ナレッジ共有ツールとは?選び方から導入のポイントまで徹底解説

基礎知識

ナレッジ共有ツールは、社内の知識やノウハウを一元管理し、情報の属人化を防ぐためのツールとして、多くの企業で導入が進んでいます。ただ導入すれば必ず成功するわけではなく、適切な選定と運用体制がなければ期待した効果を得られないケースも少なくありません。本記事ではナレッジ共有ツールの基本から選び方、導入時の注意点、そして成功のポイントまで詳しく解説します

また実際の活用事例から学べる運用のコツも解説していますので、ナレッジ共有ツールの導入を検討されている方や、既存システムの改善を考えている方は参考にしてみてください。

なお、弊社サンソウシステムズでは月額1万円から導入できるさっとFAQというナレッジ共有ツールを提供しています。Q&A形式でナレッジを体系化でき、Excelから簡単に会話データを作成することが可能で、プログラミングスキルも必要ありません。

30日間の無料トライアルもご用意していますので、「まずは試しに使ってみたい」という方はこの機会に導入をご検討ください。

ナレッジ共有ツールとは

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ナレッジ共有ツールとは、社内の知識やノウハウを一元管理し、社員がいつでも確認・共有できるようにするための専用ツールです。従来、多くの企業では紙やWord・Excelでの情報管理が主流でしたが、複数人での情報管理が難しく、情報が属人化しやすいという課題を抱えていました。

専用ツールを活用することで、これらの課題を解決して効率的な情報管理が可能です。社内の重要な知識が特定の個人に依存することなく、組織全体で共有され、業務の円滑化につながります。

ナレッジ共有ツールの目的

ナレッジ共有ツールの主な目的は、ナレッジ(知識・ノウハウ)を社内全体で確認・共有することです。従来の紙やWord・Excelなどの管理方法では、複数人での情報管理が困難で、情報が特定の個人に依存しやすいという課題があります。

ナレッジ共有ツールを導入することで、必要な情報に素早くアクセスできるようになり、業務効率の向上につながります。また下記の記事ではナレッジマネジメントについても紹介しています。併せて参考にしてください。

ナレッジ共有ツールの主な機能

ナレッジ共有ツールには、以下のような主な機能が備わっています。これらの機能を活用することで、業務の効率化や知識の属人化を防げます。

ドキュメント作成機能

社内文書や会議資料をツール上で直接作成できるため、ExcelやWordなどの外部ソフトウェアが不要です。リアルタイムで共同編集が可能なツールも多く、複数人での情報作成がスムーズに行えます。

ファイル共有機能

既存のファイルをアップロードして共有することが容易です。大容量ファイルもメールやチャットツールを使わずにやりとりできるため、情報漏洩のリスクを減らしながら効率的な情報共有ができます。

掲示板機能

全社員または指定したメンバーに対して一斉に情報を発信できます。必要な情報を適切な人に確実に届けることができ、情報漏洩のリスクも軽減可能です。

Q&A機能

社内でよくある質問をまとめ、誰でも確認できるようにできます。知識が特定の個人に依存することを防ぎ、新人教育の効率化にもつながります。

ナレッジとノウハウの違い

ナレッジとノウハウは似ているようで、実は異なる概念です。それぞれの特徴を理解することで、より効果的な知識管理が可能です。

ナレッジは文書化しやすく、共有が容易な知識を指します。一方、ノウハウは実践を通じて習得することが重要で、経験を積むことで身につけられるものです。

両者を組み合わせることで、効果的な知識移転が実現できます。ナレッジ共有ツールは、主に文書化可能なナレッジの管理に適していますが、ノウハウについても、ベテラン社員の経験を文書化することで形式知として蓄積できます。

ナレッジ共有ツール導入のメリット

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ナレッジ共有ツールを導入することで、企業は多くのメリットを得られます。ここでは、主なメリットについて詳しく解説します。

