デジタル化が進む現代社会で、企業と顧客のコミュニケーション手段としてチャットボットの利用が急速に広がっています。チャットボットは、24時間365日対応可能で、顧客からの問い合わせに即時に対応できるので、顧客体験を向上させる効果もあります。
しかし、チャットボットツールの種類が多すぎて比較するポイントがわからないとお困りの方もいるのではないでしょうか。チャットボットを導入する上で、正しいツールを選ぶことは、課題解決の可否を決める重要なポイントです。
この記事では、最適なチャットボットの選び方や比較ポイントについて詳しく解説します。おすすめのチャットボットツールも比較しているため、チャットボット導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
株式会社サンソウシステムズでは、月額1万円で導入できるチャットボットツール「さっとFAQ」を提供しています。Excelで簡単に設問シナリオを設定できるため、チャットボットツールを導入したことがない企業でも手軽に始められます。
30日間の無料トライアルも用意していますので、ぜひこの機会に導入をご検討ください。
チャットボットとは?
チャットボットとは、テキストや音声を使って自動的に会話をおこなうプログラムのことです。主に企業のWebサイトやLINEなどのメッセージアプリ、社内システムに導入され、ユーザーからの質問に24時間リアルタイムで対応します。カスタマーサポートのFAQ対応や商品案内、社内ヘルプデスクなど幅広い用途で活用されており、業務効率化や顧客満足度向上に貢献しています。近年はAI技術の進化により、より自然な対話や複雑な質問への対応も可能となり、ビジネスにおける重要性がますます高まっているツールです。
チャットボットの基本的な仕組み
チャットボットは、ユーザーからの質問やメッセージに対して自動で最適な回答を返す仕組みを持っています。その基本的な流れは以下の3ステップに分けられます。
キーワード・意図分析
ユーザーが入力した文章から、重要なキーワードや質問の意図をAIや自然言語処理技術で解析します。例えば「返品したい」「パスワードを忘れた」など、さまざまな表現や曖昧な言い回しにも対応できるのが特徴です。
近年では、ユーザーの感情や緊急度を推定する技術も進化しており、より適切な対応が可能です。
シナリオ・ルール照合
データベースからの回答抽出
最終的に、該当する回答をデータベースやナレッジベースから自動的に抽出し、ユーザーに提示します。必要に応じて、関連情報の案内や追加の質問をおこなうことも可能です。さらに、回答内容の自動学習やユーザーからのフィードバックを反映し、継続的に精度を高めていくことも重要なポイントです。
このような仕組みにより、チャットボットは24時間365日、迅速かつ的確な対応を実現しています。さらに、チャットボットはWebやLINE、SNS、アプリなど複数のチャネルで一貫した体験を提供できるため、顧客接点の拡大にもつながります。
チャットボット導入時に発生するコスト
チャットボットを導入する際には、さまざまな費用が発生します。ここではコストと導入に向けて検討すべきことをまとめました。
主なコストの内訳は以下の通りです。
費用 | 詳細 |
初期契約料 | サービス利用開始時に必要な一時的な費用 |
月額費用(運用費用) | チャットボットの利用・運用にかかる毎月の費用 |
プロンプト設定費・シナリオ作成費 | チャットボットの会話設計やFAQ登録など、初期設定にかかる費用 |
オプションカスタマイズ費 | API連携や外部システム連携など、追加機能の開発・導入費用 |
設置費 | WebサイトやLINE、社内システムなどへの設置作業にかかる費用 |
デザインカスタマイズ費 | 自社サイトやブランドに合わせたUI/UXデザインのカスタマイズ費用 |
その他諸経費 | マニュアル作成、運用サポート、トレーニングなど、その他の関連費用 |
価格帯別に見る機能の違いと選び方
低価格帯のチャットボットは、シンプルなFAQ対応やルールベース型が中心で、カスタマイズ性やAI機能は限定的です。一方、中〜高価格帯になると、AIによる自然言語処理や外部システム連携、デザインの自由度、サポート体制などが充実します。自社の目的や規模、必要な機能に応じて、コストと機能のバランスを見極めて選定しましょう。
