KUZENLINEマーケティングを加速化要問い合わせ要問い合わせ
TETORIサイト上の訪問履歴や行動履歴などを基に回答要問い合わせ10,000円~(税抜か不明)
BOTCHAN表現を学習して、利用するほど精度が高まる要問い合わせ要問い合わせ
GENIEE CHATマーケティングとカスタマーサポートに特化要問い合わせ要問い合わせ

ユーザー行動に合わせて会話する「SYNALIO」

(引用:SYNALIO公式サイト)

「SYNALIO(シナリオ)」は、会話データと行動データを掛け合わせて、ユーザーの状況を把握するチャットボットです。ユーザーの行動や感情が見える化されるため、オンラインでユーザーを接客できるようになります。

ユーザー一人ひとりの状況を読み取り、最適な会話やキャンペーンを自動で配信するため、クオリティの高いWeb接客が可能です。

また、シナリオ作成も簡単で、シナリオエディタを使えばドラッグ&ドロップで完成させられます。会話を活用した新しいデジタルマーケティングを提供したいときに、おすすめのチャットボットと言えるでしょう。

  • 機能の特徴:アクセスログ取得、ユーザークラスタ解析、Web接客
  • 料金プラン:要問い合わせ
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:株式会社丸山珈琲、日本生活協同組合連合会、株式会社小学館集英社プロダクションなど
  • URL:https://synal.io/

リード獲得と育成も可能な「ChatBook」

(引用:ChatBook公式サイト)

「ChatBook(チャットブック)」は、新規リード獲得や育成に強いチャットボットです。Facebook、Instagram、LINEといったSNSと連携させてマーケティングを実施したい企業におすすめです。

会話だけでなく広告やWebサイトも配置すれば、露出を増やせます。また、Webサイトにおけるユーザーの動線を可視化しながら、それぞれのユーザーごとに個別対応する機能も搭載しています。

ノーコードで設定できるチャットボットなので、プラットフォームが増加したときも簡単に設定が可能です。

  • 機能の特徴:リード獲得、ナーチャリング、SNS広告、ノーコード
  • 料金プラン:要問い合わせ
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:行政書士みなと国際法務事務所、AIQVE ONE株式会社、サッポロビール株式会社など
  • URL:https://www.chatbook.ai/

おもてなしができる「zeals」

(引用:zeals公式サイト)

完全成果報酬型でチャットボットサービスを提供する「zeals(ジールス)」は、ユーザーの購買意欲を促進する接客チャットボットです。チャットボットの初期費用が0円で、料金は「CV数×単価」のみのため、低リスクで導入できます。

対話フローはLINEのヒアリングに入力するだけで完結し、複雑な開発が必要なく、依頼企業にとっても利用しやすいチャットボットです。問い合わせの会話設計もコミュニケーションデザイナーが代行してくれるため、手軽に運用できます。

導入企業数は400社以上にのぼり、サービス利用継続率は98.9%と高い数字を記録しています。

  • 機能の特徴:24時間即時対応、完全成果報酬型、LINE搭載、導入工数なし
  • 料金プラン:CV数×単価
  • 初期費用:0円
  • 導入企業:中部電力ミライズ、仙台銀行、湘南ゼミナールなど
  • URL:https://chatcommerce.zeals.co.jp/

目的に合わせて選べる「KUZEN」

(引用:KUZEN公式サイト)

「KUZEN(クウゼン)」では、目的に合わせた各種チャットボットツールが展開されています。

「KUZEN-LINK」はLINE公式アカウントにチャットボットを埋め込み、LINEマーケティングを加速化するツールです。「KUZEN-EFO」はユーザーからの問い合わせを増やすための、チャット形式のフォーム入力の最適化ができます。

どのツールも自然言語処理機能が搭載され、直感的なUIでシナリオを設計できる点が大きな特徴です。またテキストだけでなく画像や選択肢などの回答ができ、わかりやすい最適な回答をユーザーに提供してくれます。

  • 機能の特徴:目的に合わせた各種チャットボットツール、多言語対応、自然言語処理機能
  • 料金プラン:要問い合わせ
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:三井不動産株式会社、株式会社サンリオ、カルビー株式会社など
  • URL:https://www.kuzen.io/

