近年では、多くの企業がチャットボットを積極的に導入しています。チャットボットの利用によって、顧客の問い合わせに対し、24時間365日自動での対応を提供できます。
従来は顧客の問い合わせに対し、企業はメールなどの形で応答する必要があり、そこには大きな負担がありました。しかしチャットボットによって対応が自動化されることで、企業の負担も軽減できます。
とはいえ、「チャットボットの選び方がわからない」「どの企業が提供するチャットボットを導入すべきなのだろうか」などの疑問を持つ担当者の方もいるでしょう。
本記事では、チャットボットを提供する企業を比較するときのポイントや、機能、料金別に解説しています。チャットボットの導入を考えている担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
株式会社サンソウシステムズでは、月額1万円から導入できるハイブリッド型チャットボットツール「さっとFAQ」を提供しています。Excelから簡単に会話データを作成でき、プログラミングスキルも不要で、誰でも簡単に導入・分析が可能です。
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チャットボットを提供する企業を比較するときのポイント
チャットボットを提供する企業を比較するときのポイントは、初期費用や月額費用などの費用面、AIなどの搭載機能、サポート体制などが挙げられます。
企業を比較する際のポイントを詳しく解説しますので、参考にしてください。
初期費用と月額費用
チャットボットを提供する企業を比較する際は、初期費用と月額費用をきちんとチェックしましょう。なぜなら、チャットボットの初期費用と月額費用は、提供元の企業によって大きく異なるからです。
相場としては、下記のように考えておくと良いでしょう。
- 初期費用:無料〜15万円
- 月額費用:1万円〜30万円
また、利用料金については「月額固定型」と「成果報酬型」の2つが存在します。
月額固定型は、あらかじめ定められた料金を支払うことで、一定のサービスを利用できるモデルです。予算計画が立てやすく、経済的な予測がしやすいため、予算が事前に決定している企業や、長期的な戦略を持つ企業に最適です。また、月額固定型の場合、さまざまな機能追加やカスタマイズが利用しやすいというメリットがあるため、機能の拡張やカスタマイズを希望する場合にも向いています。
成果報酬型は、利用したサービスの量や質に応じて料金が決まる形式です。利用量に応じて費用が変動するため、利用量が不定期な企業や、初期投資を抑えたいスタートアップや中小企業に向いていると言えるでしょう。短期間でのキャンペーンやプロジェクト実施期間のみ利用し、成果を測定したい場合にも有効です。
どちらの形態が自社に適しているか、という点もあらかじめ考えておくことが重要です。
AI機能の搭載有無
チャットボットを提供する企業について比較するときは、「AI機能(人工知能)が搭載されているか、いないか」をチェックする必要があります。なぜなら、AI機能の有無は、チャットボットの性能を大きく左右するからです。
AIが搭載されていないチャットボットでは、事前に設定したとおりにしか返答できません。
一方AI機能が搭載されているチャットボットでは、「機械学習」がおこなわれます。また、AIが機械学習するチャットボットの場合、これまでの使用履歴や顧客の行動パターンを分析し、より適切な対応ができるように成長していきます。
サポート体制
チャットボットを提供する企業を比較するときは、サポート体制にも注目しましょう。なぜなら、チャットボットの運用には、サポートが必要な場面が多くあるからです。
チャットボットは、導入すればすぐに機能するものではありません。実際にチャットボットで顧客対応するためには、下記のようなタスクをこなす必要があります。
- チャットボットを自社のシステムに適合させる
- 想定される質問や、対応する返答を設定する
- チャットボットから得られたデータを分析する
これらのタスクをこなすのは、自社だけではやや難しい部分もあるでしょう。チャットボットの提供元企業によるサポートがあれば、上記のようなタスクで問題やトラブルが発生しても、きちんと対応してもらえます。
サポート体制については、ホームページにはっきりと明記していない場合もあるため、チャットボットの提供元企業へ直接問い合わせるのがおすすめです。
外部ツールとの連携
チャットボットは外部ツールと連携することで、コミュニケーションを効率化させたり、業務負担が軽減されたりと、より使いやすくなります。そのため、チャットボットを提供する企業を比較する際は、外部ツールと連携できるかどうかもチェックしましょう。
例えば、LINEやSlack、Facebookなどのコミュニケーションツールとの連携により、社内や社外からの問い合わせに効率的に対応できるようになります。自社の目的に合わせ、必要なツールと連携ができるかをチェックしておくことは非常に重要です。
普段から使用しているツールと連携ができれば、よりチャットボットを利用しやすくなることはもちろん、効果の向上も見込めます。
【低コスト】チャットボットを提供するおすすめ企業
上記では、チャットボットを提供する企業を比較する上でチェックしたいポイントについて解説しました。ここからは、チャットボットを提供する企業とそのツールを紹介します。先ほど解説した比較のポイントを踏まえ、導入の参考にしてください。
まずは、低コストで導入できるチャットボットを提供している企業を紹介します。
ツール名 | 特徴 | 初期費用(税抜き) | 月額費用(税抜き) |
さっとFAQ | ・ FAQを自動化できるシンプルなチャットボット ・Excelで会話データを作成できる | 無料 | 10,000円~ |
Chat Plus | ・多機能チャットボット ・手軽なチャットからAI対応もあり | 無料 | 1,500円~ |
FirstContact | ・AI搭載の接客・追客型チャットボット ・有人対応やChatGPT対応プランを提供 | 無料 | 2,980円~ |
ジールス | ・完全成果報酬型のチャットボット ・制作費用やシステム利用料は無料 | 無料 | 成果報酬型 ※要問い合わせ |
IZANAI by Cloud CIRCUS | ・フリープランがある ・無制限のボットや広告なしのオプションの提供も可能 | 無料 | 0円~ |
株式会社サンソウシステムズ:さっとFAQ
株式会社サンソウシステムズは、低価格で高機能なハイブリッド型チャットボット「さっとFAQ」を提供しています。初期費用は無料で、月額費用は10,000円から利用でき、非常にコストパフォーマンス良くチャットボットの導入が可能です。
会話データも、Excelを利用して簡単に設定が可能です。利用分析向けのダッシュボードも直感的で使いやすく、定期的にFAQを改善しながら運用できます。企業ホームページ内のお問い合わせやECサイトのカスタマーサポート、大学や塾での問い合わせ対応など、あらゆるシーンで活用できる点も魅力です。