投資対効果(ROI)の考え方とシミュレーション
チャットボット導入のROIは、導入・運用コストと業務効率化による人件費削減・顧客満足度向上による売上増加などの効果を比較して算出します。例えば、月間100件の問い合わせをチャットボットが自動対応し、1件あたり10分の工数削減ができれば、年間で大きな人件費削減効果が期待できます。導入前にシミュレーションを行い、費用対効果を具体的に試算することが重要です。
チャットボットが活用される主な場面
チャットボットが真価を発揮する代表的な4つの活用シーンを、具体的な課題と解決策と共に紹介します。
チャットボットの特徴や導入のメリット・デメリットについては、下記の記事でも詳しくまとめていますので、参考にしてください。

カスタマーサポート
チャットボットは、従来、電話やメール、対面窓口で行っていた顧客サポートの代替手段として利用できます。Webサイトに設置することで、製品やサービスに関するよくある質問への回答や、キャンペーン情報、商品の紹介などに活用されています。
チャットボットを導入することで、定型的な質問には24時間365日自動で一次対応ができ、オペレーターの負荷軽減が可能です。
顧客は待ち時間なく、いつでも即座に回答を得られるようになり、登録された情報に基づいて常に均一で正確な回答が提供されるため、対応品質の標準化も実現できます。
ECサイト
ECサイトでは、チャットボットが優秀なオンライン販売員として機能します。商品詳細や在庫などの質問に即時対応し、ユーザーの離脱やカゴ落ちを防止できます。また、会話を通じておすすめ商品を提案し、行動データを分析してマーケティングにも活用可能です。
社内業務
社内ヘルプデスクにおいても、チャットボットは大きな効果を発揮します。定型的な社内問い合わせを自動化することで、担当者の負担を軽減できます。また、ナレッジを集約することで情報検索や業務の標準化が進み、新入社員の教育ツールとしても活用できます。
LINEやWebサイトの接客
LINE公式アカウントと連携することで、ユーザーはアプリを切り替えることなく、気軽に問い合わせができるようになります。また、新商品の案内やクーポンの配信、予約の受付なども、すべてLINE上で完結させることが可能です。これにより、顧客との接点が広がり、ユーザーの体験もより良いものになります。
その他
チャットボット導入のメリット
チャットボットを導入することで、企業はさまざまな恩恵を受けることができます。ここでは代表的なものを紹介します。ぜひ導入の検討に役立ててください。
問い合わせ業務の効率化とコスト削減
チャットボットは24時間365日休みなく稼働し、深夜や休日の問い合わせにも即時対応できるため、機会損失を防ぎます。また、よくある質問への対応を自動化することで、オペレーターはより高度な業務に集中でき、人件費や採用・教育コストの削減も可能です。さらに、単純作業の負担が減ることでオペレーターの生産性が向上し、モチベーションの維持や離職率の低下にもつながります。
顧客満足度の向上
顧客満足度の向上という観点からは、チャットボットによる即時対応によって、顧客は待ち時間なしで疑問や不安を解消でき、企業への信頼感も高まります。電話やメールと比べて心理的なハードルが低く、気軽に問い合わせができるため、これまで表面化しなかった顧客の疑問も解消され、不満の未然防止にもつながります。
さらに、チャットボットは常に均一で安定した品質の回答を提供できるため、対応の標準化を図ることが可能です。また、パーソナライズされた体験を通じて、顧客満足度を一層高めることもできます。
マーケティング・営業活動への貢献
マーケティングや営業活動へ大きく貢献します。例えば、Webサイト上で購入や申し込みを迷っているユーザーに対して、チャットボットがタイミングよく声をかけることでCVRの向上が期待できます。導入後のサポートを強化することでLTV(顧客生涯価値)も高まり、解約率の低下やアップセル・クロスセルの促進も可能です。さらに、チャットボットに蓄積される会話ログを分析することで、顧客のインサイトを収集し、製品やサービスの改善、新たなマーケティング施策の立案に役立てられます。
社内業務の効率化とナレッジマネジメント
