無料で利用できるチャットボット15選!お試しのメリットや注意点も紹介

導入

チャットボットは、人間の代わりに自動でユーザーと会話をしてくれる便利なツールです。

業務効率化や顧客満足度の向上などさまざまなシーンで活躍するチャットボットですが、初めて導入する際は、使い方や効果を検証するために「お試しで使ってみたい」と思う企業も多いのではないでしょうか。

この記事では、無料で利用できるチャットボットツール15選を紹介します。無料でチャットボットを利用するメリットも紹介していますので、導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

月額1万円の低価格から始められるチャットボット「さっとFAQ」はExcelから簡単に会話データを作成でき、ノーコードで運用が可能です。

30日間無料トライアルもあります。「まずは試しにチャットボットを使ってみたい」という方は、ぜひこの機会に無料トライアルの利用をご検討ください。

チャットボットとは?

チャットボットとは?
チャットボットは、ユーザーとテキストや音声で自動的に会話するプログラムです。企業のウェブサイトの顧客対応や情報提供、業務効率化など、様々な場面で活用されています。

チャットボットの種類はいくつかあり、以下の通りです。
詳しくは、「チャットボットの種類や仕組みをわかりやすく解説」をご確認ください。

  • ルールベース型チャットボット
  • AI型チャットボット
  • ハイブリッド型チャットボット
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チャットボットの種類や仕組みをわかりやすく解説
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また、チャットボット導入のメリットとデメリットやどのようなシーンに活用できるか?などを事前に知りたい方のために、こちらの記事で解説しております。

チャットボットのメリット・デメリットは?効果的な活用シーンや成功事例も解説
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無料でチャットボットツールを利用するメリット

チャットボットを導入するメリット

無料でチャットボットツールを利用するメリットは、AI型とシナリオ型を比較できたり、搭載されている機能を比較できたりする点です。いくらリサーチをしたとしても、実際の使い勝手は利用してみないとわかりません。

導入後の後悔を防止できる点が、無料のチャットボットツールを利用するメリットと言えます。

導入ハードルが低い

初期投資なしで導入できるため、リスクを抑えながらチャットボットの効果検証が可能です。

また、無料プランはシンプルな機能が多いため、複雑な設定がありません。機能が制限されている分、簡単に始められるメリットもあります。

AI型とシナリオ型を比較できる

チャットボットツールの種類には、AI型とシナリオ型の2つがあります。

  • AI型:Q&Aなどの大量のデータを入力しておき、機械学習によって回答の精度を上げる仕組み
  • シナリオ型:あらかじめ質問に対する答えを登録しておき、該当の質問がなされたときに自動で回答する仕組み

無料プランやトライアルが用意されているチャットボットツールでは、実際に使ってみて自社のサービスに合ったものを比較・検討できます

初めてチャットボットツールを導入する場合や、今使っているチャットボットツールが本当に自社に適しているのかを検証したい場合は、無料のチャットボットで実際に試してみると良いでしょう。

チャットボットの種類や仕組みをわかりやすく解説
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搭載されている機能を比較できる

一口にチャットボットツールと言っても、搭載されている機能はツールによって異なります。チャットボットを導入する際は、自社の目的を達成できるものを選びましょう。

チャットボットを導入する目的は、オペレーターの負担軽減や顧客満足度の向上など、企業によりさまざまです。

例えば、オペレーターの負担を軽減したい場合は、Q&Aの登録機能や有人チャットへの切り替え機能が搭載されたツールが適しています。顧客満足度を向上したい場合であれば、リード情報の取得機能が搭載されたツールが良いでしょう。

しかし、どの機能が必要なのかを、使用前に定義することは簡単ではありません無料プランや無料トライアルを利用し、判断の助けにしてみてください

チャットボットの選び方

チャットボットの活用

チャットボットシステムには、シナリオ型とAI型の他にも、さまざまな特徴があります。それぞれの特徴を理解したうえでチャットボットを選定することで、スムーズで効果的な運用ができるでしょう。

  • AI搭載の有無
  • 機能数や他ツールとの連携の可否
  • サポート体制の充実度

詳しくは、「チャットボットの選び方のポイントをわかりやすく解説」をご確認ください。

【チャットボットの比較】選び方のポイントをわかりやすく解説
昨今では、AI搭載やFAQやマーケティングに特化したものなど、さまざまな種類から自社に合ったチャットボットの選定が可能です。チャットボット導入を検討している方のなかには、「おすすめのチャットボットは?」「どのツールを選んだらよい?」と疑問に...