申し込みから最短3日で利用可能になるほか、30日間の無料トライアルもあります。初めてチャットボットを導入する企業にもおすすめのチャットボットです。
初期費用:無料
月額費用:10,000円〜50,000円
チャットプラス株式会社:Chat Plus
同業界ではリーディングカンパニーとして認識されるチャットプラス株式会社は、「Chat Plus」というチャットボットを提供しています。
シナリオ設定の容易さや、テンプレートの充実度が魅力的なチャットボットです。顧客との接点を増やす、顧客からの問い合わせに対応する、社内の問い合わせに対応するなど、さまざまなシーンで活用できます。
そして、何といっても月額料金1,500円から利用できる、コストパフォーマンスに優れたチャットボットである点が最大の魅力です。導入実績だけでなく、コスト面でもリーディングカンパニーであると言えるでしょう。
初期費用:無料
月額費用:1,500円〜
株式会社バイタリフィ:FirstContact
株式会社バイタリフィは、課題解決型チャットボット「FirstContact」を提供する企業です。運用が非常に簡単で、使いやすい仕様が魅力的なツールだと言えます。
Excelで作成したシナリオを読み取れたり、ワンクリックで有人対応へ切り替えたりでき、チャットボット運用初心者でも使いやすいツールです。シームレスな対応で、顧客満足度アップにつながる効果も期待できるでしょう。
また、アカウントは即日発行が可能で、初期費用0円、月額費用2,980円から利用できる、導入ハードルの低さにも定評があります。
初期費用:無料
月額費用:2,980円
株式会社ZEALS:ジールス
株式会社ZEALSが提供するのは、LINEの運用を前提としている「ジールス」というチャットボットです。お客様に必要情報をLINEでヒアリングすると、その情報を指定のフォームに沿ってシステムが自動で書き込みを始めます。
「RPA技術」ですべてが完結するため、API連携などといった開発は一切必要ありません。「RPA技術」とは、ソフトウェアロボット(ボット)を使用して、繰り返しおこなわれるルーチンタスクや管理業務などの定型業務を自動化する技術です。人間がパソコンでおこなう一連の操作を記録・再生し、データ入力やフォーム処理、データ抽出、システム間のデータ転送などのタスクを自動的に実行します。
また、完全成果報酬型であり、制作費用や運用コストはかかりません。リスクなく運用を開始でき、費用面でも無駄なく利用できます。
初期費用:無料
月額費用:成果報酬型
クラウドサーカス株式会社:IZANAI by Cloud CIRCUS
クラウドサーカス株式会社は「IZANAI by Cloud CIRCUS」という無料で使えるチャットボットを提供する企業です。無料で始められるので、導入ハードルが低く、非常に取り組みやすいと言えるでしょう。シンプルな操作性で難しい知識は一切不要、誰でも簡単に導入できます。
簡単ではあるものの、困ったときにはやはり助けが欲しいものです。専任サポーターが作成から実装まで支援してくれるほか、マーケティング全般の相談にも乗ってくれる点も魅力です。
よりしっかりと運用したい場合は、有料プランも用意されています。
初期費用:無料
月額費用:0円〜
【簡単導入】チャットボットを提供するおすすめ企業
次に、簡単に導入できるチャットボットを提供する企業を紹介します。
導入に手間がかかるツールでは担当者の負担も大きく、素早く実装できないため、課題解決にも時間がかかってしまうでしょう。導入作業が少なく、操作が簡単なチャットボットであれば、初めて導入する企業も安心して利用を開始できます。
ツール名 | 特徴 | 初期費用(税抜き) | 月額費用(税抜き) |
さっとFAQ | ・FAQを自動化できるシンプルなチャットボット ・AI学習で自社にフィットした会話データを作成可能 | 無料 | 10,000円~ |
Support Chatbot | ・自然言語に特化したAIを搭載 ・専任の担当者によるチャットボット構築 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
PEP | ・直感的な操作が可能なUI ・ノーコードで簡単にAIチャットボットの作成ができる | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
KUZENマーケティング | ・ロボットが顧客の動向を記憶し毎回違う対応ができる ・MAやCRMツールのほか、自社開発のデータベースやLINEとの連携が可能 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
HIDEYOSHI | ・10年間のWeb制作ノウハウから生まれたチャットボット ・Webサイトにチャットボットを設置するだけで、簡単に導入できる | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
株式会社ユーザーローカル:Support Chatbot
IT系企業として有名な株式会社ユーザーローカルは、「Support Chatbot」を提供している企業です。
Supprt Chat Botの特徴は、自然言語に特化したAIで、きわめて安定した回答率を記録する点です。自己解決を促す「聞き流し機能」も搭載されており、高性能な会話エンジンに仕上がっています。
Support Chatbotは、Webサイトにチャットボットを設置するだけで、簡単にチャットボットの導入が可能です。また、導入後のサポートも充実しているため、安心して利用できます。加えて、シナリオ型のチャットボットであるため、シナリオとなるデータベースさえあれば、難しい作業や専門的な知識は不要です。
さらに、導入後のサポートが充実しているのも魅力の1つです。チャットボットの運用方法やカスタマイズ方法など、さまざまなサポートを受けられます。
費用は問い合わせが必要ですが、クラウドサービスならではの低価格を実現し、有人チャットやAPI連携についても従量課金なしで利用できると定評があります。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
株式会社ギブリー:PEP
株式会社ギブリーは、AIチャットボット「PEP」を提供する企業です。顧客や社内からの問い合わせ対応に特化しています。AI型のチャットボットであり、早期に品質を向上させる学習支援機能や、各企業の業務に応じた辞書機能を持っています。
運用に専門的なスキルは求められず、ドラッグ&ドロップで直感的な操作が可能です。新たなシステムへの乗り換えは不要でFAQを管理画面で簡単にチャットボット化できるため、今使用しているサイトやツールをそのまま使えます。
あらゆるクラウドサービスとも連携でき、業務の窓口を一本化できる点が便利です。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
株式会社コンシェルジュ:KUZENマーケティング