社内業務の効率化とナレッジマネジメントの面でもチャットボットは有効です。情報システム部門や人事・総務部門への定型的な問い合わせを自動化することで、担当者の業務負荷を大幅に軽減します。また、社内に散在するマニュアルやノウハウをチャットボットのデータベースに集約することで、誰もが簡単に必要な情報へアクセスでき、業務属人化の防止が可能です。
さらに、新入社員の教育や研修においても、チャットボットが基本的な質問に対応することでOJT担当者の負担を減らし、新入社員の早期自立と戦力化を促進します。
チャットボットの選び方
ここからはチャットボット選定のための重要な要点を解説します。チャットボットでできることや使い方を先に知りたい場合には、下記の記事を参考にしてください。

自社の課題に合った「種類」を選ぶ
チャットボットには大きく分けてルールベース型、AI型・ハイブリッド型、一問一答型など複数のタイプが存在します。
例えば、問い合わせ内容がある程度決まっている場合や、コストを抑えたい場合はルールベース型が適しており、FAQや定型的な質問への対応に強みがあります。一方、表現の揺らぎが多い場合や自然な会話体験を重視する場合はAI型が向いています。
AI型は自然言語処理技術を活用し、ユーザーの多様な表現や曖昧な質問にも柔軟に対応できるため、顧客満足度の向上や業務効率化に役立ちます。
ハイブリッド型は、ルールベースとAIの両方のメリットを活かし、シナリオによる確実な案内とAIによる柔軟な対応を両立させることができます。自社の業務内容や顧客層、将来的な拡張性も考慮し、最適な種類を選定しましょう。
これらの仕組みの特性を理解し、自社のニーズに合ったチャットボットを選ぶことが大切です。チャットボットの種類については、下記の記事でも解説していますので、詳しく知りたい方はご覧ください。

必要な機能を洗い出す(有人チャット連携、外部システム連携、分析・リポート機能など)
次に、必要な機能を洗い出しましょう。有人チャット連携が可能か、外部システム(CRMやSFA、Slack、Teamsなど)と連携できるか、会話ログの分析や利用状況のリポート機能が充実しているかなど、自社の業務フローや目的に照らして必須機能とあったら嬉しい機能を整理します。
例えば、ECサイトでの導入を検討している場合は、カートシステムや在庫管理システムとの連携が重要になるでしょう。また、社内ヘルプデスク用途であれば、社内ポータルや人事システムとの連携が求められることもあります。
さらに、FAQの自動生成や多言語対応、画像やファイルの送受信、ユーザー属性に応じたパーソナライズ機能など、近年は多様な機能が提供されています。自社の現状だけでなく、今後の事業拡大や業務変化も見据えて、拡張性やカスタマイズ性も必ず確認しましょう。
チャットボットの設置場所を決める
チャットボットを設置する場所の選定も重要なポイントです。Webサイト内の特定ページ、SNSのメッセージ機能、自社アプリなど、さまざまな場所に設置が可能です。
ツールによって対応可能な設置場所が異なるため、想定している設置場所に対応したツールを選ぶようにしましょう。
設置する場所により、ターゲットとなるユーザーの属性や接触頻度、利便性が大きく異なるので、ユーザーの利用傾向を考慮して選択することが重要です。また、それらの場所への設置の可否もあらかじめ確認が必要です。
操作性やメンテナンスのしやすさをチェックする
操作性やメンテナンスのしやすさも大切なポイントです。専門知識がなくても直感的にシナリオやQ&Aの追加・編集ができるか、管理画面が見やすいか、ExcelなどからQ&Aデータを一括でインポートできるかなど、日々の運用を想定して確認しましょう。特に、現場担当者が自ら運用・改善をおこなう場合、ノーコード・ローコードでの編集機能や、ドラッグ&ドロップでシナリオを構築できるUIは大きなメリットとなります。
加えて、複数人での共同編集や権限管理、バージョン管理機能など、組織規模や運用体制に応じた管理機能も確認しておくと安心です。
セキュリティや個人情報保護の観点も重要です。特に顧客情報や社内機密を扱う場合は、データの暗号化やアクセス権限管理、ログの保存期間、ベンダーのセキュリティ認証(ISO/ISMSなど)なども事前にチェックしましょう。万が一のトラブル時のサポート体制や、障害発生時の復旧スピードも重要な比較ポイントです。