無料トライアルが用意されているチャットボットツール

無料トライアルが用意されているチャットボットツール

この章では、無料トライアルが用意されているチャットボットツールを紹介します。

いざチャットボットを導入するとなると、選定に迷ってしまうこともあるでしょう。まずは無料トライアルを試してみて、実際に使い勝手を確認することをおすすめします。

ツール名特徴無料トライアル期間
さっとFAQ導入・運用が簡単でコストパフォーマンスにも優れたチャットボット。30日間
GoQsmile(ごくースマイル)直感的に操作でき、Web接客ツールとしても活用できるチャットボット。20日間
HiTTO(ヒット)学習済みAIで短期間で運用を開始できるチャットボット。無料デモ体験
OfficeBotシナリオを自動生成できるバックオフィス特化型チャットボット。無料デモ体験
ChatPlus(チャットプラス)導入実績No.1、小規模から大規模まで幅広い企業におすすめのチャットボット。10日間
FirstContact(ファーストコンタクト)ChatGPT搭載、課題解決に特化したチャットボット。代表的なチャットツールとの連携も可能。20日間
AI-FAQボット事前学習不要、表記の揺れまで学習できるチャットボット。30日間
RICOH Chatbot Service誰でも簡単に運用できる操作性と高い回答精度が魅力のAI型チャットボット。30日間
hitobo(ヒトボ)生成内容のチェックがスムーズで、誤情報の表示を防止するチャットボット。30日間
sinclo(シンクロ)シンプルでわかりやすく、ITツールが苦手な人でも無理なく運用できるチャットボット。14日間
Dialogflow学習済みのAIで導入期間を短縮し、すぐに運用スタートできるチャットボット。300ドル分無料

さっとFAQ

さっとFAQ

さっとFAQは、株式会社サンソウシステムズが提供する、よくある質問(FAQ)の回答に特化したチャットボットツールです。

さっとFAQの特徴は、コストパフォーマンスの良さ・設定や実装が簡単にできる・申し込んですぐにスタートできる点です。

利用料金は月額1万円からと、業界トップクラスのコストパフォーマンスを実現しています。Excelで会話データが作成でき、ノーコードでシナリオ作成やアンケート機能の実装が可能です。

30日間の無料トライアルもあり、「まずは一度試してみたい」といった企業にも対応しています。

申し込みから最短3日で公開が可能ですので、「スモールスタートから始めてみたい」といった企業にも適したツールであると言えるでしょう。

GoQsmile(ごくースマイル)

GoQsmile(ごくースマイル)は、株式会社GoQSystemが提供するチャットボットツールです。プログラミング不要で、簡単に複数のWebサイトやECサイトに設置できます。

問い合わせをしたユーザーの情報をヒアリングすることで、個々にふさわしい商品やサービスを紹介したり、適切なページに誘導したりすることも可能で、まるで人間のような接客を実現しています。

利用目的に応じてさまざまなタイプを選べる点も魅力の一つです。ポップアップタイプやページ埋め込みタイプ・自由入力欄タイプなどがあるため、ニーズに合ったものを選べます。

なお、無料トライアルの期間は20日間です。この期間は一切の費用がかからない上に、カスタマーサポートが使えるので安心して使えます。

HiTTO(ヒット)

HiTTO(ヒット)は、HiTTO株式会社が提供するチャットボットツールです。従業員からの質問に回答したり、情報共有における仕組みを構築したりする社内向けのAIチャットボットを作成できます。

約1,000件もの回答と、それに関連した質問パターンをあらかじめ学習している点が最大の魅力です。これにより、チャットボットを作成する手間を大幅に削減できます。

また、導入後の運用工数が少ない点も魅力です。ユーザーのフィードバックを基に回答の種類を自動で拡張するため、面倒なチューニングが不要であるにも関わらず、高い回答精度を維持できます。