株式会社クウゼンが提供する「KUZENマーケティング」は、ノーコードで簡単に作成できるチャットボットです。専門的な知識や技術がなくても、直感的な操作でチャットボットを作成できます。問い合わせ対応、商品・サービス紹介、キャンペーン告知など、さまざまなシーンで活用できるのが魅力的です。
また、KUZENマーケティングでは、ユーザーの質問や回答を分析し、ユーザーニーズを理解できます。それを基に、ユーザーへの最適な情報提供や、ユーザーの行動促進も可能です。
KUZENマーケティングでは、ユーザーの購買意欲を高めることで、コンバージョン率を向上させられます。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
株式会社AIコミュニケーション:HIDEYOSHI
株式会社AIコミュニケーションは「HIDEYOSHI」というチャットボットを提供する企業です。HIDEYOSHIは、導入のしやすさを追求しています。
Web制作会社ならではのユーザー目線を駆使したシナリオ設計で、成果を重視している点が魅力の一つです。また、Web制作やマーケティングの一貫した支援も依頼できます。
シナリオ設計や構築はすべてお任せでき、導入ハードルが低い点が特徴です。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
【高性能】チャットボットを提供するおすすめ企業
ここからは、高性能なチャットボットを提供する企業を紹介します。複雑な分析を必要としている場合や、課題が多岐にわたる場合には、性能の高さが重要です。
搭載されている機能や、特異としている分野はツールによっても異なるため、自社のニーズに照らし合わせながら検討しましょう。
ツール名 | 特徴 | 初期費用(税抜き) | 月額費用(税抜き) |
ENOKI5.0 | ・日本語に強い独自の「オントロジー技術」を採用している ・Salesforce、Google Chat、Microsoft Teams、LINE、Slackなどとの連携が可能 | 300,000円~ | 50,000円〜 |
sAI Chat | ・導入から運用までをトータルでサポートする、高品質なAIチャットボット ・カスタマーサポートによる運用支援が充実 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
QA ENGINE | ・世界最先端のディープラーニング技術を活用し高精度の質問応答を実現 ・少ないデータでも高精度な回答ができる | 無料 | 300,000円~ |
PKSHA Chatbot | ・多言語対応が可能 ・マルチチャネル対応 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
Cognigy | ・自然言語処理技術と機械学習技術を活用し高品質な対話を実現 ・カスタマイズ性が高く、さまざまな用途で利用可能 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
Steer AI | ・大規模なFAQデータベースと自然言語処理技術を活用したAIチャットボット ・ユーザーが入力した文の分析が可能 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
alli | ・Webサイトやチャットアプリなど、さまざまなチャネルに対応 ・音声認識や音声合成にも対応しており、電話や音声アシスタントなどのチャネルでも利用可能 | 250,000~ | 100,000~ |
LINC Biz bot | ・ユーザーの入力文を正確に理解し、ユーザーニーズを把握 ・業務フローを自動化するための機能が搭載されている | 55,000円〜 | 55,000円〜 |
株式会社エノキ:ENOKI5.0
株式会社エノキは、AI型チャットボット「ENOKI5.0」を提供する企業です。
ENOKI5.0のAIは、構造データAIや会話AIのほか、深層学習AIなど5つのAIエンジンを持ち、きわめて精度の高い学習機能を有しています。さまざまな状況に合わせて適切なAIに切り替えられ、質問に最適な回答を提案できる点が魅力です。
膨大なワードクラウドを常に分析し、より適切な回答がなされるように進化していきます。また、顧客からの「聞き返し」があったケースを自動的に分類し、顧客ニーズへの理解が可能です。
さらに、「ENOKI5.0」を自社サービスのバックエンドに組み込むことで、AIエンジンの実装が可能です。これにより、専門家がいない場合でも、AIを活用できます。
初期費用:300,000円〜
月額費用:50,000円〜
株式会社Sciseed:sAI Chat
株式会社サイシードは、「sAI Chat」という高機能チャットボットを提供する企業です。導入時点で類似表現を学習させているため、導入時から精度95%以上の高性能かつ適切な回答を提供できます。
さらに、その高性能を導入後もずっと維持していく点も安心です。定着までのカスタマージャーニーに沿った運用改善も、専任のカスタマーサクセスチームが支援してくれる点も魅力です。
デザイン性や機能性も高くユーザーの使いやすさが追求されており、非常に運用しやすいチャットボットであると言えるでしょう。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
株式会社Studio Ousia:QA ENGINE
株式会社Studio Ousiaは、チャットボット「QA ENGINE」を提供する企業です。QA ENGINEは、高度な学習機能や質疑応答APIを搭載した、高性能なチャットボットです。AIの国際クイズコンペティションでの連続優勝、また人間のクイズ王チームにも勝利した経験を持ちます。
APIとして提供されるため、好みのアプリにつないで利用できるインターフェースも便利です。
メンテナンスはシンプルで、過去の質問応答の内容をチェックして機械学習ボタンを押下するだけで完了します。チェックしていない質問応答もすぐにわかるため、メンテナンスにかける時間を短縮できるのも嬉しいポイントです。
初期費用:無料
月額費用:300,000円~
株式会社PKSHA Communication:PKSHA Chatbot
株式会社PKSHA Communicationは、AIチャットボット「PKSHA Chatbot」を提供する企業です。同社グループによる自社開発エンジンで、精度の高い問い合わせ対応を実現しています。
ビッグデータを活用した辞書データを搭載し、導入当初から高い精度を実現できるほか、Office365やRPAとの連携が可能で、部門や担当者の業務効率化を図れる点も特徴です。
日本語精度の高さが評価され、金融系をはじめ100社以上の導入実績があり、さまざまな企業の業務効率化を担っています。同社のプロダクトに興味のある方向けにオンラインセミナーを積極的に実施していますので、まずは参加してみるのもいいかもしれません。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
TDSE株式会社:Cognigy
