おすすめのチャットボット10選!AI型とシナリオ型を使い分けよう

導入
監修者
蒔田 豊

株式会社サンソウシステムズ取締役・サービス事業本部長

インフラ・ネットワーク・WEB開発を経験し、コンサルティングとして様々な顧客のIT課題解決に貢献。その後チャットボットソリューションのサービス事業を立ち上げDX推進に従事。趣味は滝巡り。

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オウンドメディアやECサイトの運用を始めると、問い合わせ対応の負担が増えてきます。「顧客との会話を自動化したいので、おすすめのチャットボットが知りたい」と考える運営担当者が多くいるでしょう。

チャットボットを導入すると、ユーザーとの会話がスムーズになり、社内の業務負担を軽減できるというメリットがあるからです。

そこで今回の記事では、チャットボットのタイプや利用目的を解説した後、おすすめのチャットボットをご紹介します。中には月額1万円から利用できる製品もあるので、ぜひ参考にしてください。

チャットボットとは

チャットボットとは、テキストや音声を使って自動で会話できるツールのことです。ECサイトや企業のホームページ、オウンドメディアなどで、広く活用されています。

チャットボットを設置しておくと、ユーザーが簡単に情報収集しやすくなるため、コンバージョン率が高くなるというメリットがあります。また、外部の顧客向けだけでなく、社内のヘルプデスクとしてチャットボットの活用が可能です。

チャットボットの種類には大きく分けて2種類あり、人工知能を用いた高度なチャットボットと、Q&Aなど、パターンが決められた会話を自動化するチャットボットがあります。

次に、AI型とシナリオ型のチャットボットを説明し、利用目的を見ていきましょう。

AI型

AI型のチャットボットは、Q&Aや商品サービス情報といった大量のデータを入力し、何度も機械学習を行い精度を上げていきます。そうすることで、未知の質問がユーザーから投げかけられても、正しい回答を自動で出せるようになります。

人間と話しているような自然な会話ができるのが特徴で、幅広いコミュニケーションが実現できるでしょう。

しかし、AI型はシナリオ型に比べてコストがかかるという点に留意する必要があります。最低でも月額10万円~で、導入までの期間も長く、実際に使用できるようになるまでに1か月以上かかることがあります。

また、初期費用も高額になるケースが多く見られるため、必ず数社から見積もりを取るようにしましょう。

シナリオ型

シナリオ型のチャットボットは、「よく聞かれる質問」と「回答」を会話形式で作成し、ユーザーからの質問に対して自動で回答を抽出します。また、ユーザーが複数の中から質問を選んでいくフローチャート形式のチャットボットもあります。

Excelに質問と回答をまとめておけば、そのままデータをインポートできるため、AI型と比較して導入しやすいというメリットがあります。

月額費用は1万円~とAI型とは違い、低価格で活用できるのも魅力の1つです。

チャットボット導入の目的・メリット

チャットボットの利用目的は「問い合わせ対応」と「マーケティング支援」の2つがあります。

問い合わせ対応

問い合わせ対応のチャットボットは、以下のような問題を解決します。

  • 同じ内容の問い合わせが多い
  • 単純な問い合わせ対応に時間が取られ、ほかの業務に割く時間がない

このようなケースでチャットボットは有効で、問い合わせ対応の人員を削減しながらコア業務に集中できるようになります。

マーケティング支援

マーケティング支援で活用されるチャットボットでは

  • コンバージョン率や売上を増やしたい
  • ECサイトを訪問するユーザーにぴったりの情報を提供したい

といった課題が解決できます。

例えば、ECサイトにチャットボットを設置しておけば、ユーザーは気軽に質問でき、購買意欲が高まります。また、ユーザーが閲覧しているページ内容に応じて、チャットボットから資料ダウンロードを促すメッセージを送ると、コンバージョン率が向上するでしょう。

おすすめのチャットボット10選!

おすすめのチャットボットを厳選したので、ぜひ参考にしてください。

月額1万円~「さっとFAQ」

「さっとFAQ」は、その名の通り「さっと」すぐに設置できるFAQチャットボットです。Excelに「質問」と「回答」を貼り付けて登録するだけですぐに利用できるのが魅力です。

会話の履歴や利用状況が視覚的に確認できるので、データ分析も簡単に行えます。シナリオ形式の会話にも対応しており、月額1万円のプランからどちらも利用できます。

  • 機能の特徴:設問数100~2,000件、一問一答形式、シナリオ形式、Excel対応、分析ダッシュボード
  • 料金プラン:月額10,000円~50,000円
  • 初期費用:0円
  • 導入企業:株式会社テンダ、昭和鉄工株式会社、株式会社セプテーニ・ホールディングス等
  • URL:https://www.satfaq.jp/