24時間365日従業員からの質問に回答でき、組織の生産性やエンゲージメントの向上に一役買うでしょう。なお、製品デモに関しては問い合わせが必要です。

OfficeBot

ネオス株式会社が提供するOfficeBotは、バックオフィス特化型のチャットボットツールです。

登録したFAQを基にAIが自動で大量のシナリオを作成するため、チャットボット導入にかかる手間を大幅に削減できます。設計図の作成や判定基準の登録、類義語などの辞書設定といった、通常のチャットボット導入時に発生する工程の省略が可能です。

また、聞き返し機能が搭載されている点も魅力です。ユーザーからの質問情報が少ない場合でも、チャットボットが関連情報を聞き返し、適切な回答へ誘導できます。

Azure AI Searchをはじめとした最先端のAIサービスを搭載しており、独自のチューニングや設定によって回答精度を大幅に向上させたチャットボットです。高い回答精度や導入工数を最小限に抑えたい企業におすすめのチャットボットと言えます。

OfficeBotでは、ホームぺージから無料でも体験が可能です。ぜひお試しください。

ChatPlus(チャットプラス)

ChatPlus(チャットプラス)は、チャットプラス株式会社が提供するチャットボットツールです。

10,000社を超えるチャットボットを開発してきた経験や知識を基に、自社にふさわしいチャットボットを簡単に設定できます。

さまざまな業界のテンプレートが用意されており、シナリオがなくともスムーズに導入が可能です。利用したいテンプレートを選択するだけなので、少ない手間で運用を始められます。

また、約5,000もの豊富な機能が搭載されている点も魅力です。例えば、AIによる会話機能やQ&A予測表示機能、レポート分析機能、ファイル添付機能などがあります。専用アプリがあり、外出先からも問い合わせを確認することも可能です。

月額1,500円から導入できるため、低コストでチャットボットの運用を始めたい企業におすすめのチャットボットです。無料トライアルの期間は10日間と短めに設定されているため、トライアル後の費用と照らし合わせて検討してみてください。

FirstContact(ファーストコンタクト)

株式会社バイタリフィが提供するFirstContact(ファーストコンタクト)は、課題解決型のAIチャットボットツールです。

AIチャットから有人チャットへ、ボタン一つで切り替えができます。AIと有人対応を兼用することで、顧客の離脱防止に加え、対応品質の向上を図れる点が魅力です。

また、上位プランでは有人対応代行との連携や外部サービスの音声対応も利用でき、より手間をかけることなく問い合わせに対応できます。iPad版アプリにも対応しており、ユーザー対応の幅が広がる点にも注目です。

無料トライアル期間は20日間です。導入後は専任チームによるサポートを受けられるため、自社の課題にあわせて機能を追加することもできます。

AI-FAQボット

AI-FAQボットは、株式会社L is Bが提供するチャットボットツールです。

社内向け・社外向けどちらの問い合わせ対応にも適したFAQツールで、さまざまな業種の会社での導入実績があります。

AI-FAQボットの特徴は、AIの事前学習が不要かつ、表記の揺れを自動で学習してくれる点です。質問や回答に登録していない単語も、学習によって2回目以降は回答ができるようになります。

また、「FAQでユーザーが期待どおりの回答を得られた」「回答が見つからなかった」「期待と異なる回答だった」など、それぞれの状況においてユーザーにヒアリングをできる点も魅力です。ヒアリングの内容を蓄積し改善していくことで、より精度の高いツールへと成長していきます。

無料トライアルは30日間です。トライアル期間中のFAQ数は、最大100問まで利用できます。

RICOH Chatbot Service

株式会社リコーが提供するRICOH Chatbot Serviceは、専任の担当者が必要なく、誰でも簡単にAIを育てられるチャットボットツールです。

リコーならではの独自技術を使った高性能のAIにより、類義語や同義語、表記ゆれを自動で理解し、高精度の応対を実現しています。導入時の複雑な設定は不要で、Excelのフォーマットのみで簡単に利用を開始できる点も魅力です。

さらに、導入後は直感的に操作しやすい管理画面で、問い合わせの傾向や対話内容などを確認できます。

無料トライアル期間は30日間です。「操作画面に慣れない」「自社システムとうまく連携できない」などの不安を解消した上で導入できます。

hitobo(ヒトボ)