TDSE株式会社は「Cognigy」というプラットフォームを提供する企業です。優れたエディタ機能を使った高性能のAIチャットボットを展開しています。既存の規約やマニュアルからAIロジックを使ってチャットボットに登録する質問と回答を自動生成できる「QAジェネレーター」など、サービスも充実している点が特徴です。
また、チャットボットを数秒でさまざまなチャネルに設置でき、音声やテキストベースでの会話を自動化してくれます。顧客接点の拡大により、企業の売上アップへの貢献が期待できるでしょう。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
ジェットラン・テクノロジーズ株式会社:Steer AI
ジェットラン・テクノロジーズ株式会社は「Steer AI」という自然対話エンジンプラットフォームを提供する企業です。
Steer AIの特徴は、的確な返答のみならず、「発言内容から次の行動を予測し、必要なサポートを選ぶ」という、高度なサポートができることです。トレンドワードを分類した同社の専用辞書・振る舞い解析を用いた学習処理によって、独自の推論モデルで言葉の尺度を体系化しています。
会話の中から顧客の感情を予測する「感情検知」など、さまざまな先進的機能が用意されている点が魅力です。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
株式会社ギャプライズ:alli
株式会社ギャプライズは「alli」というAIチャットボットを提供する企業です。自然言語処理と機械読解に特化したチャットボットを開発しています。
チューニングをしていない状態でも70%の正答率を保持し、学習していくことで最終的には95%以上の正答率を達成します。シナリオ設計も工数が少なく、簡単に設計が可能です。
サイトやアプリ、社内コミュニケーションツールなど、あらゆるサービスで利用できる点も魅力の一つです。サイトやアプリであればタグを入れ込むだけで利用開始でき、運用しやすいのも特徴でしょう。
初期費用:250,000~
月額費用:100,000~
株式会社AIoTクラウド:LINC Biz bot
株式会社AIoTクラウドは「LINC Biz bot」というチャットボットを提供する企業です。導入・運用に専門的知識がいらず、初めてでも安心して使えるチャットボットです。
Excelにまとめたデータを登録するだけで構築できるため、既存のFAQを活用してすぐに利用を開始できます。
会話履歴の自動分析機能で、解決ができなかった問い合わせに対する改善方法を知らせてくれるのも嬉しいポイントです。導入だけでなく、改善や更新にも簡単に取り組むことが可能です。
初期費用:55,000円〜
月額費用:55,000円〜
【わかりやすい管理画面】チャットボットを提供するおすすめ企業
次に、わかりやすい管理画面が強みのチャットボットを提供する企業を紹介します。チャットボットは、導入後もデータを分析しながら、修正や情報を追加することで、その精度や機能が向上します。
このような作業を効率的におこなうためにも管理画面の使いやすさが重要です。ダッシュボードが見やすいことで、効率的に改善やメンテナンスができます。
ツール名 | 特徴 | 初期費用(税抜き) | 月額費用(税抜き) |
さっとFAQ | ・よくある質問や回答できていない質問などを簡単に分析できる ・ITの専門知識がなくても簡単に操作できる | 無料 | 10,000円~ |
おもてなしSuite | ・AIチャットボットとWeb接客を組み合わせたサービス ・AIチャットボットによる問い合わせ対応や、Web接客による購買促進が可能 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
RICOH Chatbot Service | ・タグを埋め込むだけで簡単に導入できる ・辞書型とシナリオ型のハイブリッド型チャットボット | 5,000円 | 18,000円~ |
sinclo | ・訪問者の属性や興味関心に合わせ、自動メッセージ送信が可能 ・有人チャットとの連携が可能 | 要問い合わせ | 9,440円~ |
HUE Chatbot | ・日本語の揺らぎに対応できる ・約 290 万語の言語辞書が搭載 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
株式会社ショーケース:おもてなしSuite
株式会社ショーケースは、「おもてなしSuite」というWeb接客プラットフォームを提供する企業です。機能の中に、AIチャットボットが含まれています。
おもてなしSuiteは、主に社外顧客向けのプラットフォームです。設置したいページにJavaScriptのタグを1行挿入するだけで、簡単・スピーディにオンライン上での顧客接点を作れます。
提供元の株式会社ショーケースは、もともとマーケティングツールを手がけてきた会社です。同社ならではのわかりやすい管理画面を実現しており、初めて運用をおこなう担当者でもすぐに使いこなせるようになるでしょう。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
リコージャパン株式会社:RICOH Chatbot Service
リコージャパン株式会社は、「RICOH Chatbot Service」というチャットボットを提供しています。Excelで作成したデータを読み込ませるだけで利用でき、操作も非常に簡単です。
また業種別テンプレートなども用意されており、初めてチャットボットを導入する企業でも早期に運用を開始できます。
グラフィカルで見やすい管理画面も魅力の一つで、導入後の成功事例も多数あります。慣れるまでにそう時間がかからない、誰でも簡単に開始・運用できるチャットボットであると言えるでしょう。
初期費用:5,000円
月額費用:18,000円〜
株式会社エフ・コード:sinclo
株式会社エフ・コードは「sinclo」というチャットボット型のWeb接客ツールを提供する企業です。sincoでは、チャットにとどまらない店頭レベルの接客を実現します。
サイト訪問者が「今」欲しい適切な話しかけをおこなうことで、離脱防止・コンバージョン増加などのサイト改善に役立ちます。よくある質問などはチャットボットで自動化し、コストの削減も可能です。
顧客視点で作られた、シンプルかつわかりやすい管理画面にも定評があります。マニュアルを見ずとも操作ができるようなUI/UXで、チャットボット初心者でも安心です。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:9,440円〜
株式会社ワークスアプリケーションズ:HUEチャットボット
株式会社ワークスアプリケーションズは「HUEチャットボット」というAIチャットボットを提供する企業です。独自の自然言語処理技術を駆使し、日本語の揺らぎに対応するチャットボットを開発しています。