ナレッジの属人化を防ぐ

企業の大切なノウハウが特定の個人に依存する状態を防ぐことが可能です。退職や異動時にも知識が失われることなく、組織の知識資産を守ることができます。

特に、長年勤務したベテラン社員が持つ知識は、企業にとって貴重な資産です。これらの知識をナレッジ共有ツールに蓄積することで、組織全体で活用できます。

業務時間を短縮できる

必要な情報を探す時間を大幅に削減できます。高性能な検索機能を備えたツールなら、目的の情報に素早くアクセスでき、業務負担の増大を防げます。

従来、情報を探すために複数の人に確認し、多くのファイルを開く必要がありましたが、ナレッジ共有ツールを使えば、検索機能で必要な情報を見つけることが可能です。

教育コストを削減できる

業務マニュアルやナレッジの蓄積により、新人教育も効率化できます。ITが苦手な方でも使えるツールなら、教育負担の軽減につながります。

新人が自分で必要な情報を調べられる環境を整えることで、教育担当者の負担を軽減し、より質の高い教育を提供することが可能です。

知識の継承と標準化

ベテラン社員が持つ経験に基づく知識を、文書化して組織全体で共有できる形に変換できます。これにより、教育時間の短縮や情報共有の効率化、業務品質の均一化が実現できます。

これまで個人の経験に依存していた知識を、組織全体で共有できる形にすることで、誰でも同じレベルの業務品質を維持することが可能です。

リモートワーク環境の整備

生産性を維持しながらリモートワーク環境を構築できれば、時間や場所に制約されない柔軟な働き方が実現できます。

リモートワークが普及する中、物理的な距離を超えて情報を共有できる環境は、現代の働き方に不可欠です。ナレッジ共有ツールは、このような環境を整備するための強力なツールです。

社内ナレッジ活用のためのポイント

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ナレッジ共有ツールを効果的に活用するためには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。ツールを導入しただけで終わらせず、継続的に改善していくことが成功の鍵です。

検索性・利便性を高める

いくらナレッジが増えても、検索機能が不十分では活用されません。高性能な検索機能や自然言語検索に対応したツールなら、情報収集も簡単です。

全文検索機能やタグ検索、カテゴリ検索など、複数の検索方法を提供しているツールを選ぶことで、ユーザーが求める情報に素早くアクセスできます。

本当に使われる情報だけを残す

使われないナレッジの蓄積は逆効果です。定期的な整理や、不要な情報を整理・削除できる機能を備えたツールを使って、実際に利用される情報のみに絞り込むことが重要です。

古い情報や使われなくなった情報を残しておくと、検索結果に不要な情報が混ざり、必要な情報を見つけにくくなります。メンテナンスを定期的に実施し、常に最新で有用な情報だけを残すことが重要です。このような整理により、ナレッジの質を維持できます。

ナレッジ共有ツールの選び方

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ナレッジ共有ツールを選ぶ際は、自社のニーズに合った機能を持つツールを選定することが重要です。ここでは、選定時に確認すべき主なポイントについて解説します。複数のツールを比較検討し、自社の業務フローや組織文化に最も適したツールを選びましょう。

検索機能の使いやすさ

検索機能は、ナレッジ共有ツールの最も重要な機能の一つです。以下のような機能があると便利です。

  • 全文検索:ドキュメントの内容全体を横断的に検索できる機能
  • タグ・カテゴリ検索:階層構造や絞り込み条件を使って目的の情報に素早くアクセスできる機能
  • 検索結果の表示:プレビュー表示や関連度の高い順に並べ替えることで、素早く判断できる機能

これらの機能により、ユーザーは必要な情報を効率的に見つけることができます。

編集・更新のしやすさ

ナレッジは常に更新されていくものなので、編集・更新のしやすさも重要なポイントです。以下の機能があると便利です。

  • リアルタイム共同編集:複数のユーザーが同時に同じドキュメントを編集できる機能
  • バージョン管理:過去の編集履歴を確認でき、以前のバージョンにも戻すことができる機能
  • 変更履歴の追跡:誰がいつどのような変更を行ったかを記録・確認できる機能
  • 画像挿入(ドラッグ&ドロップ):ドラッグ&ドロップ操作で直感的に画像を挿入できる機能
  • モバイル対応エディター:スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスからも編集できる機能

セキュリティ対策

機密情報を扱う以上、セキュリティ対策は必須です。以下のような対策が実装されているか確認しましょう。

  • 多要素認証(MFA):パスワードに加えて、別の認証方法を組み合わせることで安全性を高める認証方式
  • SSO対応:シングルサインオンにより、一度のログインで複数のシステムにアクセスできる機能
  • データ暗号化:保存時および通信時にデータを暗号化して保護する機能
  • 権限管理:ユーザーやグループごとに詳細なアクセス権限を設定できる機能