Webサイトのコンバージョン改善に「TETORI」

(引用:TETORI公式サイト)

Webサイトの改善ツール「TETORI(テトリ)」にはチャットボット機能が搭載されています。ユーザーのWebサイトへの訪問履歴やサイト上の行動履歴などを基に、パーソナライズした会話を表示できるサービスです。

シナリオ型チャットボットなので、AI型と異なり、学習の必要がありません。そのためシナリオを設計すれば、すぐに利用を開始できる点もメリットです。

TETORIには、チャットボットの他にもポップアップの表示や、セグメントしたユーザーに対するWebページの表示などもできます。さまざまな施策を併せて、Webサイトのコンバージョン改善を図りましょう。

  • 機能の特徴:シナリオ型、パーソナライズ対応、チャットボット以外の機能も利用可能
  • 料金プラン:10,000円~
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:弁護士ドットコム株式会社、駒澤大学、公益社団法人三重県観光連盟など
  • URL:https://www.tetori.link/

ユーザーの問い合わせを促す「BOTCHAN AI」

(引用:BOTCHAN公式サイト)

BX(ブランド体験)プラットフォーム「BOTCHAN(ボッチャン)」シリーズの「BOTCHAN AI」は、ユーザーが使いやすいインターフェースに設計されており、ユーザーの問い合わせを促して離脱を防ぎます

独自の自然言語処理アルゴリズムのAIが、ユーザーの言い回しや表現を学習するため、利用されるほど精度が高まっていく点が特徴です。

なお「BOTCHAN」シリーズには、チャットフォームツールやLINEチャットツールも展開されています。併用すると、さらに効果を得られるでしょう。

  • 機能の特徴:独自AI搭載、使いやすいUI/UX
  • 料金プラン:要問い合わせ
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:株式会社ファンファレ、ビズメイツ株式会社、早稲田美容専門学校など
  • URL:https://botchan.chat/product/ai

マーケティングとカスタマーサポートの強化「GENIEE CHAT」

(引用:GENIEE CHAT公式サイト)

「GENIEE CHAT(ジーニーチャット)」は、マーケティングとカスタマーサポートの強化ができるチャットツールです。以前は「chamo(チャモ)」として提供されており、名称が変更されています。

チャットボットだけでなく、有人チャットやチャットフォームなどさまざまな対応が可能です。また、ユーザーの訪問履歴や閲覧ページに合わせて表示する会話を変えられ、ユーザーごとに対応を最適化できます。

チャットを通じてさまざまな顧客体験を提供することで、購買意欲を高めてコンバージョンを向上させられるでしょう。

  • 機能の特徴:有人対応切り替え、チャットフォーム表示、パーソナライズした対応
  • 料金プラン:要問い合わせ
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:IEYASU株式会社、特定非営利活動法人チャイルドライン支援センター、沖縄特産販売株式会社など
  • URL:https://chamo-chat.com/

社内ヘルプデスクにおすすめのチャットボットツール

チャットボットは社内ヘルプデスクでも活用が可能です。社内からの問い合わせが多い経理や人事、情報システムなどの部署の問い合わせ内容を登録しておくと、社内からの問い合わせ対応の工数を削減できます。

  • 社内からの問い合わせが多く、対応工数がかかっている
  • 就業時間外に社員から問い合わせが来てストレスになっている
  • マニュアルを作成しているのに確認してくれない

このような場合におすすめのチャットボットツールを紹介します。

高機能チャットボット特徴初期費用月額費用
HiTTO膨大な質問を学習済みのAI搭載要問い合わせ要問い合わせ
Chat Dealer AI人事や総務に寄せられた質問要問い合わせ要問い合わせ
My-ope officeシンプルなUIと徹底したサポート要問い合わせ要問い合わせ
HRBrain AIチャボット個社特有の質問も追加が容易要問い合わせ要問い合わせ
AI-Qテキストだけでなく画像や資料を表示要問い合わせ要問い合わせ
LOOGUE FAQシンプルなUIで自動で多言語に翻訳要問い合わせ要問い合わせ
PrimeAgent少ないデータでも学習して多言語にも対応要問い合わせ1,000,000円~(税抜か不明)
LANSCOPE社内のセキュリティチェックもおこなえる30,000円(税抜)100円(税抜)~
OfficeBotFAQの登録だけで自動シナリオを生成350,000円(税抜か不明)150,000円(税抜か不明)
WisTalk総務・人事・ITの用語を学習済み0円要問い合わせ

