少子高齢化に伴う労働人口の減少により、DXが推進されている日本において、チャットボットが注目を浴びています。中でも柔軟性と性能が高いAI型チャットボットの導入を検討している企業も多いことでしょう。
しかし、高額な導入費用が必要なことから、「無料で利用できるAI型チャットボットはあるのか」「実際に利用して使用感を確かめたい」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
実際に、無料で利用できるAI型チャットボットは数多くあり、種類によって最適な利用用途が異なります。それぞれの特徴をあらかじめ把握できれば、チャットボット導入を成功させられるでしょう。
本記事では、無料で始められるAI型チャットボットを紹介します。選び方のポイントや注意点についても詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
弊社サンソウシステムズでは、30日間無料で導入できるチャットボット「さっとFAQ」を提供しています。見やすい管理画面で直感的に操作でき、誰でも簡単に利用可能です。
「チャットボットがどのようなものか試したい」方は、ぜひお問い合わせください。
AI型チャットボットとは

AI型チャットボットとは、データや会話ログを基に、ユーザーからの質問に対してAIが回答するプログラムです。自然言語処理や機械学習によってユーザーからの質問の意図を的確に理解し、柔軟に回答を生成します。
ユーザーとの会話の積み重ねによりデータを蓄積するため、会話を重ねる毎に回答精度が向上します。まるで人間と会話をしているような回答を、AI型チャットボットが自ら生成できることが大きな魅力です。
柔軟な質問や幅広い質問にも自動で回答でき、顧客満足度や業務効率の向上に最適なツールと言えます。
AI型とシナリオ型との違い

シナリオ型チャットボットは、あらかじめ設定されたシナリオを基にユーザーと会話を進めるチャットボットです。AI型とシナリオ型には、回答の仕組みや運用方法など、さまざまな違いがあります。
| AI型 | シナリオ型 | |
| 回答の仕組み | AIが質問の意図を理解して自動で回答を生成する。 | あらかじめ設定されたシナリオに沿って会話する。 |
| 運用方法 | 学習データの蓄積・チューニング | シナリオ作成・更新 |
| 費用 | 比較的高い | 比較的安い |
| メリット | 複雑な質問にも自動で回答できるため、幅広い業務に導入できる。 | 比較的低コストで、誰でも簡単に導入できる。 |
| デメリット | 学習データが蓄積されるまでは、回答精度が低い。シナリオ型と比較して費用が高額。 | 柔軟な回答の生成ができない。 |
| 得意な業務 | 柔軟な回答が必要な業務や文章形式の質問への回答。 | よくある質問など、一問一答のような簡単な質問への回答。 |
シナリオ型が、低コストかつ簡単に導入・運用を進められるのに対し、AI型は自然言語処理などの高度な技術を使用するため、費用と学習データの蓄積などの手間がかかります。
しかし、AI型は高い回答精度と柔軟性によって、より多くの業務を人間に代わって実施できることから、会社全体の生産性向上や顧客満足度の向上が期待できます。
とはいえ、AI型の方が優れているわけではなく、目的や用途による使い分けが大切です。
無料で始められるおすすめのAI型チャットボット9選

AI型チャットボットの中には、無料で始められるツールがあります。
それぞれ特徴や適した利用用途が異なるため、導入目的に応じて選ぶことが大切です。ぜひツール選びの参考にしてください。
Chat Plus

チャットプラス株式会社が提供する「Chat Plus」は、導入実績20,000件以上(2026年3月時点)を誇るAI型チャットボットです。多くの導入実績から培った経験や知識により、幅広い業種への導入に対応しています。
また、あらゆる業種から寄せられるお客様からの声を基に、現場で使える機能を常にアップデートし続けています。自動キーワード生成機能や追加Q&A推奨判定、企業情報付与など、基本的な機能に加えてさまざまな機能を搭載しているのも魅力の一つです。
Chat Plusでは、10日間の無料トライアル期間を設けており、無料で利用を開始できます。実際の使用感を確認しながら、自社課題の解決可否を判断しましょう。
RICOH Chatbot Service