2021 年 5 月時点で、HUE Chatbotには約290万語を収録する日本最大の語彙数を誇る言語辞書が搭載されています。この語彙データベースにより、辞書を頻繁に更新しなくても、より広範囲の文言の理解が可能です。
ノンプログラミングで直感的に使える管理画面も魅力の一つです。運用に必要な情報登録やメンテナンスはすべて自社担当者が作業できます。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
【特化型】チャットボットを提供するおすすめ企業
ここからは、特定の業種に特化したチャットボットを提供する企業を紹介します。
チャットボットだけですべての課題を解決できるわけではありません。特定の業務に特化したチャットボットを導入すれば、幅広いサービス展開や業務効率化を実現でき、人的コストの軽減が見込めます。
ツール名 | 特徴 | 初期費用(税抜き) | 月額費用(税抜き) |
triplaBot | ・宿泊施設に特化したAIチャットボット ・自社データベースとの連携も可能 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
Al Messenger Chatbot | ・カスタマーサポートに特化したAIチャットボット ・過去の問い合わせをAIが分析し、最適なチャットボットの初期設計ができる | 500,000円〜 | 150,000円〜 |
AI-FAQボット | ・社内・社外向けFAQに特化したチャットボット ・事前学習は不要 | 要問い合わせ | 30,000円~ |
OfficeBot | ・社内向け特化のChat GPTと連携したチャットボット ・企業内の既存ドキュメントを活用できる | 350,000円 | 150,000円 |
Zendesk | ・カスタマーサポートに特化した業務上のコミュニケーションを一元管理できるツール ・世界160ヵ国以上の企業で採用されている | 要問い合わせ | $19~ |
OK SKY Chat Bot | ・Web接客に特化したAIチャットボット ・画像解析エンジンも搭載 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
tripla株式会社:triplaBot
tripla株式会社は、宿泊施設に特化したAIチャットボット「triplaBot」を提供する企業です。標準で5言語 (英語、簡体字中国語、繁体字中国語、日本語、韓国語)に対応しており、言語の追加も可能です。
tripla株式会社では、自社で開発したAIエンジンを使用しており、日常業務を通じてAIが機械学習を積み重ねています。また、triplaは業界内でも特に高品質なAIエンジンを提供しているとされています。
AIが回答できない質問や、お客様がオペレーター対応を意図的に求めている場合には、オペレーター対応も可能です。また、一度応えられなかった質問はAIが即座に学習するため、運用開始後3か月以内に85%の質問に回答できるようになります。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
株式会社AI Shift:Al Messenger Chatbot
株式会社AI Shiftが提供するチャットボットは、「Al Messenger Chatbot」です。ユーザーの疑問解決にこだわったAIチャットボットで、独自技術「AI Compass」により、高い回答精度を確保しています。
チャットボットの回答精度を上げるには、高い頻度でチューニングを実施する必要があります。AI Compassは、チューニング効果の高い箇所を見つけられるため、回答の精度を格段に上げられるのです。
また同社のノウハウを基にしたカスタマーサクセスロードマップを活用し、プロフェッショナルが回答精度向上のためのサポートをおこなってくれる点も魅力の一つです。総計100社以上の運用実績があり、それに基づいたコンサルティングを提供しています。
初期費用:500,000円〜
月額費用:150,000円〜
株式会社L is B:AI-FAQボット
株式会社L is Bは「AI-FAQボット」というチャットボットを提供する会社です。AI-FAQは、社内・社外向けFAQに特化したチャットボットツールです。
話し言葉のような自然文もしっかり理解し、適切な回答を導き出す高性能のAIを搭載しています。チャットボットとの会話だけで、問い合わせから申し込みまでワンストップで対応できる点も魅力です。
Teamsを使っている企業専用の料金プランもありますので、気になる方はチェックしてみてください。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:30,000円〜
ネオス株式会社:OfficeBot
ネオス株式会社が提供する「OfficeBot」は、社内向け特化のChatGPTと連携したチャットボットです。
ChatGPTを利用して、企業固有のデータや組織内ドキュメントなど、オフィス内の情報を活用できます。これにより、社内からの質問に対する回答や情報提供が可能です。
また、Microsoft Azure OpenAI Serviceとの連携により、社内の機密情報を保護し、高いセキュリティを保っています。これにより、セキュリティを重視しつつ、ChatGPTにおける大規模言語モデルの活用が可能になっています。
問い合わせ対応だけでなく、企画や広報などの分野での文章作成業務の効率化も可能です。
さらに、得られた会話データをテキストマイニング分析に活用し、組織の課題解決に役立てられます。
初期費用:350,000円
月額費用:150,000円
株式会社Zendesk:Zendesk
株式会社Zendeskが提供する「Zendesk」は、カスタマーサポートに特化し、業務上のコミュニケーションを一元管理できるツールです。
さまざまなサービスの中の一つにチャットボットがあり、顧客の期待値を超えるシームレスかつ高度なサポートを実現しています。世界160ヵ国以上の企業で採用されており、海外でも高く評価されているシステムです。
チャットツールは、WebだけでなくモバイルやSNSからも顧客サポートをおこなえます。外出先であっても素早いサポートを提供できるため、顧客満足度アップにも貢献するでしょう。
モバイルチャットで顧客に積極的に話しかけられ、商品やサービスの購入までを徹底的にサポートできます。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:$19~
株式会社空色:OK SKY Chat Bot
株式会社空色は、「OK SKY Chat Bot」というWeb接客に特化したチャットボットを提供しています。店舗でのチャットボットによるサポートを前提として開発されている点が特徴です。具体的には、店舗混雑時の接客支援などを目的として運用されています。
チャットボットによって1対1の接客を実現し、顧客ニーズを引き出した上で適切な商品を提案します。これにより、購買意欲を見逃すことなく、売上の向上に貢献できるでしょう。