膨大な質問を学習済みの「HiTTO」

(引用:HiTTO公式サイト)

「HiTTO(ヒット)」は、日本中の企業のバックオフィスナレッジを体系化した膨大な質問を学習させているAIを搭載しています。そのためFAQデータやシナリオ作成の必要がなく、自社で回答の中身を設定するだけで手軽に運用が可能です。

問い合わせ履歴をAIが分析し、不足している回答をレコメンドしてくれるため、アドバイス通りに回答を追加することでチャットボットをブラッシュアップできます。

また、チャットボットのキャラクターの設定も可能です。ユーザーの愛着が湧き、利用を促進できるでしょう。

  • 機能の特徴:膨大な質問を学習済みのAI搭載、AIによるレコメンド、キャラクター設定
  • 料金プラン:要問い合わせ
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:三菱ケミカル株式会社、株式会社ベルク、三洋化成工業株式会社など
  • URL:https://hitto.jp/

400種類以上のテンプレートが搭載されている「Chat Dealer AI」

(引用:Chat Dealer AI公式サイト)

社内向けAIチャットボットの「Chat Dealer AI(チャットディーラーAI)」は、人事や総務、情報システムに寄せられた質問に対して自己解決を促せます。

社内でよくある質問のテンプレートが400種類以上搭載されており、自社の状況に合わせてテンプレートを選択して回答を埋めれば、すぐに利用できます。

専任サポート担当者が導入から運用まで伴走してくれるため、チャットボットを初めて導入する企業でも安心してお任せできるでしょう。

  • 機能の特徴:シナリオボット作成、レポート分析、Excelデータ取り込み
  • 料金プラン:要問い合わせ
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:第一実業株式会社、株式会社きらぼしコンサルティング、KDDI株式会社、獨協大学、株式会社マクロミルなど
  • URL:https://www.chatdealer.jp/

ビジネスチャットツールでチャットボットを使える「My-ope office」

(引用:My-ope office公式サイト)

「My-ope office(マイオペオフィス)」は、シンプルなUIで簡単に設定できる社内向けチャットボットです。

チャットワークやSlackなどのビジネスチャットツールと連携すると、普段の業務で使っているツールの中でチャットを利用できるようになります。

導入前から導入後まで専任担当者が徹底サポートしてくれるので、スムーズな運用につなげられる点も魅力です。大手企業や自治体にも導入されるほどの強固なセキュリティで、大事な社内の情報を守ってくれる点も強みです。

  • 機能の特徴:シンプルなUI、外部サービスとの連携、手厚いサポート
  • 料金プラン:要問い合わせ
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:株式会社赤ちゃん本舗、株式会社エイチ・アイ・エス、株式会社資生堂など
  • URL:https://www.my-ope.net/

社内コミュニケーションを進化させる「HRBrain AIチャボット」

(引用:HRBrain公式ホームページ)

「HRBrain AIチャットボット」は、バックオフィス業務に革新をもたらすAI技術を駆使したサービスです。

ChatGPT APIを利用して、自動で質問パターンを生成し、テンプレート機能とダッシュボード機能を備えています。これにより、お客様の多様な問い合わせに迅速かつ的確に応答が可能です。

「HRBrain AIチャットボット」は、質問ログ機能とシナリオ型チャット、フリーワード型チャットへの対応が強みです。表記ゆれにも柔軟に対応し、チャットツールとの連携もスムーズにできます。

また、社内コミュニケーションの効率化はもちろん、顧客サポートの質も飛躍的に向上します。

  • ・機能の特徴:ChatGPT APIを利用、質問パターン自動生成、独自のチャットボットの設定が可能、フリーワード型チャットに対応
  • ・料金プラン:要問い合わせ
  • ・初期費用:要問い合わせ
  • ・導入企業:ブックオフコーポレーション株式会社、オーケー株式会社、株式会社JALUX、JA三井リース株式会社、株式会社すかいらーくホールディングスなど
  • URL:https://www.hrbrain.jp/assistant