これらの対策により、情報漏洩のリスクを最小限に抑えることができます。

他システムとの連携

既存のシステムと連携できるかどうかも重要なポイントです。以下のような連携が可能か確認しましょう。

  • Microsoft 365 / Google Workspace連携
  • Slack、Teamsなどのチャットツール連携
  • プロジェクト管理ツール連携
  • 社内システムとのAPI連携

これらの連携により、既存のワークフローを大きく変えることなく、ナレッジ共有ツールを活用できます。

コストパフォーマンス

必要な機能から段階的に導入し、無料プランや試用期間で検証することが重要です。初期費用や月額費用が自社の予算に見合っているか、費用対効果が高いかを慎重に検討しましょう。

特に、ユーザー数に応じて料金が変動するツールでは、将来的な利用者数の増加も見据えた予算計画が必要です。また、追加機能の有料オプションがある場合、本当に必要な機能かどうかを判断することが重要です。

テンプレート機能があるか

すぐに活用できるテンプレートがあると、作成・修正の負担を減らせます。用途別のテンプレートが用意されているツールなら、効率的にナレッジの蓄積もできます。

マルチデバイス対応か

スマートフォンやタブレットでも同様に操作できるかはチェックするポイントです。外出先やリモートワーク環境でも、同じようにナレッジにアクセスできることが重要です。

誰でも簡単に操作できること

ITスキルがなくても直感的に使える操作性が重要です。複雑な操作が必要なツールでは、利用が定着せず、せっかくの投資が無駄になる可能性があります。

無料トライアルの有無

導入前に実際に試せる無料トライアルがあると安心です。実際に使ってみることで、自社のニーズに合っているかを確認できます。

下記の記事では、オススメのナレッジ共有ツールを紹介しています。具体的な比較を行いたい方はご覧ください。

ナレッジ共有ツールのコスト比較・効果試算

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ナレッジ共有ツールの導入には、初期費用と運用コストがかかります。企業規模によって必要な費用は異なりますが、ここでは一般的な目安を紹介します。コストを正確に把握し、予算計画を立てることで、スムーズな導入が可能です。

初期費用

導入にかかる費用としては、システム導入費、カスタマイズ費用、社員向けトレーニング費用などが挙げられます。小規模企業では0〜10万円、中規模企業では300〜500万円、大規模企業では1,000万円以上が一般的な目安です。

ただし、クラウド型のツールでは初期費用がかからない場合も多く、小規模企業でも導入しやすい環境が整っています。

運用コスト

毎月かかる費用としては、サービス利用料、保守費用、システムアップデート費用などがあります。小規模企業では0.5〜5万円、中規模企業では10〜20万円、大規模企業では20万円以上が一般的な目安です。

一方で、業務効率化、生産性向上、収益アップなどの付加価値も期待できます。導入コストと効果を比較し、費用対効果を慎重に検討することが重要です。特に、情報を探す時間の削減や、新人教育の効率化による人件費削減など、定量的に効果を測定できる指標を設定することで、投資対効果を明確にできます。

例えば、従来は1時間かかっていた情報検索が10分に短縮できれば、1日あたり50分の時間を他の業務に充てられます。この時間を金額に換算すると、年間で大きなコスト削減効果が期待できます。

ナレッジ共有ツールの活用事例と失敗しないポイント

ナレッジ共有ツールは、さまざまな業界で活用されており、それぞれの業界特有の課題解決が可能です。ここでは、業界別の活用事例と、成功のためのポイントについて解説します。

業界別活用事例

ナレッジ共有ツールは、業界を問わず幅広く活用されています。各業界での具体的な活用方法を見ていきましょう。

IT企業

IT企業では、コーディング規約や開発ガイドラインの共有に活用されています。開発プロセスの標準化により、品質の統一や新人教育の効率化を実現しています。

特に、コードレビューの基準や、セキュリティ対策のガイドラインなど、開発に必要な知識を一元管理することで、チーム全体の開発品質を向上させることが可能です。

また、技術的な課題に対する解決方法や、過去のプロジェクトで得られた知見をナレッジとして蓄積することで、同じ失敗を繰り返さず、効率的な開発につながります。

製造業

製造業では、製造プロセスの標準化や、品質管理のノウハウ共有に活用されています。熟練技術者が持つ経験や知識を文書化することで、知識の継承を実現しています。

また、トラブル発生時の対応手順をナレッジとして蓄積することで、迅速な問題解決が可能です。さらに、設備のメンテナンス方法や、品質改善の取り組みなど、製造現場で得られた経験を組織全体で共有することで、生産性の向上につながります。