リコージャパン株式会社が提供する「RICOH Chatbot Service」は、ITreview Grid Award 2026 Winter チャットボットツール部門「Leader」を受賞したAI型チャットボットです。満足度と認知度に優れていると評価されており、幅広い業種・業界の導入実績があります。
一般的にAI型チャットボットは、学習データの蓄積に手間がかかります。一方RICOH Chatbot Serviceは、社内データを管理画面にアップロードするだけで、運用準備を完了し、運用を始められるのが特徴です。
30日間無料トライアルを実施しており、無料で利用を開始できます。工数をかけずに導入したい企業におすすめのチャットボットです。
AI-FAQボット

株式会社L is Bが提供する「AI-FAQボット」は、社内・社外向け問い合わせ対応を効率化できるAI型チャットボットです。総務や人事、コールセンターなど、人間に代わって問い合わせを対応します。
パソコン上はもちろん、スマートフォン画面でも見やすく、操作性に優れている点が特徴です。直感的に操作できるデザインは、ITツールに不慣れな社員でも運用できるだけでなく、社員やユーザーなど、チャットボットに質問する側にとっても利用しやすい特徴があります。ユーザーにとって利用しやすいチャットボットは、顧客満足度の向上や夜間や休日など、問い合わせ窓口が休業の際の機会損失の軽減など、さまざまなメリットをもたらすでしょう。
30日間無料トライアルを実施しており、無料で利用可能です。初めてのチャットボット導入を検討している企業や、顧客満足度を高めたい企業におすすめのツールです。
GoQ smile

株式会社GoQSystemが提供する「GoQ smile」は、誰でも簡単に導入・運用できるAI型チャットボットです。操作画面の見やすさによって、直感的に操作ができ、ITに不慣れな社員や初めてチャットボットを導入する企業でも簡単に導入から運用までおこなえます。
例えば、チャットボットの設定は専門知識が必要なく、管理画面から質問と回答を登録するだけで利用をスタートできます。一つのチャットボットで複数の場所に設置でき、小規模事業だけでなく、大規模な導入でも対応可能です。
20日間無料トライアルを実施しているため、無料で導入を開始できます。簡単に導入できるチャットボットを探している企業におすすめのチャットボットです。
Tayori

株式会社PR TIMESが提供する「Tayori」は、導入実績70,000アカウントを誇るAI型チャットボットです。すでにFAQがあれば最短3分で作成でき、FAQを更新すると、チャットボットにも即時反映されるため、導入時はもちろん、導入後の改善も手間がかからず、簡単に運用できます。
また分析機能も、わかりやすく表や数字で可視化されます。アクセス数や会話数などの基本的な要素はもちろん、チャットボットの回答に対する評価も可視化が可能です。
AI型チャットボットの中でもコストパフォーマンスが高く、月額1万円から導入できることから、手軽にAI型チャットボットを導入した企業におすすめです。14日間の無料トライアルとフリープランがあり、無料で利用を開始できます。
FirstContact

株式会社バイタリフィが提供する「FirstContact」は、シナリオ作成不要で導入できるAI型チャットボットです。既に利用しているExcelやWord、PDFなどの学習データをアップロードし、プロンプトの設定とタグの埋め込みだけで運用を開始できます。
また、文脈を理解する「会話履歴機能」と、意図を読み取る「質問分析AI」によって、まるで人間と話しているかのようにスムーズな会話を実現可能です。AI回答に限らず、シナリオ型の選択肢も併用可能なため、ユーザーが文字を入力する手間を省き、よりスムーズな会話も実現できます。
20日間無料トライアルを実施しており、手軽にAI型チャットボットを試したい方におすすめです。
AI Engine

「AI Engine」は、無料で利用できるWordPressのプラグインです。WordPressで作成した自社サイト上に、ChatGPTスタイルのチャットボットを追加できます。
サイト内の記事から自動で学習をおこなうため、高い回答精度が期待できます。
ほかにも、翻訳や記事・テキストの自動生成、画像生成など、さまざまな機能が利用可能です。WordPressで自社サイトを運営しており、チャットボットの導入を検討している企業におすすめのプラグインです。
Dialogflow