月額1,500円~「チャットプラス」

導入企業件数が1万社以上を誇る「チャットプラス」は、月額1,500円から利用できます。IT、クラウドサービス、EC、小売、人材採用、金融、学校、官公庁など、さまざまな業界で活用されているのが特徴です。

LINEやZoom、Slackとも連携可能で、使い勝手のいいチャットボットです。導入した企業によると、チャットボットで顧客接点が増えたことから、売り上げが30~200%増加したと報告されています。

  • 機能の特徴:AI会話、シナリオ設定、Q&A予測、Excel管理、データ分析、外部サービス連携
  • 料金プラン:月額1,500円~170,000円
  • 初期費用:0円
  • 導入企業:株式会社スマレジ、株式会社ビジョン、BizteX株式会社、株式会社明大サポート等
  • URL:https://chatplus.jp/

国産初のチャットボット「hachidori」

LINEの認定パートナーでもある「hachidori」は、マーケティング支援ができるAIチャットボットです。顧客や社内従業員からの質問に回答するだけでなく、LINEを活用し、つながりのあるユーザーにキャンペーン情報やメッセージを配信することができます。

商品購入費から3日後、1週間後など、あらかじめ決めたタイミングでメッセージを配信し、ユーザーごとにプロモーションやリマインドメッセージを送信できます。

  • 機能の特徴:QAテンプレ、ステップ配信、行動計測、有人チャットツール
  • 料金プラン:要問合せ
  • 初期費用:要問合せ
  • 導入企業:ソフトバンク株式会社、リクルート、住友生命、大和ハウスグループ等
  • URL:https://hachidori.io/

カスタマーサポート向けAIチャットボット「AI Messenger」

正解率を向上させるAI Compassという独自テクノロジーを使った「AI Messenger」は、AIチャットボットが精度の高い回答を提供します。

特にカスタマーサポートに最適で、多くの企業に導入されています。また、FAQデータや問い合わせシナリオ、企業のニーズに合わせたロードマップをプロが作成可能です。

さらに、フィードバック機能、画像や動画の活用、利用状況のレポーティング機能も利用できます。

  • 機能の特徴:独自AIエンジン、システム連携、画像・動画利用、有人チャット
  • 料金プラン:要問合せ
  • 初期費用:要問合せ
  • 導入企業:株式会社AbemaTV、株式会社タイミー、株式会社ファンケル等
  • URL:http://www.ai-messenger.jp/

ノーコードで使える「sinclo」

Webマーケティングやカスタマーサポートで活用されている「sinclo」は、特許取得済のWebチャットボット接客ツールです。

オートメッセージ機能を使い、ユーザーの今のニーズに合わせて話しかけられるため、コンバージョン率の改善が期待できます。

また、ユーザーファーストで設計されているため、マニュアルなしでも直感的に操作できる管理画面も特徴的です。

  • 機能の特徴:チャットボット型Web接客、問い合わせ自動化、使いやすさ抜群
  • 料金プラン:月額9,440円~
  • 初期費用:要問合せ
  • 導入企業:ランサーズ株式会社、株式会社あしたのチーム、株式会社コンビーズ等
  • URL:https://sinclo.medialink-ml.co.jp/

おもてなしができる「zeals」

完全成果報酬型でチャットボットサービスを提供する「zeals」は、ユーザーの購買意欲を促進する接客チャットボットです。

チャットボットの初期費用がゼロ円で、料金は「CV数×単価」のみのため、低リスクで導入できます。対話フローはLINEヒアリングに入力するだけで完結し、複雑な開発が必要なく依頼企業にとっても利用しやすいチャットボットです。

導入企業数は400社以上にのぼり、サービス利用継続率は98.9%と高い数字を記録しています。

  • 機能の特徴:24時間即時対応、完全成果報酬型、LINE搭載、導入工数なし
  • 料金プラン:CV数×単価
  • 初期費用:0円
  • 導入企業:中部電力ミライズ、仙台銀行、湘南ゼミナール等
  • URL:https://chatcommerce.zeals.co.jp/

リード獲得と育成も可能な「ChatBook」

「ChatBook」は、新規リード獲得や育成に強いチャットボットです。Facebook、Instagram、LINEといったSNSと連携させてマーケティングを実施したい企業におすすめです。

会話だけでなく広告やウェブサイトも配置すれば、露出を増やせます。また、ユーザーがウェブサイトを訪れる動線を可視化しながら、ユーザーごとに個別対応する機能も搭載しています。