小売業

小売業では、接客マニュアルや商品知識の共有に活用されています。店舗間で情報を共有することで、サービス品質の均一化を実現しています。

また、季節ごとの販売ノウハウや、顧客対応のベストプラクティスを蓄積することで、売上向上も可能です。

特に、新商品の特徴や、おすすめの組み合わせなど、販売に役立つ情報を迅速に全店舗に共有できるため、顧客満足度の向上にも貢献します。

失敗しない運用ポイント

ナレッジ共有ツールを成功させるためには、適切な運用体制が不可欠です。以下のポイントを押さえることで、失敗を防げます。

ルールを明確に設定する

運用ガイドラインの策定、情報の更新頻度の設定、アクセス権限の方針を定めることで、誰もが同じ基準でナレッジを管理できます。特に、どのような情報を共有すべきか、どの程度の詳細さが必要か、更新はいつおこなうかなど、具体的な指針があると運用がスムーズに進みます。このようなルールがあることで、ナレッジの品質を一定に保つことが可能です。

担当者を明確にする

ナレッジ管理の責任者を配置し、各部門に担当者を割り当てることで、ナレッジの品質管理が徹底されます。また、定期的な研修を実施することで、担当者のスキル向上と、組織全体でのナレッジ共有への理解を深めることが可能です。担当者を明確にすることで、責任の所在がはっきりします。これにより、ナレッジ管理の体制を整えられます。

定期メンテナンスを継続的に実施する

古くなった情報の更新や削除、アクセス権限の見直し、システムの最適化を定期的におこなうことで、常に最新で有用な情報だけが残せます。メンテナンスの頻度は、ナレッジの更新頻度や組織の規模に応じて調整が必要です。

これらのポイントを押さえることで、ナレッジ共有ツールが組織に定着し、継続的な効果を生み出すことができます。

効果最大化のポイント

ナレッジ共有ツールの効果を最大化するためには、以下のような取り組みが有効です。

インセンティブ設定

社員のナレッジ共有へのモチベーションを高める効果的な方法として、インセンティブ設定があります。質の高いナレッジを投稿した人を表彰する制度を設けることで、積極的な情報共有を促進できます。表彰は、月次や四半期ごとにおこなうことで、継続的な取り組みにつながります。このような取り組みにより、社員の参加意欲が向上し、ナレッジ共有が活性化します。

定期レビュー

毎月の利用状況を確認し、改善点を議論することで、ツールの効果を継続的に向上させられます。アクセス数や投稿数などの数値データだけでなく、ユーザーの声も収集し、改善に反映させることが重要です。定期的なレビューにより、ツールの改善が進み、より良いナレッジ共有環境が構築されます。

これらの取り組みにより、社員のナレッジ共有へのモチベーションを高め、ツールの活用を促進できます。

ナレッジマネジメント・共有ツールを導入する際の注意点

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ナレッジ共有ツールを導入する際は、いくつかの注意点があります。これらのポイントを押さえることで、スムーズな導入と効果的な活用が可能です。

セキュリティ対策がしっかりしているか

機密情報を扱う以上、セキュリティ対策は最重要事項です。ISO27001などの国際的なセキュリティ基準を取得しているか、またはそれに準拠しているかを確認することが重要です

データ暗号化、アクセス制御、監査ログなど、必要なセキュリティ機能が備わっているかを慎重に検討する必要があります。

段階的な導入が可能か

一度にすべてを導入するのではなく、段階的に機能を追加できるかが重要です。まずは小さく始め、効果を確認しながら徐々に拡大していくアプローチが大切です。

無料プランや試用期間を活用し、実際の運用を確認してから本格導入を決めることをおすすめします。段階的な導入により、組織の変化に柔軟に対応でき、ユーザーの反応を見ながら最適な運用方法を見つけることが可能です。

