AI搭載の機械学習型チャットボットとは?特徴やメリットを解説

基礎知識導入
  • 機械学習型チャットボットとは何だろうか?
  • どのようなメリットがあって、費用はいくらかかるのか?
  • ルールベースやAI型とは何が違うのだろう?

上記の疑問を持っている人は多いのではないでしょうか?チャットボットには様々な種類があり、中でも機械学習型はAIが搭載された高性能なものとして注目されています。

企業にとってまずは機械学習型チャットボットを理解して導入を検討するのがよいでしょう。そこで本記事では以下を解説します。

  • 機械学習型チャットボットの特徴やメリット・費用感
  • ルールベース・AI型との違い
  • 機械学習型チャットボットを導入する上での注意点

チャットボットに興味がある担当者の方は、ぜひご参考ください。

チャットボットにおける「機械学習」とは?特徴やメリットについて

チャット

まずチャットボットにおける機械学習型がどのようなタイプか確認しましょう。

そのあとメリットやルールベース型との違いについて解説します。

機械学習型=膨大な学習データに基づき回答する

機械学習型チャットボットは、あらかじめ登録する膨大な学習データに基づいて、そこからAIがベストの回答を導き出すものです。つまり知識を活かしてユーザーに的確な答えを提供します。

要するに質問の中で使われたキーワードから推測して回答するという、優れた推測能力を持っている点が特徴です。仮に回答内容が適切でないなら、学習データを増やしたり書き換えたりすることでブラッシュアップできます。

機械学習型チャットボットのメリットとして、大きく分けて以下3点が挙げられるでしょう。それぞれについて詳しく解説しますので、参考にしてください。

  • 質問の対応範囲が幅広い
  • 人間が話すかのような対応力
  • チューニングやメンテナンスがしやすい

質問の対応範囲が幅広い

機械学習型チャットボットにおける最大のメリットは質問の対応範囲が広いことです。十分な学習データを与えれば、あらゆる疑問に対して回答できるようになります。

チャットボットの運用で懸念されることは、やはりユーザーに対して適切なアンサーが提供されないこと。しかし知識を十分に得た機械学習型チャットボットなら、やや複雑な問い合わせにも的確に対応することが可能です。

人間が話すかのような対応力

機械学習型のメリットとして、人間が話すかのような対応力がある点も魅力です。やはり十分な学習データがあれば当意即妙なコミュニケーションが取れるようになります。

より適切な回答でユーザーからの印象を大きく高めることが可能です。チャットボットがどれだけニーズに寄り添えるかはコンバージョンなどにも直結します。

その上でユーザーの悩みを「理解できる」ことは大きなメリットだと言えるでしょう。

チューニングやメンテナンスがしやすい

機械学習型のメリットはチューニングやメンテナンスをしやすいところにも現れています。基本的に学習データを次々に追加していくだけで、チャットボットとしての機能性を高めることが可能です。

多くの場合プログラミングの知識も必要ありません。概ねExcelが利用できれば、それだけで十分です。

なお機械学習型チャットボットは利用すればするほど、チューニングとメンテナンスが必要です。つまり使えば使うほど、回答する能力が向上すると言えます。

長く使い続ければユーザーにとって欠かせないパートナーとなりうるでしょう。

ルールベース型との違いは?比較した上で見えてくるデメリット

機械学習型とルールベース型の違いは以下の通り。

種類メリットデメリット
機械学習型
  • 質問の対応範囲が広い
  • 人間が話すかのような対応力
  • チューニングとメンテナンスを実施しやすい
  • 利用されるほど精度が改善していく
費用が高い
ルールベース型
  • 最低限のFAQデータで利用できる
  • 構築がしやすい
  • 一問一答型の問い合わせが得意
複雑な質問への対応はやや苦手

ルールベース型と比較すれば、機械学習型チャットボットは問い合わせに対する対応力が高い点が目立ちます。ただしデメリットとして、ルールベース型よりは高価である点に注意。

ルールベースは月数万円程度で利用できますが、機械学習型だと月数十万円ほどかかることもあります。

機械学習型チャットボットを実際に利用するまでの流れ

チャート選択

機械学習型チャットボットを導入するまでの流れは以下のとおり。

  • チャットボットを導入する理由は何なのかはっきりさせる
  • 機械学習型チャットボットを選定する
  • 無料トライアルを受けて問題がないか確認する
  • ベンダーと相談して導入を進める
  • 必要なチューニングとメンテナンスの実施

それぞれについて詳しく解説しますので、参考にしてください。

チャットボットを導入する理由は何なのかはっきりさせる

そもそもなぜチャットボットを導入する必要があるのか、まずは明確化しましょう。

利用する目的は会社・シチュエーションによって左右されるものです。たとえば以下のような目的が考えられるでしょう。

  • コンバージョンを高めたい
  • 資料請求数を増やしたい
  • 滞在時間を長くしてSEO効果を得たい
  • ヘルプデスクやコールセンターへの入電数を吸収したい

目的が明確であれば、どのような機械学習型チャットボットが必要であるか判断しやすくなります。もしくはルールベース型の方が合っている、といったことに気づくことも可能です。