チャットボットの運用体制を考えておく
チャットボットはビジネス環境において、機能性と利便性から重要な役割を果たしています。しかし、単なる導入だけではなく、適切な運用と維持が重要です。チャットボットがユーザーとの会話を通じて必要な情報を提供するためには、適切な会話設計とチューニングが不可欠です。
会話設計とチューニングにかかる負担は、選択するチャットボットの種類によって異なります。これらの負担を理解し、自社のリソースと整合性を考慮しながら選定をおこなうことが重要です。
- 会話設計:チャットボットがどのようにユーザーと対話をおこなうかを決定します。ユーザーの問い合わせに対し適切な応答を生成するため、求められる情報を理解し、対応する適切な会話スクリプトの設計が重要です。ビジネスの特性、顧客のニーズ、チャットボットの目的などを理解した上で設計プロセスをおこなう必要があります。
- チューニング:ボットの性能を最適化し、ユーザーエクスペリエンスを向上させるための作業です。レスポンス時間の短縮やエラーの減少、問い合わせへの適切な応答の生成が求められます。チャットボットの種類によっては、AIや機械学習に関する技術的な知識が必要となる場合もあります。
- フィードバックの収集と反映:チャットボットの強みと弱みを理解し、改善点を明確にするための重要な情報源。フィードバックを適切に処理し、性能改善に反映させることが重要です。
チャットボットのサポート体制の充実度をチェックする
サポート体制の充実度もチェックしましょう。導入時の初期設定や運用開始後の改善提案、コンサルティングが受けられるか、サポートの連絡手段や対応時間なども事前に確認しておくと安心です。
費用対効果で判断する
費用対効果の確認も重要です。単に月額料金が安いからといって選ぶのではなく、必要な機能やサポート体制が十分かどうか、総合的なROIを考慮して判断することが大切です。
例えば、初期費用や月額費用だけでなく、追加機能のオプション料金、API連携やカスタマイズにかかる費用、将来的なユーザー数や利用量の増加に伴うコスト変動なども事前に確認しましょう。
また、チャットボット導入によってどれだけの業務効率化や人件費削減、顧客満足度向上が見込めるのか、具体的な数値でシミュレーションをおこなうことも重要です。導入前にKPI(例:自己解決率、正答率、CVRなど)を設定し、定期的に効果測定をおこなうことで、費用対効果を最大化できます。
無料トライアルで実際の使用感を試す
最後に、無料トライアルを活用して実際の使用感を試すことをおすすめします。カタログスペックだけではわからない操作性や回答の速度・精度、自社の担当者がストレスなく運用できるかなどを実際に体験し、複数のツールを比較した上で最も自社にフィットするものを選びましょう。
チャットボットを比較するポイント
どのようなチャットボットが必要か判断できたら、以下の項目を比較し、導入するチャットボットを決めましょう。
費用相場からかけ離れていないか
チャットボットの費用は、ツールによってさまざまです。特に、AI搭載の有無により相場は大きく異なります。
- AI型チャットボット:初期費用10~50万円、月額5~30万円
- 非AI型チャットボット:初期費用3~10万円、月額1~5万円
初期費用には、FAQの作成や初期学習サポート、運用コンサルティングなどが含まれています。ツールによってはサポートやコンサルティング費用が別途オプションとして設けられているサービスもあるため、あらかじめ確認が必要です。
費用相場と運用コストをふまえた上で、自社に適切なツールを選びましょう。下記の記事でチャットボットの費用相場についてまとめていますので、費用を調べる際の参考にしてください。

チャットボットの補完機能の有無
多くのチャットボットには、基本的な会話機能を補完するための追加機能が備わっています。CRM(顧客関係管理)機能やデータ分析機能、リポート生成機能などは、チャットボットをより効果的に活用するために重要です。
そのため、補完機能を利用することで、より一層の業務効率化や顧客理解を深めることが可能です。
サポート体制の充実度