例えば、最初は特定の部門やプロジェクトで試行し、効果を確認してから全社展開する方法が有効です。この方法により、導入時の課題を早期に発見し、改善してから本格導入できるため、リスクを最小限に抑えられます。

プロジェクトリーダーの設置

導入を成功させるためには、プロジェクトリーダーを設置し、推進体制を整えることが大切です。リーダーが中心となって、導入計画を立案し、運用体制を構築します。

また、各部門から代表者を選出し、推進チームを組織することで、組織全体での導入がスムーズに進みます。推進チームは、定期的にミーティングを開催し、導入の進捗状況を確認して課題を共有することで、組織全体での取り組みを促進します。

プロジェクトリーダーには、ナレッジ共有ツールに関する知識だけでなく、組織の業務を理解し、各部門との調整ができる能力が求められます。また、導入後も継続的に改善を推進できる人材を選ぶことが重要です。

共有までのハードルを下げる

手順が複雑で、書き方のルールが厳格すぎると、情報共有が面倒になり継続が難しくなります。専用ツールを活用することで、これらの課題も解決可能です。

特に、テンプレート機能や、簡単な操作で投稿できる機能があると、共有のハードルが下がり、継続的な活用が可能です。

さっとFAQの導入事例

Q&A形式でナレッジを体系化できる「さっとFAQ」は、ナレッジ共有ツールとして多くの企業で活用されています。Excelから簡単に会話データを作成でき、プログラミングスキルも不要です。ナレッジ共有ツールとしてさまざまな業界で導入されており、それぞれの業界特有の課題を解決可能です。ここでは、実際の導入事例を紹介します。

月額1万円から導入可能で、30日間の無料トライアルも用意されていますのでぜひ使い勝手を確認してみてください。

宇津救命丸株式会社

引用:宇津救命丸株式会社

宇津救命丸は、問い合わせ対応の効率化と顧客サービスの向上を目指し「さっとFAQ」を導入しました。同社では少人数体制で月間50件以上の電話対応をおこなっていましたが、特定商品に関する定型的な質問が多く、業務の圧迫が課題となっていました。

導入の大きな成果は、個人の知識として埋もれていた回答ノウハウをFAQデータとして集約し、組織全体のナレッジとして資産化したことです。従来は担当者によって回答のレベル感にバラつきがありましたが、チャットボットを通じて、常に模範的で統一された回答を提供できる体制が整いました。

また、未回答の質問を分析して継続的にデータを改善した結果、電話問い合わせ件数の約20%削減に成功しています。これにより、スタッフが薬の飲み合わせ相談など、より専門性の高い業務に集中できる環境を実現しました。ナレッジの共有と自動化が、スタッフの業務領域の拡大と、質の高い顧客サポートを支えています。

参考:「江戸時代から続く秘薬はチャットボットでさらなる飛躍へ|宇津救命丸株式会社様」

株式会社学研メディカルサポート

引用:株式会社学研メディカルサポート

医療従事者向けeラーニングでシェアNo.1を誇る同社は、人事・法務・システム管理など多岐にわたる管理部への社内問い合わせ対応が、担当者の本来の業務を中断させる要因となっていました。

この課題を解決するため、機能と費用のバランスに優れた「さっとFAQ」を導入しています。構築時は、Excelを活用してIT関連から経理まで幅広いQAデータを集約し、約2カ月かけて質の高い回答を用意しました。導入後は「まずはチャットボットで調べる」という意識が社員に浸透し、マニュアルへのアクセスが迅速化されただけでなく、担当者による回答のばらつきも解消されました

当初は年間400時間の削減を想定していましたが、実際にはそれを大幅に上回る投資対効果を実感しています。現在は月数時間のメンテナンスで運用を安定させ、その利便性の高さから他部署への水平展開も進めるなど、全社的な業務効率化の核として活用されています。

参考:「医療従事者に心とコンテンツの両面で寄り添うためにさっとFAQで業務効率を大幅に向上|株式会社学研メディカルサポート様

他にもさっとFAQを導入した成功事例が多数あります。事例の紹介は下記の記事をご参照ください。

チャットボットの活用事例・導入事例|メリットや成功に導くポイントも解説
チャットボットの業界別導入事例を紹介。医療、EC、教育、旅行、自治体など各分野での成功事例と、導入時の失敗パターン、成功させるためのポイントを解説します。