LINEやFacebookなどのツールだけでなく、ECサイトやリアル店舗とも連携し、ユーザー接点を強化している点も魅力です。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
【独自機能を搭載】チャットボットを提供するおすすめ企業
ここからは、独自機能を搭載したチャットボットを提供する企業を紹介します。企業によっては、さまざまな独自機能を開発・実装しています。
それぞれの企業の強みを理解し、自社の課題解決に役立てましょう。
ツール名 | 特徴 | 初期費用(税抜き) | 月額費用(税抜き) |
hitobo | ・自社データでQ&Aの作成と回答を自動化できるAIチャットボット ・業種や規模を問わずさまざまな企業から導入されている | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
ドコモAIエージェントAPI | ・よくある問い合わせの一次対応を自動化できる ・GUIによる簡単な対話の作成や、マークアップ言語であるAIMLを利用し複雑な対話シナリオを実現可能 | 3,000円~ | 50,000円~ |
goo AI x DESIGN | ・企業ごとのニーズに合わせ、柔軟なカスタマイズが可能 ・ユーザーニーズに合わせたレコメンド機能 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
CScloud | ・LINE経由の問い合わせを自動・有人で対応できる ・1対1のトークを複数人で共有管理できる | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
AIチャットボットさくらさん | ・ChatGPT搭載のAIチャットボット ・社内データを取り込み問い合わせが可能 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
anybot | ・オムニチャネルで自動接客を実現できる ・RSS機能により、最新のコンテンツを自動的に表示できる | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
KARAKURI chatbot | ・生成AIと定型AIのハイブリッド型チャットボット ・KARAKURI smartFAQでは独自の特許技術を取得 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
アディッシュ株式会社:hitobo
アディッシュ株式会社は、自社データでQ&Aの作成と回答を自動化できるAI型チャットボット「hitobo」を提供する企業です。hitoboでは、社内のURLやPDF、Word、Excel、PowerPoint、問い合わせ履歴などの自社データからQ&Aを自動生成し、チャットボットやFAQシステムに反映させられます。
社内データから生成AIを用いてQ&Aリストを自動生成し、個別の自動応答や社内ファイル・ページへの誘導、不足情報の聞き返し、担当チーム・担当者への連絡先誘導などを自動化できます。そのため、シナリオの設計やプログラミングなどの知識は不要です。
また、Microsoft TeamsやSharePointなど、Webサイト以外にもさまざまなツールやアプリに設置できます。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
株式会社NTTドコモ:ドコモAIエージェントAPI
NTTコミュニケーションズ株式会社は「ドコモAIエージェントAPI」という対話型のASPサービスを提供する企業です。ドコモAIエージェントAPIは、音声・テキストユーザーインターフェースをパッケージ化したものです。
チャットボットと独自対話サービスからなり、自由かつ広がりのある対話サービスの実現に一役買っています。外部サービスとの連携により、サービスを拡張することも可能です。
料金プランが多数あるため、利用頻度に合わせたプランを選択することで無駄なく利用できます。
初期費用:3,000円
月額費用:50,000円〜
株式会社NTTドコモ:goo AI x DESIGN
株式会社NTTドコモは、AI型のチャットボット、「goo AI x DESIGN」を提供しています。goo AI x DESIGNは「goo」のAIを中心としたサービスです。適切な日本語解析や文脈理解、データ分析により、自然な会話を実現します。
gooのAIエンジンに顧客データやキャラクターを組み合わせることで、新しいコミュニケーションチャネルを作り出しています。また、顧客との対話から感情を汲み取り、おすすめしたい情報を提案してくれる点も特徴です。顧客の意思決定をサポートする「攻めのAI」を実現しています。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
スタークス株式会社:CScloud
スタークス株式会社は、チャットボット「CScloud」を提供する企業です。CScloudは、LINEでのQ&Aを想定して開発されたチャットボットです。
LINE上での問い合わせに自動対応し、必要な問い合わせだけを有人対応へ回せます。LINEの対応に必要な機能が一式揃っており、LINE公式アカウントを運用している企業に最適なツールです。
また、顧客属性に応じたセグメント別一斉送信機能も搭載されており、集客に役立てることもできます。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
株式会社ティファナ・ドットコム:AIチャットボットさくらさん
株式会社ティファナ・ドットコムが提供する「AIチャットボットさくらさん」は、大量の問い合わせにも対応できるAIチャットボットです。緊急時の対応や情報更新も迅速に実施でき、繁忙期にも人員を追加せずに対応できます。
ChatGPTを活用したFAQの自動生成機能が搭載されており、シナリオ作成や運用の手間を省けます。
また、セキュリティが保証された環境で学習するため、情報漏洩の心配もありません。複雑な問い合わせには有人チャットに切り替えられるため、ユーザーの離脱を防止できます。さらに、ほかのAIさくらさんシリーズやSNSとの連携も可能です。
簡単に運用できることから自治体やさまざまな企業で導入されています。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
エボラニ株式会社:anybot
エボラニ株式会社は「anybot」というチャットボットを提供する企業です。LINEやMessenger上でのビジネス活動を徹底サポートします。
電話やメールを含むオムニチャネルによる自動接客が特徴で、自社に合った活用を短期間で実現可能です。オムニチャネルとは、実店舗やECサイト、電話、メール、SNSなどのチャネルを連携させ、顧客がどのチャネルからでも商品やサービスを利用できるようにすることを指します。
データを活用したCRM機能もあり、予約やECのほか、集計分析機能も搭載され、運用サイクルを回しながら顧客体験の向上を図れる点が魅力です。