導入するチャットボットのサポート体制も重要な選定ポイントです。問題が発生した際に、迅速かつ適切に対応してくれるサポート体制は必要不可欠です。サポート体制が不十分なツールは、導入後トラブルに発展する可能性もあるため、あらかじめ確認しておきましょう。
特に、日本製と海外製のチャットボットでは、サポート体制が大きく異なります。チャットボットの導入がはじめてで、導入方法や運用に不安がある方は日本製のチャットボットがおすすめです。
加えて、AI搭載型のチャットボットは、導入時やメンテナンス時に設定が複雑になりがちです。運用担当者がプログラミングスキルを持っていたとしても何かと手間がかかるため、サポート体制が充実しているチャットボットを選ぶことで、余計な手間を省き、スムーズな導入・運用が可能になります。
中には、運用開始からの分析リポートの提出も実施しているツールもあるため、チャットボットの運用に不安がある方は、より手厚いサポートをおこなっているツールがおすすめです。
カスタマイズ性の有無
チャットボットを比較するポイントとして、カスタマイズ性の有無も挙げられます。導入時には既存の機能だけで満足していても、使用している内に「チャットボットからアンケートに飛べるようにしたい」「社内向けにも活用できないか」など、さまざまなアイデアが浮かんでくる可能性があります。
自社でチャットボットを活用するシーンを思い浮かべて、使う可能性のある機能にカスタマイズできる点や、必要なアプリケーションとの連携ができるものを選ぶと後悔しません。チャットボットを比較する際には、どれくらいカスタマイズできるかと、連携できるアプリケーションにも注目しましょう。
セキュリティの高さ
チャットボットを比較する際には、セキュリティがどの程度充実しているかも確認しましょう。特に社内の機密情報や、顧客情報を収集する場合には、セキュリティが甘いとデータ流出の危険性があります。
近年では、大企業だけではなく中小企業も標的として狙われており、重要な情報が流出してしまうと企業としての信頼を失いかねません。扱うデータの重要さにも注目して、チャットボットのセキュリティも比較して選ぶようにしましょう。
手軽に導入ができるチャットボット徹底比較20選
現在では、各シーンに対応したチャットボットツールが開発されています。以下では、手軽に導入ができるチャットボットツールについて詳しく解説します。それぞれの特徴と利点について見ていきましょう。
目的や機能別のおすすめチャットボットについては、下記の記事でもまとめているので、参考にしてください。

さっとFAQ(株式会社サンソウシステムズ)

【無料プラン】 | 30日間の無料トライアル |
【有料プラン概要】 |
|
【主な機能】 |
|
さっとFAQは、月額1万円のハイブリッド型チャットボットで、汎用性が高く、さまざまな業界で利用が可能です。
Excelを用いたシンプルなFAQ編集機能と、視覚的に理解しやすい利用状況の確認が可能なダッシュボードにより、チャットボットの運用をだれでも簡単におこなえます。
さらに、自社のAI技術を活用しているので、顧客とのコミュニケーションがスムーズにおこなわれ、顧客満足度の向上につながります。
FirstContact(ファーストコンタクト)
【無料プラン】 | 20日間の無料トライアル |
【有料プラン概要】 |
|
【主な機能】 |
|
FirstContactは、AIを活用した高度な会話機能と、豊富な外部システム連携が強みのツールです。顧客情報と連携し、ユーザー一人ひとりにパーソナライズされた対応ができます。社内ヘルプデスクからマーケティング活用まで、幅広い用途に対応できる拡張性の高さが魅力です。「顧客データと連携させた高度なチャットボットを構築したい」という中級者から上級者向けのツールです。
SupportChatbot(サポートチャットボット)
【無料プラン】 | 要問い合わせ(無料トライアルあり) |
【有料プラン概要】 |
|
【主な機能】 |
|
SupportChatbotは、初期費用0円、月額9,800円からと導入ハードルが低く、AI機能や多言語対応、外部連携など、ビジネスで求められる機能が充実しています。既存のWebサイトやFAQページからQ&Aを自動生成する機能もあり、導入時の手間を大幅に削減できる点も嬉しいポイントです。機能は妥協したくないが、コストは抑えたいというニーズに応えてくれるツールです。
hitobo(ヒトボ)