Googleが提供する「Dialogflow」は、チャットボットを構築できるプラットフォームです。自然言語処理や感情解析、音声認識機能などの機能を用いて、自動で学習するチャットボットを作成できます。
Dialogflowの特徴は、専門知識がなくてもチャットボットを作成できる点です。一般的にチャットボットを自社で開発する場合は、プログラミングが必要なため、開発の外注やエンジニアの新規雇用が必要になることがほとんどです。
しかしDialogflowなら、拡張性の高い開発環境でAI型チャットボットを作成できます。制限はあるものの、Dialogflow CX Trial Editionで無料で始められます。
Botpress

Botpress社が提供する「Botpress」は、AI型チャットボットを構築できるプラットフォームです。柔軟性が高く、ゼロから多段階の会話を自社開発できます。
ただし、開発者向けに作られたプラットフォームであるため、高性能なチャットボットの作成にはプログラミングが必要不可欠です。
従量課金プランでは、毎月5ドル分のクレジットが付与されるため、制限はあるものの無料で利用をスタートできます。本格的な自社専用のAI型チャットボットを構築したい企業におすすめです。
AI型チャットボットの導入メリット

AI型チャットボットの導入には、企業によってもユーザーにとっても、さまざまなメリットがあります。導入効果を高めるためにも、導入メリットについてあらかじめ押さえておきましょう。
以下の記事で、チャットボットの導入メリットについて、より詳しく解説しています。興味がある方は、ぜひ閲覧ください。
業務効率の向上
カスタマーサポートや社内ヘルプデスクに、AI型チャットボットを導入することで、問い合わせ対応を自動化できます。よくある質問への対応はもちろん、AI型チャットボットは複雑な質問への対応も可能なため、人間がおこなっている多くの問い合わせ対応を代替可能です。
例えば、似たような問い合わせが多く寄せられて対応が逼迫している場合、チャットボットでそのほとんどの問い合わせを自動化できます。それにより担当者は、本来注力すべき業務にリソースを充てられ、業務効率を大きく向上できます。
このようにAI型チャットボットの導入は、問い合わせ担当者の負担を軽減して業務効率を高め、会社全体の生産性を向上できるのです。
顧客満足度の向上
AI型チャットボットは、24時間365日ユーザーからの質問に回答できます。ユーザーからの問い合わせは、問い合わせ窓口の営業時間に限らず、休日や夜間などにも多く寄せられます。
そのため、チャットボットを導入していない場合、ユーザーは問い合わせ窓口の営業まで疑問や悩みを解消できず、機会損失や顧客満足度の低下につながるでしょう。
AI型チャットボットを導入していれば、ユーザーは時間や曜日を問わず疑問を自己解決できます。チャットボットによって疑問を即時解消できれば、顧客満足度を高められます。
コスト削減
AI型チャットボットの導入では、人件費や教育コストの削減が可能です。人間に代わって問い合わせ対応をおこなうため、人間が問い合わせ対応に費やす時間を削減できます。
またチャットボットによって問い合わせ対応が自動化できれば、新人入社時の教育・研修内容も削減でき、問い合わせ対応に関する新人教育・研修コストも削減できるでしょう。
他にも、これまで電話対応していた場合は、電話回線コストなども削減可能です。このように、AI型チャットボット導入によって、人件費をはじめとする多くのコストを削減できます。
無料で始められるAI型チャットボットのタイプ