IBM Watson活用「AI-Q」

(引用:AI-Q公式サイト)

「AI-Q(アイキュー)」は、IBMのAI「Watson」を活用した社内問い合わせ用チャットボットです。

テキストだけでなく画像や資料を表示し、そのままダウンロードも可能です。探す手間を削減し、生産性向上に繋がるでしょう。

オプションでQ&Aの作成やAIの育成をサポートしてもらえるので、自社でチャットボットの構築・運用のリソースがなくても安心です。

  • 機能の特徴:IBM Watson活用、画像や資料のダウンロード、手厚いサポート
  • 料金プラン:要問い合わせ
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:京セラコミュニケーションシステム株式会社、株式会社日立物流、関西電力株式会社など
  • URL:https://www.k-idea.jp/product/ai/ai-q.html

大量の単語を学習済み!すぐに使える「LOOGUE FAQ」

(引用:LOOGUE FAQ公式サイト)

「LOOGUE FAQ(ローグFAQ)」は、社内で使用される単語を中心に学習済みのAIが搭載されています。そのため運用前の手間のかかるチューニングが必要なく、スムーズに導入できる点がメリットです。

部署ごとのテンプレートを活用すると、FAQデータの作成がより手軽になります。さらにマニュアルなどのドキュメントを読み込むと自動でFAQデータが生成され、構築の手間がほとんどかかりません。

自動で多言語に翻訳するため、海外スタッフが多い企業でも安心して利用できます。

  • 機能の特徴:独自AI搭載、FAQデータの自動生成、多言語対応、テンプレート搭
  • 料金プラン:要問い合わせ
  • 初期費用:要問い合わせ
  • 導入企業:ヤマハ発動機ビズパートナー株式会社、協和キリン株式会社、Primetals Technologies Japan株式会社など
  • URL:https://loogue.net/

Excel運用だから楽々「PrimeAgent」

(引用:PrimeAgent公式サイト)

「PrimeAgent(プライムエージェント)」は、Excelで構築・管理ができるチャットボットです。2013年から蓄積されているノウハウやデータを活かし、学習データが少なくても適切な回答を返せます

シナリオも作成でき、ユーザーが最適な回答を得られるように導線設計も可能です。

また、7言語に標準装備されており、希望する場合にはその他の外国語についても対応できます。外国人のスタッフが多くてレクチャーが大変な企業でも、これさえあればコミュニケーションが楽になります。

  • 機能の特徴:少ないデータでも学習、シナリオ作成、多言語対応
  • 費用:1,000,000円~
  • 導入企業:三菱電機株式会社、Peach Aviation株式会社など
  • URL:https://www.scsk.jp/sp/primeagent/

部署ごとにチャットボットを分けられる「LANSCOPE」

(引用:LANSCOPET公式サイト)

「LANSCOPE(ランスコープ)」の「セキュリティオーディター」は問い合わせ対応やセキュリティチェックなど、手間のかかるバックオフィス業務を自動化してくれるツールです。

事前に用意されているFAQのテンプレートをベースにしてチャットボットを設定できるため、一から問い合わせ内容を洗い出す必要がありません。チャットボットは複数設置でき、部署ごとにボットを分けることも可能です。

またMicrosoft365の監査ログを自動で収集し、セキュリティルール違反を管理者と社員に通知します。36協定や経費精算の締め日などについても守られていない社員に通知できるため、社内のルール浸透も促進されるでしょう。

  • 機能の特徴:FAQテンプレート搭載、ルールをチェックして違反者に通知、外部サービス連携
  • 料金プラン:100円~
  • 初期費用:30,000円
  • 導入企業:大和財託株式会社、株式会社多摩川電子、株式会社キャリアコンサルティングなど
  • URL:https://www.syncpit.com/

シナリオを自動生成する「OfficeBot」

(引用:OfficeBot公式サイト)

「OfficeBot(オフィスボット)」はFAQを登録するだけで、自動でシナリオを生成して拡張します。シナリオを設計したりAIに学習させたりする必要がないため、運用の手間が大きく削減されます。