【無料プラン】 | 要問い合わせ |
【有料プラン概要】 |
|
【主な機能】 |
|
hitoboは、SlackやTeamsといったビジネスチャットツールと連携し、社内ヘルプデスクを自動化することに特化したチャットボットです。社員が普段使っているチャット上で気軽に質問できます。バックオフィス部門の問い合わせ対応工数を削減し、ナレッジの属人化を防ぎたい企業にオススメです。
ChatPlus
【無料プラン】 | 10日間の無料トライアル |
【有料プラン概要】 |
|
【主な機能】 |
|
ChatPlusは、高度なAI技術とカスタマイズ性を組み合わせたチャットボットソリューションを提供します。操作性が良いため初心者でも安心して導入でき、自社のWebサイトに簡単に組み込むことが可能です。チャットボットで対応できない問い合わせの場合には、人によるチャットへ切り替えもできます。5,000種類の機能を搭載しており、カスタマーサポートだけでなく、営業やマーケティングの業務効率化にも役立ちます。
RICOH Chatbot Service(リコージャパン株式会社)
出典:RICOH
【無料プラン】 | 10日間の無料トライアル |
【有料プラン概要】 |
|
【主な機能】 |
|
RICOH Chatbot Service(AI活用型チャットボットサービス)は、人工知能技術を駆使して多様な業務をサポートします。導入時だけではなく導入後も手厚いサポートが受けられるため、チャットボットの導入が初めての企業でも安心して利用できるのが特徴です。
大手企業の実績を基にした豊富な機能を搭載し、顧客からの問い合わせに対する自動応答だけでなく、顧客情報の管理や分析など、一貫したカスタマーサポートを提供します。選択肢を表示するシナリオ型とフリーワード入力できる辞書型の両機能を備えており、回答へ素早くたどり着けるのも魅力です。
sinclo(シンクロ)
【無料プラン】 | 無料トライアル |
【有料プラン概要】 |
|
【主な機能】 |
|
sincloは、Webサイト訪問者のコンバージョン率向上に特化した多機能ツールです。訪問者の閲覧ページや滞在時間といった行動履歴をリアルタイムで分析し、最も効果的なタイミングでチャットボットから話しかけるオートメッセージ機能が優れています。
hachidori(ハチドリ)
【無料プラン】 | 要問い合わせ |
【有料プラン概要】 |
|
【主な機能】 |
|
hachidoriは、プログラミング知識が一切不要で、直感的な操作でチャットボットを開発できるノーコードツールです。マーケティング担当者や現場のスタッフが、自分たちの手でPDCAを回しながらボットを改善していけるのが強みです。
QuickSolutionチャットボット(クイックソリューションチャットボット)
【無料プラン】 | 無料トライアル |
【有料プラン概要】 |
|
【主な機能】 |
|
QuickSolutionチャットボットは、純国産のエンタープライズサーチ(企業内検索)システムを基盤としており、検索精度の高さが最大の強みです。WebページやFAQだけでなく、社内サーバーにあるWordやExcel、PDFといった多様な形式の文書ファイルの中から、AIが瞬時に答えを見つけ出します。
mobiAgent(モビエージェント)
【無料プラン】 | 要問い合わせ(デモあり) |
【有料プラン概要】 |
|
【主な機能】 |
|
mobiAgentはチャットボットだけでなく、有人チャットや電話対応も含めたコンタクトセンター全体を最適化するためのソリューションです。AIが顧客の質問内容を判断し、最適な回答候補をオペレーターに提示するFAQサジェスト機能が強力で、オペレーターの業務効率と回答品質を同時に向上させます。
BOTCHAN AI
【無料プラン】 | 要問い合わせ(デモあり) |
【有料プラン概要】 |
|
【主な機能】 |
|
BOTCHAN AIは、ChatGPTと連携した生成AIを活用し、これまでのチャットボットとは一線を画す、人間的で自然な会話体験が可能です。
Chat Dealer(チャットディーラー)
【無料プラン】 | 1カ月間の無料トライアル |
【有料プラン概要】 |
|
【主な機能】 |
|