Web接客にとどまらない一貫した対応ができる機能が豊富なため、時間短縮を課題としている企業にもおすすめです。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
カラクリ株式会社:KARAKURI chatbot
カラクリ株式会社が提供する「KARAKURI chatbot」は、生成AIと定型AIのハイブリッド型チャットボットです。
同社が提供する「KARAKURI smartFAQ」では、チャットボットと同じデータを使用して、チャットボットとFAQの両方を学習させられ、質問パターンに基づく検索機能も向上するという技術の特許を取得しています。これにより、さまざまな検索媒体での検索効率が向上し、ユーザーの自己解決体験が向上します。
チャットボットの運用が安定し軌道に乗るまで伴走する総合サポートもあり、チャットボットの運用が初めてという方でも安心して利用できるでしょう。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
【社内DXに特化】チャットボットを提供するおすすめ企業
最後に、社内DXに特化したチャットボットを提供している企業を紹介します。チャットボットは社外に向けて使用されることが多いと考えられがちですが、実は社内問い合わせ対応や業務マニュアルとして利用することも可能です。
社内DXを進めたい総務・人事部門の方はぜひチェックしてみてください。
ツール名 | 特徴 | 初期費用(税抜き) | 月額費用(税抜き) |
さっとFAQ | ・自動対応化で人件費や回答時間の短縮 ・社内FAQとして使用されている実績多数 | 無料 | 10,000円〜 |
チャットディーラーAI | ・社内向けAIチャットボット ・400種類以上の社内用テンプレートが用意されている | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
Benefitter | ・伊藤忠テクノソリューションズが独自開発したAIチャットボット開発プラットフォーム ・高度なAIチャットボットを短期間で作れる | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
HiTTO | ・社内向けAIチャットボット ・社内情報を一元管理できる | 無料 | 要問い合わせ |
helpmeee!KEIKO | ・GPT技術をベースにした社内特化型チャットボット ・直感的なインターフェースで、社内の疑問や問い合わせに即対応 | 要問い合わせ | 0円~ |
HRBrain AIチャットボット | ・バックオフィス業務を効率化できるAIチャットボット ・問い合わせ内容を可視化でき、ブラッシュアップ可能 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
CB4 | ・人事部・総務部専用のAIチャットボット ・IBM Watson(AIシステム)搭載 | 要問い合わせ | 50,000円~ |
株式会社ラクス:チャットディーラーAI
株式会社ラクスは「チャットディーラーAI」という社内向けAIチャットボットを提供する企業です。
社内ポータルや社内FAQはもちろん、グループウェアやビジネスチャットにも設置でき、自社に合った適切な方法で運用できます。400種類以上の社内用テンプレートを用意しているため、高性能のAIをすぐに導入できるのも魅力です。
総務部門など、社内の問い合わせを取りまとめる部門の業務負担を軽減してくれるほか、従業員の自己解決・満足度アップにもつながるでしょう。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社:Benefitter
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社は「Benefitter」というAIチャットボット開発プラットフォームを提供しています。高度なAIチャットボットを短期間で作成できる、クラウドサービスです。
問い合わせへの回答はもちろんのこと、会議のスケジュール調整や過去のドキュメント検索など、あらゆる業務の窓口をチャットボットに一本化します。誰に・どこに聞けば良いか迷うことがなくなるため、ビジネスパーソンの時間短縮に貢献できます。
自社に合わせてカスタマイズできるため、無駄のない導入・運用が可能です。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
HiTTO株式会社:HiTTO
HiTTO株式会社は「HiTTO」という社内向けチャットボットを提供しています。社内DXに特化したAIチャットボットで、すでに多くの企業での導入実績があります。
人事や総務・労務・経理などのバックオフィスのナレッジを体系化し、質問パターンを学習させた共通AIを搭載している点が強みです。質問の意図を自動で解析し回答してくれるため、対応工数の削減、従業員の負担軽減につながります。
社内DXを進めることで会社全体の生産性向上を図ることを目的としているため、DXに積極的に取り組む企業にもおすすめです。
初期費用:無料
月額費用:要問い合わせ
バリュエンステクノロジーズ株式会社:helpmeee!KEIKO
バリュエンステクノロジーズ株式会社は「helpmeee!KEIKO」というGPT技術をベースにした社内特化型チャットボットを提供しています。
問い合わせへの自動回答はもちろんのこと、チケット起票とステータス管理機能もあり、問い合わせの管理工程を大きく減らせます。すべての問い合わせを自動で起票し1ヵ所に集約してくれるため、回答漏れをなくせるほか、見やすくすっきりと整理できるのが魅力です。
ビジネスチャットに組み込むだけで簡単に導入でき、コーディングや難しい設定は一切必要ありません。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:0円~
株式会社HRBrain:HRBrain AIチャットボット
株式会社HRBrainが提供する「HRBrain AIチャットボット」は、バックオフィス業務を効率化できるAIチャットボットです。回答がない問い合わせは管理者にアナウンスされる仕組みとなっており、回答漏れを防止できます。
一般的な質問のテンプレートが約500件登録されており、導入後の初期設定も簡単です。また、問い合わせ内容を元に傾向を可視化でき、回答内容のブラッシュアップに役立てられます。
さらに、ChatGPT APIを活用し、登録済みの回答内容を基にワンクリックで複数の質問パターンの自動生成も可能です。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:要問い合わせ
NDIソリューションズ株式会社:CB4
NDIソリューションズ株式会社が提供する「CB4」は、人事部・総務部専用のAIチャットボットです。IBM Watson(AIシステム)が搭載されており、1問1答形式で回答します。