専任のカスタマーサクセススタッフが、導入後も手厚くサポートしてくれるため、スムーズに運用を定着でき、導入1カ月後から問い合わせ件数の削減を実感できるでしょう。

  • 機能の特徴:AIがシナリオを自動生成、手厚いサポート、多言語対応
  • 料金プラン:150,000円
  • 初期費用:350,000円
  • 導入企業:島村楽器株式会社、株式会社稲葉製作所、さくら情報システム株式会社など
  • URL:https://officebot.jp/

総務・人事・ITなどで使われる用語を事前学習「WisTalk」

(引用:WisTalk公式サイト)

パナソニックが提供する「WisTalk(ウィズトーク)」は、総務・人事・ITなどで使われる用語が事前に学習されているため、表現のゆれも即座に判断して最適な回答を返せます

また質問を最後まで入力しなくても質問文の候補を提案してくれるため、より手軽にチャットボットを利用できるでしょう。

画像やファイルの添付、有人チャットへの切り替え、グループウェアとの連携など、便利な機能も充実しています。

  • 機能の特徴:用語を事前学習済み、質問文のサジェスト、外部サービス連携
  • 料金プラン:要問い合わせ
  • 初期費用:0円
  • 導入企業:株式会社商工組合中央金庫、株式会社ホンダロック、株式会社クスリのアオキなど
  • URL:https://www.panasonic.com/jp/business/its/wistalk.html

最近はLINEチャットボットもおすすめ

ここまで40製品のチャットボットツールを紹介しましたが、最近はLINEチャットボットを導入する企業も増加しています。

国内でも圧倒的なユーザー数を誇るLINE上でチャットボットを稼働できるため、より幅広いユーザーの利用を促せます。

特徴1:LINEのトークルームで自動応対できる

LINEチャットボットは、LINEのトークルームで自動応対ができるチャットボット機能です。企業が公式アカウントを作成することでLINEチャットボットを利用できます。

「応答メッセージ」では、ユーザーから特定の単語が含まれたメッセージを受信した際に、あらかじめ登録しておいたメッセージを返信できます。「AI応答メッセージ」は、AIがユーザーからのメッセージの内容を判断して最適な回答を返す仕組みです。

特徴2:クーポンや画像なども配信できる

LINEチャットボットでは、ユーザーからの問い合わせ内容に合わせたクーポンや画像、動画やLINEスタンプも配信できます。

例えば購入を迷っているユーザーに割引クーポンを配信することで、購買を後押しするといったことも可能です。テキストだけでなくさまざまなコンテンツを配信できるため、よりユーザーとのつながりを深められるでしょう。

特徴3:APIでチャットボットツールと連携できる

LINEチャットボットはAPI連携により、外部のチャットボットツールとの連携も可能です。

LINEのほかにもWebサイトやビジネスチャットなどでもチャットボットを使いたい場合は、チャットボットツールを導入することで、LINEを含めたすべてのチャットボットを1つのツールで管理できます。

ツール選定の際には、本記事で紹介したツールをぜひご参考ください。

チャットボットの導入時の注意点

数多くのメリットをもたらしてくれるチャットボットですが、導入時にはいくつかの注意点があります。何も準備がないまま導入しても期待通りのパフォーマンスを得られないばかりか、むしろ社内の体制を混乱させてしまうかもしれません

導入時には以下のポイントを理解しておく必要があります。

既存のシステムとの互換性を確認しておく

チャットボットを選定・契約する前に、既存のシステムとの互換性を確認する必要があります。これができていないと、チャットボットをシステム上に組み込めず、使い勝手が悪くなる可能性があるからです。

チャットボットの種類によって、連携できるサービスやAPIは異なります。もし自社の主戦力となっているツールと連携できないとなれば、導入しても高いパフォーマンスは得られません。

したがって既存のシステムとその環境に対して互換性のあるチャットボットを選ぶ必要があります。そうすればチャットボットが孤立せず、高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。