機械学習型チャットボットを選定する

上記で見定めた目的に対してフィットする機械学習型チャットボットを選定しましょう。ここで重要なのは可能な限り無料トライアルを受けることです。

無料のトライアルを受ければ特別なリスクなく、機械学習型チャットボットごとの使用感やスペックを確かめられます。いくつか試運転し、自社にフィットするものを選ぶのがよいでしょう。

提供企業と相談して導入を進める

無料トライアルで問題がなければ実際に機械学習型のチャットボットを導入しましょう。

最後にどのような課題を感じているのか、担当者とすり合わせておくとより効果的です。提供企業側からから機械会学習型チャットボットを活用したソリューションが提供されるかもしれません。

価格についてもここで交渉できる場合もあります。WEBサイトで明確に価格表を提示しているケースでは、値下げは難しいでしょう。しかし「要問い合わせ」などと記載しているのであれば、交渉の余地は大いにあります。

必要なチューニングとメンテナンスの実施

機械学習型チャットボットが導入されたら、チューニングやメンテナンスの実施も必要です。どのような設定が必要かはチャットボットにもよりますが、まずは学習データを入力することから始まります。

機械学習型チャットボットは利用すればするほど、回答精度がブラッシュアップされる点が最大の特徴です。最初に多くのデータを投入しておけば開始と同時に高度な顧客対応が実現されます。

そのほか基本的な設定やチャットボットの設置場所もよく検討する必要があるでしょう。

機械学習型チャットボットのよくある質問

チャットボット 話す

本記事では機械学習型チャットボットの特徴やメリット、運用・導入方法について解説しました。最後によくある質問についてQ&Aの形式で回答します。

  • 機械学習型チャットボットはPythonで作ることが可能か?
  • 機械学習型とルールベース型それぞれの課題とは?
  • チャットボットを導入する費用の平均はいくら?

企業にとってチャットボットの選定は重要です。細かい疑問もクリアした上で導入を検討しましょう。

機械学習型チャットボットはPythonで作ることが可能か?作り方は?

結論から言えばPythonを使って機械学習型チャットボットを自作することは可能です。簡単な質問に答える程度であれば、多少プログラミングの知識があれば問題なく作成できるでしょう。

なおPythonを用いた機械学習型チャットボットの作り方は「「Python」を使ったチャットボットの作り方は?正しい手順で作成しよう」をご参照ください。

ただし、外部公開できるような多機能性を持たせるのは相当難しいことです。さらにレイアウトやデザインを考えるとなれば、少々プログラミングを知っている程度では設計は困難でしょう。

したがって本格的に機械学習型チャットボットを運用するのであれば、自作するよりも製品を導入する方が効率的です。

機械学習型とルールベース型それぞれの課題とは?

機械学習型の課題は、高性能である一方で利用料金が高い点にあります。放っておいても賢くなる点は強烈な魅力ですが、月額数十万円の費用は当たり前にかかるでしょう。

さらに初期費用として別途数十万円が必要になることも。WEB方面に割ける予算が限られている中、この負担はかなり厳しいかもしれません。

ルールベース型は安価かつ運用しやすい点が特徴です。しかしユーザーへの対応が学習データの量に左右される点には注意しましょう。

高度で幅広い回答ができるようになるまでには、十分な知識が必要です。しかしそれが揃うまではやや時間がかかるでしょう。

機械学習型チャットボットが育ち切るまでの間、多少拙い対応になる点が課題となります。このような課題は、カスタマーサポートやヘルプデスクなどの有人対応で、ある程度補う必要があるでしょう。

学習型チャットボットを導入する費用の平均はいくら?

機械学習型チャットボットであれば、月10万円から20万円の費用がかかると考えておきましょう。また導入時には初期費用として10万円から20万円が必要となるケースもあります。

ルールベース型と比較すると、高性能な分やや高価であることに注意してください。

まとめ:機械学習型チャットボットで高度なチャット対応を

chat

本記事では機械学習型チャットボットの特徴やメリット、導入方法について解説しました。最後に重要なポイントをもう一度おさらいしておきましょう。

  • 機械学習型チャットボットとはAIが学習データに基づいて自分で回答を考えるタイプ
  • 自動的に回答内容が進化し、対応範囲が幅広くなる
  • 人間が話すかのような自然な会話力も魅力
  • 機械学習型チャットボットを導入するなら、まずは目的を明確に
  • 無料トライアルを受けて、使用感を確かめてから導入する
  • 最初に多くの学習データを与えれば高度な対応が初期から実現できる
  • 月額料金は10万円から20万円とやや高めであることに留意

機械学習型チャットボットは最新技術のAIを用いた高度なツール。自動的に学び続けるという特性は、やはり魅力的なポイントです。

学習データの充実と自動学習を繰り返すことで、ユーザーにとって欠かせないパートナーとなるでしょう。ぜひ一度機会学習型チャットボットの導入を検討してみてください。

ただし高性能である反面、月額料金が10万円から20万円と高額であることがデメリット。また初期費用がかかるケースも少なくありません。

その点を踏まえれば目的によってはルールベース型の方が、導入が現実的であることも多々あります。株式会社サンソウシステムズが提供するさっとFAQであれば、月額1万円の費用から高度なQ&Aを実施することが可能です。機械学習型チャットボットの費用感と自社の予算がマッチしなかった場合は、さっとFAQについても導入をご検討ください。

 

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