無料で始められるAI型チャットボットには、いくつかの種類があります。自社に最適なツールを導入するためにも、それぞれの特徴について把握しておきましょう。
制限付きで無料で使えるタイプ
無料トライアルや無料プランなど、期間や機能に制限があるタイプのAI型チャットボットがあります。多くの場合、FAQの登録数や設置可能なサイト数、会話ログの保存期間などに上限があり、基本機能のみ利用できます。
そのため、本導入前の検証用途や、小規模事業へ導入する際の活用がおすすめです。社内ヘルプデスクなどの小規模限定的な問い合わせ対応やAI型チャットボットの導入効果を試したい企業に最適なタイプです。
WordPressのプラグインとして自社サイトに設置できるタイプ
WordPressのプラグインとして提供されているAI型チャットボットがあります。プラグインをインストールするだけで、自社サイトに簡単にチャットボットを設置できます。
例えば、プラグインを導入しているWebサイトの訪問ユーザーからの問い合わせ対応や、FAQの案内、資料請求やサービス説明などのサポートに活用されるのが一般的です。
すでにWordPressで自社サイトを構築している企業が、顧客対応の効率化やコンバージョン向上を目的として導入するケースに適しています。
ChatGPTやGPT APIを活用するタイプ
ChatGPTやGPT APIなどの生成AIを活用して構築するタイプのAI型チャットボットがあります。チャットボットを構築する手間はかかりますが、回答精度が高く、自社に最適なチャットボットの無料作成が可能です。
OpenAIのChatGPTのような大規模言語モデルを利用できるため、人間と会話しているような自然で柔軟な会話を実現できます。中には、ノーコードで無料AI型チャットボットの作成ができるツールもあります。しかし多くの場合、作成したチャットボットを動作させるにはAPI連携が必要で、利用料金が発生するため、注意が必要です。
自社の業務に合わせて柔軟なAI型チャットボットを構築したい企業におすすめです。
クラウドサービスの関連サービス
クラウドサービスが提供しているAI機能の一部として利用できるAI型チャットボットがあります。Google CloudやMicrosoft Azureなどのプラットフォーム上で提供されることが多く、既存のクラウドサービスと連携しながら利用できる点が特徴です。
同じクラウドサービス上のデータベースや業務システムと接続することで、問い合わせ対応の自動化や業務支援などにも活用できます。
ただしサービスによっては、設定や運用には一定の技術知識が必要になる場合があるため、導入時には注意が必要です。すでにクラウド環境を構築している企業に最適なチャットボットと言えます。
公式LINEアカウント向けのタイプ
公式LINEアカウントには、無料で利用できるチャットボットがあります。管理画面からメッセージを設定するだけで、予約受付や商品案内、キャンペーン情報の配信など、簡易的な問い合わせに自動で返答が可能です。
ユーザーが普段から利用しているLINE上で顧客とコミュニケーションが取れるため、顧客との接点を増やせることが魅力です。また、Messaging APIを利用することで、外部のチャットボットサービスと連携し、より高度な自動応答機能を実装することもできます。
すでに公式LINEを運用している企業や公式LINEを活用してマーケティングをおこないたい企業におすすめです。
無料で始められるAI型チャットボット選定のポイント

無料で始められるAI型チャットボットを選定する際に、いくつかの重要なポイントがあります。むやみにツールを選ぶと、期待していた効果が得られない可能性があるため、あらかじめ押さえておきましょう。
導入目的を明確にする
ツールを選定する前に、「なぜ導入するのか」を明確にします。AI型チャットボットは、特徴や機能、費用などが異なります。ツールによって得意不得意があるため、導入目的を明確にしていないと、自社課題を解決できないツールを選んでしまう可能性も少なくありません。
例えば、問い合わせ対応を自動化して業務負担を減らし、コストを下げるつもりだったのに、良かれと思い多機能・高額なチャットボットを導入してしまうケースもあります。この場合、費用に見合った効果が得られず、導入が失敗に終わることも少なくありません。
導入目的が明確になっていないと、機能の必要不必要が判断できず、自社にとって最適なツールを選べなくなってしまうのです。
「問い合わせ対応の自動化」「社内ヘルプデスクの人件費削減」「リード獲得の強化」など、解決したい課題をあらかじめ明確にしておきましょう。
操作性と管理画面の見やすさ
AI型チャットボットを運用・導入する際、運用側と使用する側、双方にとって使いやすいことが大切です。画面がシンプルでわかりやすく、簡単で直感的に操作できるツールを選定します。
使いにくいチャットボットは、そもそもユーザーに利用されず、導入やチューニングに時間と手間がかかります。そのため、業務負担の増加や顧客満足度の低下につながり、想定していた費用対効果が得られません。
また、外部ツールとの連携可否も大切です。SlackやLINEなどのチャットツールやGoogleサービスなど、すでに社内で利用しているプラットフォームと連携できれば、スムーズに組み込むことができ、運用をより効率化できます。
このように、運用・改善を無理なく継続的に実施でき、ユーザーにとっても使いやすいAI型チャットボットを選ぶことが大切です。
機能の追加や有料プラン切り替えのしやすさ
無料のAI型チャットボットを導入する企業の多くは、後に有料プランへ切り替えるケースが少なくありません。そのため、有料プランへの切り替えがどれだけ簡単にできるかも、事前に確認しておく必要があります。例えば、機能や利用人数の追加などを柔軟に対応できるツールであれば、企業の成長に合わせて運用規模も拡大できます。
無料プランから有料プランに切り替える際も、無料プランのデータ引継ぎ可否が重要です。無料プランからのデータを、有料プランにそのまま引継ぎできれば、これまで蓄積したFAQや会話ログをそのまま活用できるため、再設定の手間を省きながらスムーズに運用を継続できます。
機能追加や有料プランへの切り替えやすさ、有料プランの機能や料金体系もあらかじめ把握しておくと良いでしょう。
AI型チャットボットを無料で始める際の注意点