ノーコードで設定できるチャットボットなので、プラットフォームが増加したときも簡単に設定可能です。

  • 機能の特徴:リード獲得、ナーチャリング、SNS広告、ノーコード
  • 料金プラン:要問合せ
  • 初期費用:要問合せ
  • 導入企業:行政書士みなと国際法務事務所、AIQVE ONE株式会社、サッポロビール株式会社等
  • URL:https://www.chatbook.ai/

充実したサポートがある「sAl Chat」

独自のAIエンジンを搭載した「sAI Chat」は、通常のAIエンジンとは異なり、少ないデータで学習できるチャットボットです。そのため、導入時から高い精度でユーザーの質問に回答できます。

コールセンターのオペレーター、社内ヘルプデスク、サイト内検索用のデザイン機能が利用でき、目的に合わせて最適化可能です。

また、カスタマーサクセスによる充実したサポートが、結果を出せるよう併走してくれます。

  • 機能の特徴:高精度、カスタマーサクセスによるサポート、優れたデザイン性
  • 料金プラン:要問合せ
  • 初期費用:要問合せ
  • 導入企業:要問合せ
  • URL:https://saichat.jp/saichat/

社内ヘルプデスクでも使える「Chat Dealer」

「Chat Dealer」は、カスタマーサポートやコールセンターの問い合わせ数を減らし、問い合わせのハードルを下げてリード獲得につながるチャットボットです。

また、社内ヘルプデスクとして活用すれば、人事や総務、情報システムに寄せられた質問に対し、マニュアルやFAQに誘導し自己解決を促せます。

1つの契約で5サイトまでチャットボットが設置できるのも、おすすめポイントの1つです。

  • 機能の特徴:シナリオボット作成、レポート分析、Excelデータ取り込み
  • 料金プラン:要問合せ
  • 初期費用:要問合せ
  • 導入企業:KDDI株式会社、獨協大学、株式会社マクロミル等
  • URL:https://www.chatdealer.jp/

ユーザー行動に合わせて会話する「SYNALIO」

「SYNALIO」は、会話データと行動データを掛け合わせて、ユーザーの状況を把握するチャットボットです。ユーザーの行動や感情が見える化されるため、オンラインでユーザーを接客できるようになります。

また、シナリオ作成も簡単で、シナリオエディタを使えばドラッグ&ドロップで完成させられます。

会話を活用した新しいデジタルマーケティングを体験したいとき、おすすめのチャットボットといえるでしょう。

  • 機能の特徴:アクセスログ取得、ユーザークラスタ解析、Web接客
  • 料金プラン:要問合せ
  • 初期費用:要問合せ
  • 導入企業:株式会社丸山珈琲、日本生活協同組合連合会、株式会社小学館集英社プロダクション等
  • URL:https://synal.io/

チャットボットの選び方3つ

チャットボットの選び方を3点解説します。

目標と活用シーン

まず、チャットボットを導入して何を目標とするかを明確にしましょう。目標が定まれば、必然的に活用シーンもわかるようになります。

例えば目標として、以下の点が挙げられます。

  • ユーザーニーズを把握したい
  • コンバージョン率を向上したい
  • 顧客満足度を高めたい
  • リードを創出したい
  • お問い合わせ工数を削減したい

目標がわかれば、活用シーンとしてどこに設置するかを決めます。

  • 自社サイト
  • ECサイト
  • FAQページ
  • 社内ヘルプデスク

料金プラン

チャットボットを導入するときは、料金だけで決定するのは避けましょう。価格面では、AI非搭載型のチャットボットがAI搭載型に比べて安価ですが、それでは目標や活用シーンに対応できないかもしれません。

まずは、自社の課題解決ができ、成果を出せるチャットボットを比較検討します。それから、「オプション機能は必要か」「どこまで対応してもらえるか」も含め、価格面を検討しましょう。

充実したサポート

チャットボットは、導入するだけで目標を達成できるのではなく、ユーザーの行動やKPI達成率に合わせて活用方法を変更する必要があります。運用開始後、自社のみで対応できない場合は、充実したアフターフォローをしてくれるチャットボットベンダーを選択しましょう。

導入後、カスタマーサクセスチームから、使用方法の解説やロードマップの修正など、提案を受けられます。

おすすめのチャットボットを導入して業務効率化を狙おう

本稿では、おすすめのチャットボットを10選紹介しました。

AI型かシナリオ型か、どちらを選べばいいのかは、導入の目的や活用シーンによって異なるので、まずは自社の課題を洗い出すところから始めましょう。

チャットボットを適切に運用すれば、ユーザーの離脱を防ぎ、資料ダウンロード数やコンバージョン率を向上させることが可能です。

業務効率化を図る上でもチャットボットは欠かせないツールなので、ぜひ本稿で紹介したおすすめのチャットボットを参考にしてください。

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