アディッシュ株式会社が提供するhitobo(ヒトボ)は、同義語を自動で認識するAIチャットボットツールです。

同義語を自動で認識してくれる機能は、自然な会話をしたいユーザーや企業にとって非常に魅力的です。より口語的な言い回しであっても同義語として捉えてくれるため、ユーザーが知りたい情報により辿り着きやすくなるでしょう。

また、AIが自動でルール付けをして学習していくので、担当者や担当部門の負担を軽減できます。手間をかけずに導入したい方にとって特におすすめのツールです。

無料トライアル期間は30日間です。導入ハードルの低いhitoboは、さまざまな大企業での導入実績があります。

sinclo(シンクロ)

sinclo(シンクロ)は、株式会社エフ・コードが提供するチャットボットツールです。

ノーコードで運用できるWeb接客ツールであり、運用の手間が軽減されている点が魅力の一つです。マニュアルいらずで直感的に操作できるUI/UX設計で、他社ツールより分かりやすいといった声も多く聞かれています。

sincloでは、ユーザーが見ているページを共有して操作し合ったり、サイトに載せていない資料やカタログなどをユーザーに共有したりもできます。チャットに留まらない幅広い機能により、まるで店舗のようなWeb接客をおこなえる点が特徴です。

無料トライアル期間は14日間です。簡単な情報を入力するだけですぐにトライアルを開始できます。

Dialogflow

Dialogflowは、Googleが提供する無料でチャットボットを作成できるツールです。専門知識が不要で短期間で導入できます。

ディープラーニング技術により、仮想のエージェントと会話することで会話の文脈を理解して自然で正確な回答が可能です。また学習済みのAIを搭載しているため、最短数時間、数日で運用を開始できます。

Dialogflowでは、その月におこなわれたセッションやリクエストの回数によって料金が変化します。無料トライアルでは300ドル分のクレジットが提供され、300ドル分のチャットボット機能を無料で90日間、利用可能です。

無料プランが用意されているチャットボットツール

この章では、無料プランが用意されているチャットボットツールを紹介します。

有料のチャットボットツールを導入しようと考えている場合でも、まずは無料プランや無料トライアルで機能や使い心地を試してみるのがおすすめです。

ツール名特徴
HubSpot(ハブスポット)テンプレートを利用して簡単にシナリオ作成できるチャットボット。
anybot(エニーボット)LINEやFacebookにも設置可能で顧客との接点を増やせるチャットボット。
daab(ダーブ)豊富な外部連携が特徴のチャットボット。無料プランは小規模事業者におすすめ。
チャネルトーク顧客情報の一元管理とユーザビリティの高さが魅力のチャットボット。

HubSpot(ハブスポット)

HubSpot(ハブスポット)は、HubSpot Japan株式会社が提供するマーケティングツールです。その機能の一部としてチャットボットがあります。

あらかじめチャットボットのテンプレートが用意されているため、コーディング不要で始められます。利用目的に応じたテンプレートを選択し、ビジュアルエディターでカスタマイズするだけなので、設定・操作は簡単です。

また、ユーザーと自然なコミュニケーションを取れる点も魅力です。HubSpotのCRMと統合されており、蓄積された問い合わせ情報を活用して、ユーザーに親しみを感じさせる個別メッセージを送信できます。

HubSpotのチャットボットツールは無料で利用できます。ただし、無料プランの場合はチャットボットの機能が制限される点には注意が必要です。

anybot(エニーボット)

anybot(エニーボット)は、エボラニ株式会社が提供するシナリオ型チャットボットツールです。

電話やメールなど、オムニチャネルで自動接客を実現できる点が魅力です。多くの人が利用しているLINEやFacebook Messengerなどのプラットフォームにも導入できます。

また、顧客データを自動分類・保存することで、セグメントごとにふさわしい接客をおこなうことが可能です。顧客が求める情報を適切に提供できるため、顧客満足度の向上が期待できます。

簡単なドラッグ&ドロップで操作できるため、慣れればすぐに使いこなせるようになるでしょう。チュートリアルもあるため、手順に沿って作成しながら操作を覚えることも可能です。

基本的な機能は無料プランで利用できますが、有料プランでは大人数での利用が可能で、CRMやアプリでの販売促進機能も提供されています。

daab(ダーブ)

daab(ダーブ)は、株式会社L is Bが提供する「direct」というビジネスチャット専用のチャットボットツールです。

「daab SDK」という専用のボット開発ツールを使用して、本格的なチャットボットを作成できます。位置情報やアクションスタンプ・既読者や未読者の取得など、組み込める機能が豊富な点が魅力です。