ナレッジ共有ツールに関するFAQ

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導入前に確認しておきたいポイントを網羅していますので、参考にしてみてください。

Q. ナレッジ共有ツールは中小企業でも導入可能?

はい、中小企業でも導入可能です。無料で利用できるプランや、機能を段階的に追加していく導入方法、自社に必要な機能のみを選定する方法、オープンソースソフトウェア(OSS)の活用など、さまざまな選択肢があります。

小規模企業向けのツールも多数あり、初期費用を抑えて導入できます。クラウド型のツールなら、初期費用がかからず、月額料金のみで利用できるものも多いです。

Q. 無料版と有料版の違いは?

無料版と有料版の違いは、ツールによって異なりますが、一般的には以下のような違いがあります。

  • 利用可能なユーザー数:無料版は人数制限がある場合が多い
  • 保存容量:無料版は容量制限がある場合が多い
  • 機能制限:無料版は一部機能が制限される場合がある
  • サポート:有料版は優先サポートや専門サポートが受けられる

まずは無料版で試し、必要に応じて有料版に移行することをおすすめします。無料版で実際に運用してみることで、自社に必要な機能が明確になり、有料版への移行判断がしやすくなります。

Q. データ移行は簡単?

多くのツールでデータ移行をサポートしています。主な方法としては、以下のようなものがあります。

  • 一括インポート機能:CSV、Excel、PDFなどの形式でまとめてインポートできる機能
  • API連携:既存システムから自動的にデータを移行できるAPI機能
  • ベンダーサポート:移行作業を専門的にサポートするサービス

移行の難易度は、既存データの形式や量によって異なりますが、多くのツールで移行を支援する機能が用意されています。移行前には、ベンダーに相談し、移行計画を立てることがおすすめです。また、移行時のデータ損失を防ぐため、事前にバックアップを取得しておくことが重要です。適切な準備により、スムーズな移行が実現できます。

Q. セキュリティは安全?

多くのツールでセキュリティ対策が充実しています。主な対策としては、以下のようなものがあります。

  • データ暗号化:保存時および通信時のデータを暗号化する機能
  • 多要素認証(MFA):複数の認証方法を組み合わせて安全性を高める認証方式
  • 細かな権限設定:ユーザーごとに詳細な権限を設定できる機能
  • 監査ログ:アクセス履歴を記録し、後から監査できる機能
  • 定期アップデート:セキュリティパッチを定期的に適用する仕組み
  • コンプライアンス対応:ISO27001などの国際的なセキュリティ基準への対応

機密情報を扱う場合は、これらの対策が実装されているかを確認することが重要です。また、定期的なセキュリティ監査や、脆弱性のチェックが実施されているかも確認しておくと安心です。特に、個人情報や機密情報を扱う企業では、コンプライアンス要件を満たしているかも重要なポイントとなります。セキュリティ対策を徹底することで、安全な情報管理を実現できます。

ナレッジ共有ツールで組織の知識を資産化するために

本記事では、ナレッジ共有ツールの基本から選び方、導入時の注意点、そして成功のポイントまで詳しく解説しました。

ナレッジ共有ツールは、情報の属人化を防ぎ、業務効率化や生産性向上を実現するための強力なツールです。適切な選定と運用体制を整えることで、組織全体の知識管理を効率化できます。

導入を成功させるには、ユーザーのニーズを正確に把握し、段階的な導入、継続的な改善をおこなうことが重要です。また、セキュリティ対策やコストパフォーマンスも慎重に検討する必要があります。

ナレッジ共有ツールの導入は、単なるシステム導入ではなく、組織の知識文化を変革する取り組みです。成功のためには、経営層の理解と支援、そして現場の積極的な参加が不可欠です。

ナレッジ共有ツールの導入を検討されている方は、本記事で紹介したポイントを参考に、自社に最適なツールを選定してみてください。適切な準備と運用体制を整えることで、期待以上の効果を得られます。

株式会社サンソウシステムズが提供する「さっとFAQ」は、運用の分析をおこなうダッシュボードが用意されており、改善施策を回しやすい設計となっています。Q&A形式でナレッジを体系化でき、Excelから簡単に会話データを作成することが可能で、プログラミングスキルも不要です。

無料トライアルをご用意していますので、ナレッジ共有ツールの導入を検討されている方は、ぜひこの機会にご検討ください。