人事と総務に関する一般的な質問が約400種類、それに対する約4000のサンプル問い合わせがすでに学習されており、追加の事前学習は必要ありません。人事・総務業務に関する既存のデータとテンプレートを利用して、社内規定に合わせた回答文を調整すれば、約2週間でサービスを開始できます。
従業員の人事や労務情報が関わる質問に対しては、OBC社の勤怠管理クラウドや就業奉行と連携でき、生体認証の使用によりセキュリティ確保も可能です。
初期費用:要問い合わせ
月額費用:50,000円~
チャットボットを提供する企業の選び方
最後に、チャットボットを提供する企業の選び方を紹介します。
チャットボット提供企業は非常に多いため、何を基準に選べば良いのか迷う人も多いでしょう。導入の際は、ここで紹介する選び方を参考にしてみてください。
導入目的で選ぶ
チャットボットを選ぶ際にもっとも重要なのは、導入する目的を明確にすることです。チャットボットは多岐にわたる機能を搭載しているため、各業務や目的に合わせて最適なものを選ぶ必要があります。
チャットボットを選ぶ際は、まず、ツールでできることが自社の導入目的と合致しているかをチェックしてみてください。導入目的には、業務効率化、売上アップ、顧客体験の向上などが挙げられます。
導入目的に合ったチャットボットを選ぶことで、ツールの効果を最大限に引き出せます。
チャットボットの種類や機能性で選ぶ
チャットボットには、AI搭載型とシナリオ型の2種類があります。それぞれの特徴を理解し、自社のニーズに合ったボットを選ぶことが重要です。
AI搭載型は、自然言語処理能力を持ち、ユーザーの質問に対して柔軟に応答できます。また、学習能力があり、時間とともにパフォーマンスが向上する点が魅力的です。デメリットとして、メンテナンスの手間や導入コストが高い点が挙げられます。そのため、カスタマーサポートを強化したい企業や、複雑なユーザーの問い合わせに柔軟に対応したい企業に最適です。
シナリオ型は、AI搭載型より自由度は低くなるものの、設定が簡単でコストも抑えられる点がメリットです。また、事前に設定されたシナリオに基づいて応答するため、回答に一貫性があり、品質保持に貢献できます。デメリットとして、ユーザーの予期しない質問や要求に対応できないことがあります。そのため、標準的な問い合わせに迅速に対応したい企業や、特定の業務プロセスに合わせた対話を実現したい企業に適しているでしょう。
企業の目的や実現したいこと、リソース、顧客ニーズを考慮し、適切なチャットボットを選ぶことが重要です。
設置場所で選ぶ
チャットボットを選ぶ際、どこに設置できるかも重要なポイントです。
設置場所によってチャットボットの役割や機能が異なるため、最適なチャットボットを選ぶには、利用シーンを正確に理解する必要があります。チャットボットは、ツールによってWebサイトやビジネスチャット、SNSプラットフォーム上など、さまざまな場所に設置できます。
また、モバイルアプリ内で使用できるものもあり、その場合は利用者の操作習慣やアプリの機能に合わせた対話設計が必要です。いつ・どこで・どのタイミングでチャットボットを使いたいのか、自社の目的に合った場所に設置できるかも選ぶ際のポイントの1つです。
サービスによって対応しているチャネルが異なるため、設置したい場所に設置できるかどうかの事前確認をする必要があります。設置方法もそれぞれ異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。
料金で選ぶ
チャットボットを導入する際は、基本的には初期費用と月額費用が発生します。
料金は、前述したチャットボットの種類や機能性によって大きく異なります。自社の予算と照らし合わせて、無理のない範囲で導入できるかをチェックしましょう。予算に応じて最適なチャットボットを選ぶことで、コストパフォーマンスを最大限に発揮できます。
ただし、料金だけで判断するのはあまりおすすめしません。コスト面を重視したあまり、導入後に「必要な機能が搭載されていなかった」となる可能性もあります。そのため、機能やカスタマイズの容易さ、サポート体制なども考慮に入れて選ぶ必要があります。
費用だけでなく、必要な機能や導入によって削減が見込まれる費用なども考慮しながら、ツールを選定しましょう。
サポート体制で選ぶ
チャットボットは導入して終わりではなく、定期的な改善・更新が必要です。その際、「スムーズに疑問やトラブルに対処できるか」といった点は、運用担当者の業務にも直結するでしょう。
特に海外製のチャットボットの場合は、日本語でのサポートが可能かは重要なチェック項目です。問い合わせに外国語が必要となると、解決速度にも影響しかねません。
またサポート体制に加え、どのような内容までサポートしてくれるのかといったサポート範囲を確認しておくこともおすすめします。手厚いサポートは、ツールによってはオプション料金が必要となるため、事前に確認しておくのが良いでしょう。
セキュリティの高さで選ぶ
不正アクセスや不正ログインなどへのセキュリティ対策がなされているかも、チャットボットを選ぶ際の一つのポイントです。特に、機密情報や個人データを扱うビジネスでは、情報漏洩のリスクを最小限に抑えるために高いセキュリティ対策が施されたチャットボットの選定が必要です。
例えば、金融機関のチャットボットの場合、顧客のアカウント情報や取引情報を多く扱います。こうした情報が不正にアクセスされたり漏洩したりすることは、重大な信頼失墜や法的責任につながる恐れがあるため、高度なセキュリティ対策が必要です。
セキュリティ対策の方法としては、データの暗号化、アクセスコントロール、定期的なセキュリティ監査、及びコンプライアンスの遵守が挙げられます。そのため、セキュリティ面でのリスクを抑えるためにも「通信内容が常に暗号化される」「大企業や金融機関でも採用されている」といった点に着目するもの良いでしょう。
セキュリティの高さをチャットボット選定の重要な基準とすることで、顧客との信頼関係を保ち、法的責任を避けられます。安全性と信頼性を確保するために、チャットボットの提供企業がセキュリティ対策にどの程度注力しているかの確認が重要です。
チャットボットの提供企業は料金やサービスを考慮して検討しよう
サービスとしてチャットボットを提供する企業は、数多く存在します。これだけ多くの企業がチャットボットを提供していれば、自社に合うチャットボットも見つけられるでしょう。
とはいえ、あまりにも提供企業が多く、選定が難航する部分もあります。
自社に適したチャットボットを選ぶには、提供する企業とチャットボットそのものについて、きちんと理解しておくことが重要です。本記事で紹介した、比較のポイントや一覧を参考に、ベストなチャットボットを選定しましょう。
弊社サンソウシステムズでは月額1万円から導入できるハイブリッド型チャットボットツール「さっとFAQ」を提供しています。Excelから会話データを作成ができ、プログラミングスキルも必要ありません。誰でも簡単に導入・分析が可能です。
30日間の無料トライアルもご用意しましたので、「まずは使って試してみたい」という方はこの機会に導入をご検討ください。