また、開発次第ではGoogle AppsやMicrosoft Office365・kintone・moreNOTEなど、さまざまな外部サービスと連携できます。

ただし、daabはdirect専用のチャットボットであるため、directの利用が前提です。また、無料プランはユーザー数が10人までに限られているため、社員数が多い場合は有料プランでの契約が必須となります。

チャネルトーク

チャネルトークは、株式会社チャネルコーポレーションが提供するマーケティングツールです。その機能の一部として、チャットボットがあります。

WebチャットとLINE公式アカウント・Instagramビジネスアカウントなどを連携し、一元管理できます。顧客対応中に社内チャットへ切り替えることもでき、問い合わせ内容を社内で共有しながらユーザーへの対応が可能です。

無料プランの場合は、問い合わせの閲覧期限が30日間である点や、機能が制限される点に注意しましょう。有料プランにも14日間のお試し期間があるため、利用してみるものいいかもしれません。

チャットボットツールを無料で利用する際の注意点

チャットボットを導入するデメリット

無料のチャットボットツールには多数のメリットがありますが、利用する際は、注意しておきたい点もあります

場合によってはデメリットにもなりうる部分であるため、しっかりと理解した上で利用を開始しましょう。

チャットボット導入の費用相場はどれくらい?料金別にサービスも紹介
「チャットボットの費用相場はどのくらい?」と気になってはいませんか。導入することで、問い合わせ工数の大幅削減が期待できるチャットボット。気になってはいるものの、費用相場がわからず躊躇している方もいるでしょう。本記事では、チャットボットの費用相場とおすすめのチャットボット5つ紹介します。

利用できる機能が制限されていることが多い

チャットボットツールの無料プランは、利用できる機能が制限されていることが多くあります。それは、有料プランを契約する前のお試しとして、提供されているプランだからです。

そのため、ビジネスニーズを十分に満たせない可能性が高くなります。また、自社ブランドに合わせた細かいカスタマイズが難しいケースもあります。

ビジネスで本格的に運用していくのであれば、無料プランがあるツールだけではなく、低コストで導入できるチャットボットの導入検討もおすすめします。

トライアル終了後は自動で有料プランに移行する場合がある

チャットボットツールの無料トライアルを利用する際は、いつ無料トライアルが終わるのか期日を確認しておく必要があります。無料トライアルが終わったら、自動で有料プランに移行して課金されることがあるためです。

無料トライアルを利用してみたものの、自社の目的達成に繋がりにくいツールである場合もあるでしょう。無料トライアル期間を1日でも過ぎれば、有料プランを利用するつもりがなくても利用料金が発生してしまう可能性があるのです。

無料トライアルを利用する際は、必ず期日管理をおこないましょう。そして、有料プランを利用しないのであれば、無料トライアルの期間が終了する前に退会手続きを取るようにします。

導入の目的を明確にする

自社の導入目的によって、選ぶチャットボットの種類や機能は異なります。そのため、まずは自社がチャットボットツールを導入する目的の明確化が重要です。

目的が曖昧なままでは、導入後の成果を感じにくくなる可能性があります。「他社が利用しているから」といった理由で導入するなどもってのほかです。

どのようなツールを使うべきかは、課題の明確化によって見えてきます。自社の課題をチャットボットでどう解決できるのかを明確にし、最適なツールを選びましょう。

ターゲットを明確にする

導入目的だけでなく、どのようなユーザーに利用してもらいたいか、ターゲットを明確にすることも重要です。

ターゲットが明確であればあるほど、ユーザー視点に沿ったチャットボットを運用できます。「こんな選択肢があればいいな」といったように、チャットボットをよりユーザーに使いやすい形で提供していけるのです。

実際はやり取りを参照して内容をアップデートしていきますが、よりユーザーの使いやすさを追求するには、ターゲットを明確にしておくことが欠かせないでしょう。

目標をKPIに落とし込む

KPIとは、企業の業績を評価する指標の一つです。チャットボットを導入する際は、KPIを設定しましょう。

ツールを導入したにも関わらず、思うように成果が上がらないこともあるはずです。あらかじめ目標をKPIに落とし込んでいれば、ツールを継続して利用するか否かの判断にも役立ちます