シナリオ設計に関するリソースを用意する

AI型ではなくシナリオ型のチャットボットを利用しているなら、シナリオ設計に関するリソースを用意しなければいけません

チャットボットに適切な応答を実施させるには、まず膨大な量のシナリオを記憶させなければいけません。しかしこのシナリオを作成するには、もちろんまとまったヒューマンリソースを要します。

シナリオを考案するだけでなく、回答内容が正しいか別部署に確認したり、上層部から許可を得たりする必要もあるでしょう。そのように考えれば、シナリオ設計に関するリソースを計算しておかないとスムーズな導入が難しくなります。

ある程度計算して、人員を確保しておきましょう。

LINEチャットボットで何ができる?機能、事例、始め方を紹介
本記事ではLINEチャットボットについて解説しています。LINEアプリのトークルームでユーザーの問い合わせに自動対応が可能です。LINEチャットボットの機能や導入事例について紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

オペレーターによる有人対応を用意しておく

チャットボットを導入しても、オペレーターによる有人対応は引き続き用意するべきです。なぜなら、人間にしか解決できない問い合わせもあるからです。

チャットボットは、一問一答もしくはYES or Noで完結する、シンプルな会話を大量にこなすことに長けています。一方でシナリオでは想定しきれないレアケースや複雑な状況を解決するのは不得意です。

ビジネスの世界で起きうる重大なトラブルの一部は、「機械がその状況を想定しておらず、正常に作動しなかった」ことに起因しています。つまり予想外かつ重要度の高い事案が発生した場合、チャットボットしか用意できていなければ、適切に対応できず大惨事になるかもしれません。

機械が対応しきれない問題は、人間の手で解決する必要があります。チャットボットが不得意な問い合わせを処理するために、有人対応は残しておきましょう。それは、企業にとって重大なトラブルがあったとき、適切な対応の実施にもつながります。

追加のチューニングに関して計画を立てる

チャットボットを利用する際は、追加のチューニングに関して計画を立てておきましょう。これは長期的に運用する上で必要なタスクです。

例えばシナリオ型チャットボットを導入したとしましょう。初期設定したシナリオに基づきテンポよく問い合わせを処理していく中でも、想定できない質問もあるはずです。シナリオで想定されていないなら、チャットボットはその質問に的確に対応できません。

したがって解決できなかった質問に対して新しいシナリオを追加する「チューニング」という作業が必要になります。これができなければ、チャットボットのパフォーマンスは低いままで、高い成果が期待できないでしょう。

チャットボットに入る問い合わせ内容は、企業の成長や変化とともに変わっていくはずです。つまり、チューニングは継続的に実施する必要があります。

導入して終わり、ではなく、どのようにチャットボットを進化させていくのか、計画を立てておきましょう。

おすすめのチャットボットを導入して業務効率化を狙おう

本記事では、おすすめのチャットボットを40選紹介しました。

AI型かシナリオ型か、どちらを選べばいいのかは、導入の目的や活用シーンによって異なるため、まずは自社の課題を洗い出すところから始めましょう。自社の課題が明確になれば、どのような機能が必要か、どのような運用体制ができるかといった内容を分析でき、自社に最適なチャットボットツールを見極められます。

またチャットボットを適切に運用すれば、社内の限られた人員を有効活用でき、生産性向上にもつながります。さらにユーザーの離脱を防ぎ、資料ダウンロード数やコンバージョン率の向上も可能です。

業務効率化を図る上でもチャットボットは欠かせないツール。ぜひ本記事で紹介したおすすめのチャットボットを参考に、最適なチャットボットツール選定にお役立てください。

弊社サンソウシステムズでは月額1万円から始められる「さっとFAQ」というチャットボットツールを提供しています。Excelから会話データを簡単に作成でき、プログラミングスキルも必要なく導入・分析が可能です。

30日間の無料トライアルもご用意しましたので、「まずは使って試してみたい」という方はこの機会に導入をご検討ください。

無料で利用できるチャットボット15選!お試しのメリットや注意点も紹介
初めてチャットボットを導入する際は、使い方や効果を検証するために無料で使えるものがあれば試してみたいですよね。本記事では、無料で利用できるチャットボットツールを8つ紹介します。また、無料でチャットボットツールを利用するメリットも紹介しているため、導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
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