AI型チャットボットを無料で始める場合、いくつかの点に注意が必要です。導入を失敗させないためにもあらかじめ把握しておきましょう。
無料プランには制限がある
無料プランには、期間や利用人数、チャット回数、機能数など、さまざまな要素に上限があります。使いたい機能があっても、無料版では利用できない可能性もあるため、注意が必要です。
例えば、問い合わせ対応に導入した場合、問い合わせ件数がチャット回数の上限を上回ってしまい、十分に対応できずに離脱につながるケースがあります。ほかにも、導入後のサポートが受けられず、問題発生時の対応方法がわからないまま、解決が遅れることも少なくありません。
無料プランの制限内容をあらかじめ確認し、自社の利用規模に適しているか確認することが大切です。
導入・運用に手間がかかる
AI型チャットボットの無料プランでは、サポートが受けられないケースがほとんどです。導入時の初期設定サポートやテンプレート、運用スタート後のサポートが受けられず、導入や運用に手間がかかります。
例えばAI型チャットボットは、導入前に学習データの蓄積やFAQの整備などを実施する必要があります。運用開始後は回答精度を高めるために、回答内容の調整やブラッシュアップ、会話ログの確認などの実施が必要です。
無料プランでは、これらをすべて自社で取り組まなければならないため、初めてチャットボットを導入する企業にとっては負担が大きいと言えます。
導入・運用工数を考慮し、無料のAI型チャットボットが自社にとって適切なのか判断しましょう。
トライアル期間後に有料版に切り替わる場合がある
無料トライアルを利用してAI型チャットボットを導入する場合、無料トライアル期間終了後に、自動的に有料版に切り替わる可能性があるため、注意が必要です。自動的に切り替わるかどうかは、ツールによって異なることから、終了時期をあらかじめ確認しておきましょう。
無料トライアルは、自社に最適なツールかどうかを判断するための期間です。トライアル終了時期や料金発生のタイミングを事前に確認し、継続利用するかどうかの判断基準を設けておきましょう。
API利用により従量課金される可能性がある
無料でAI型チャットボットを構築できるツールを利用する場合、API利用によって従量課金される場合がほとんどです。チャットボットの作成自体は無料でできるものの、運用を開始すると、利用量に応じてAPI利用料金が発生します。
例えば、「Botpress」や「Dialogflow」は、無料枠や毎月の無料クレジットが用意されていますが、上限を超えると従量課金が発生する仕組みです。
無料で作成できるからといって、作成後そのまま運用を開始してしまい、想定外のコストが発生するケースも少なくありません。そのため、AI型チャットボット作成ツールにおいては、無料で利用できる範囲や課金条件を事前に確認しておくことが重要です。
AI型よりもシナリオ型チャットボットが適しているケースもある
AI型チャットボットは、すべての企業に適しているわけではありません。目的や解決したい課題によっては、AI型よりもシナリオ型の方が適している場合もあります。
例えば、似たような内容の問い合わせが多い場合や、Q&Aのようなシンプルな内容の問い合わせ対応を自動化したい場合は、シナリオ型チャットボットの方が最適です。シナリオ型チャットボットは、あらかじめ設定された質問と回答に沿って、会話を進めるタイプのチャットボットです。AI型チャットボットのような、学習データの蓄積などの手間がかからず、専門知識も不要のため、初心者でも簡単に導入できます。
また、費用もAI型と比べて低コストであることから、低予算で導入を検討している企業にもおすすめのチャットボットです。
弊社サンソウシステムズでは、月額1万円から導入できるチャットボット「さっとFAQ」を提供しています。専門知識を使用せず、生成AIでシナリオを作成できるため、初心者でも簡単にチャットボットを運用できます。
今なら30日間無料トライアルも実施しているので、「まずは試してみたい」という方はぜひお問い合わせください。
さっとFAQの導入事例