その他、KPIの設定は社員のモチベーション維持にも繋がります。やるべきことが明確になり、評価基準が統一されるためです。

実際にKPIを設定する際は、「◯件以上の申し込みを獲得する」「問い合わせを◯%削減する」など、具体的に数値を盛り込むようにしましょう。

チャットボット導入における8つKPIと成功事例を紹介
チャットボットは導入して終わりではありません。導入後はKPIを設定し、効果検証・改善を行っていく必要があります。しかし、「どのような指標を見ていけば良いのか?」と悩んでいる方も少なくないはずです。本記事ではチャットボット導入時に確認すべきKPIを8つと成功事例について解説していきます。

運用担当者を決める

チャットボットを導入したら、定期的に改善していく必要があります。そのため、アップデートをおこなうにあたり、事前に運用担当者を決めておくのが良いでしょう。

担当者を決めないままツールを導入してしまうと、トラブルや対応が発生した際に時間的ロスが発生しかねません。また、定期的なアップデートをおこなう際に「誰がおこなうのか」といった問題が発生する可能性もあります。

誰が・いつ・どのように対応やアップデートしていくのかを明確にしておくことで、ツールをより効率的に運用できます

事前に運用担当者を決め、スケジュールを立てて運用サイクルを回せる体制を整えておきましょう。

チャットボット導入における8つKPIと成功事例を紹介
チャットボットは導入して終わりではありません。導入後はKPIを設定し、効果検証・改善を行っていく必要があります。しかし、「どのような指標を見ていけば良いのか?」と悩んでいる方も少なくないはずです。本記事ではチャットボット導入時に確認すべきKPIを8つと成功事例について解説していきます。

日本語に対応していない場合がある

無料で利用できるチャットボットツールは多くあるものの、なかには日本語に対応していないツールもあります。

導入後は改善を重ねながら運用していく必要があるため、日本語に対応していないツールだと不便に感じてしまうこともあるでしょう。

日本語に対応していないツールだと、カスタマーサポートへの問い合わせも日本語以外となる場合がほとんどです。円滑に運用していくためにも、日本語に対応したツールを選ぶことをおすすめします。

チャットボットツールの導入を成功させるには

チャットボットツールは、漠然と利用していても効果はなかなか得られません。導入前に社内で課題や目的を共有し、目標を明確にしておくことで効果が高まります。

チャットボットツールの導入を成功させるために必要なことを見ていきましょう。

導線を作る

運用をしていると、チャットボットだけでは解決できない問い合わせもよくあります。そのような時に備え、チャットボットの次のステップもあらかじめ準備しておくことがおすすめです。

チャットボットの対応だけでユーザーの疑問が解決できることは少なく、次の対応を必要とするシーンは意外と多くあります。チャットボットで解決できなかった場合に、メールアドレスや電話番号を表示したり、有人のカスタマーサポートに繋げたりできるようにしておけば、ユーザーに次の行動を促すことが可能です。

定期的に見直しをおこなう

チャットボットは導入しただけでは効果を得られません。導入後は、定期的に内容を見直すことが大切です。

人間と同じように、チャットボットも成長させていかなければなりません。シナリオを追加したり、AIに機械学習をさせたりなど、ツール自体をアップデートさせ、精度の向上に努めましょう

定期的にKPIをチェックし、測定することも重要です。効果が出ていなければ、ツールの内容を見直したり、チャットボットの種類を再検討したりする必要があります。

チャットボットツールの無料プランやトライアルを利用しよう

さっとFAQ

本記事では、無料で利用できるチャットボットツール15選を紹介しました。それぞれの特徴を理解した上で、導入目的を達成できるチャットボットツールを選びましょう

また、チャットボットツールを無料で利用する際は注意しなければいけない点もあります。デメリットになる場合もあるため、意識しながら無料プランやトライアルを利用してください。

月額1万円の低価格から始められるチャットボット「さっとFAQ」はExcelから簡単に会話データを作成でき、ノーコードで運用が可能です。

30日間無料トライアルもあります。「まずは試しにチャットボットを使ってみたい」という方は、ぜひこの機会に無料トライアルの利用をご検討ください。

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