シナリオ型チャットボットを実際に導入した事例を紹介します。自社の課題や状況と照らし合わせ、最適なツール選びの参考にしてください。
電話による問い合わせを平均約2割削減

宇津救命丸株式会社は、子どもの夜泣き・かんむしの薬である「宇津救命丸」をはじめとする医薬品の開発・販売をおこなっています。
同社では、毎月50件以上寄せられる似た内容の問い合わせへの対応に課題がありました。同じような問い合わせ対応に手を取られ、本来注力すべき複雑な質問への対応が十分にできていませんでした。そこで、チャットボット「さっとFAQ」を導入します。
導入後は、ウェルカムトークを工夫することでチャットの開始率を30%から50%にまで改善しました。その結果、電話による問い合わせを平均して約2割減少させることに成功します。
「飲み合わせ」などのより複雑で繊細な問い合わせ対応に集中できる環境を構築できたと言います。
参考:「江戸時代から続く秘薬はチャットボットでさらなる飛へ|宇津救命丸株式会社」
新卒採用に導入で公開後1カ月で1,000コール

昭和鉄工株式会社は、熱源機器や空調機器の製造販売や、それに伴うサービスや設備工事の設計施工を中心におこなっています。
同社では、業務の効率化として、AIを使用した最新技術を導入できないかと情報収集していたところ、チャットボットである「さっとFAQ」と出会います。若手社員をきっかけに、社内導入の先駆けとして新卒採用への導入を決めました。
さっとFAQの簡単な操作性や見やすい管理画面によって、シナリオの作成よりもコンテンツ作成に注力でき、公開後1カ月で1,000コールを達成しました。今後は、新卒採用に限らず、社内業務の効率化に注力する方針です。
参考:「明治からの挑戦の姿勢は、令和の今にも受け継がれる|昭和鉄工株式会社」
キャラクターを使ったチャットボットで心理的なハードルを低減

株式会社医療産業研究所は、保健や医療、福祉などのヘルスケア分野に特化した調査会社です。同社では、2003年にメンタルヘルス事業を開始し、「ストレスチェックPRAS」を開発・提供しています。
敷居が高いメンタルヘルス領域において、ストレスチェックを回答する会社の社員が取り組みやすく、楽しめるコンテンツを実現するためにチャットボットである「さっとFAQ」を導入します。さっとFAQでは、キャラクター「ピーコ」が睡眠状況の確認とアドバイスをしてくれる「睡眠チャットボット」を開発しました。
専門家に相談することのハードルが高い分野であるものの、公開後一カ月足らずでカウンセリングの申し込みを獲得できたと言います。今後は、睡眠だけでなく、メンタルヘルスに関するコンテンツをチャットボットと連携して開発すると言います。
参考:「わずか2週間で2つのチャットボットを公開メンタルヘルス事業でDXを実現|株式会社医療産業研究所 様」
まずは無料で試して自社に最適なチャットボットを選ぼう

無料のAI型チャットボットには、制限があるものやWordPressのプラグインとして提供されているものなど、さまざまなタイプがあります。それぞれ特徴や使用用途が異なるため、自社の導入目的や解決したい課題を考慮して最適なツールを選ぶことが大切です。
まずは無料でAI型チャットボットを試して自社との相性を確認し、状況に合わせて有料版への切り替えやシナリオ型チャットボットの導入も視野に入れましょう。
弊社サンソウシステムズでは、月額1万円から問い合わせ対応を自動化できるチャットボット「さっとFAQ」を提供しています。生成AIで簡単にシナリオを作成でき、最短即日で運用を開始できます。
30日間無料トライアルを実施しているので、「シナリオ型チャットボットがどのようなものか試してみたい」方はぜひお問い合わせください。