Chat Dealerは「社内・社外、PC・スマートフォン、すべてのチャットを一つの画面で」をコンセプトにしたチャット管理ツールです。チャットボット機能も搭載しており、定型的な一次対応を自動化できます。複数のチャットツールに散らばる顧客や社内からの連絡を一元管理し、対応漏れや二重対応を防ぎます。
QuickQA(クイックキューエー)
【無料プラン】 | 要問い合わせ |
【有料プラン概要】 |
|
【主な機能】 |
|
QuickQAは、ユーザーが自己解決しやすいFAQサイトを構築することに主眼を置いたツールです。強力な検索機能と、わかりやすいインターフェースで、ユーザーがチャットボットやオペレーターに頼る前に、自分で答えを見つけられる環境を提供します。
ObotAI(オーボットエーアイ)
【無料プラン】 | 要問い合わせ |
【有料プラン概要】 |
|
【主な機能】 |
|
ObotAIは、多言語対応AIチャットボットサービスです。プログラミング不要で、英語・中国語(繁体・簡体)・韓国語・タイ語・インドネシア語・ベトナム語など最大12か国の言語に対応し、自然な会話が可能です。AIが自動で学習し賢くなるほか、複雑な問い合わせには有人オペレーターへ切り替えができる、柔軟で高品質なチャット体験を提供します。
Third AI(サードエーアイ)
【無料プラン】 | 要問い合わせ |
【有料プラン概要】 |
|
【主な機能】 |
|
Third AIはチャットボットだけでなく、AI-OCRや議事録作成など、企業のDXを推進するための多様なAIソリューションを統合的に提供しています。個別のツール導入に留まらず、業務プロセス全体をAIで変革したいという、より大きな視点を持つ企業に適しています。
CAIWA Service Viii (カイワサービスヴィー)
【無料プラン】 | 30日間無料トライアル |
【有料プラン概要】 |
|
【主な機能】 |
|
CAIWA Service Viiiは、20年以上の研究開発実績を持つAIベンダーが提供する対話品質の高さが自慢のツールです。独自の対話エンジンにより、文脈を深く理解した、人間らしいスムーズな会話が可能です。ユーザーの発言から感情を認識し、声のトーンを変えるといった高度な機能も搭載しています。
Mico Engage AI / 旧MicoCloud
【無料プラン】 | 要問い合わせ |
【有料プラン概要】 |
|
【主な機能】 |
|
Mico Engage AIはLINEを活用した顧客との関係構築(CRM)と、売上向上に特化したマーケティングツールです。チャットボットによる自動応答はもちろん、顧客属性や購買履歴に基づいたメッセージの送り分け(セグメント配信)や、段階的な情報提供(ステップ配信)など、LINE公式アカウントの運用を高度化する機能が満載です。
qualva(クオルバ)
【無料プラン】 | 要問い合わせ |
【有料プラン概要】 |
|
【主な機能】 |
|
qualvaは、Webサイトの入力フォームをチャット形式に置き換えることで、ユーザーの入力負担を軽減し、フォームからの離脱を大幅に改善するチャット型EFO(入力フォーム最適化)ツールです。
PKSHA Chatbot
【無料プラン】 | 要問い合わせ |
【有料プラン概要】 |
|
【主な機能】 |
|
PKSHA Chatbotは、日本語の言語処理に強みを持つPKSHA Technology社が開発した、国内最高峰レベルのAIチャットボットです。数千万件を超える大規模な対話データを学習したAIが、非常に高い精度でユーザーの意図を理解してくれます。
MOBI BOT
【無料プラン】 | 要問い合わせ |
【有料プラン概要】 |
|
【主な機能】 |
|
MOBI BOTは、同社が提供する有人チャットシステム「mobiAgent」とのシームレスな連携を前提に設計されており、ボットと人の連携をスムーズに実現します。Webサイト用とLINE用でシナリオを別々に管理する必要がなく、一つの管理画面で完結できるため、運用コストを大幅に削減できるのが大きなメリットです。
ポイントを踏まえてチャットボットを選定しましょう
チャットボット導入は、もはや一部の大企業だけのものではありません。無料ツールや低コストで始められるサービスが充実している今こそ、中小企業もその恩恵を最大限に活用できる時代です。
「何から手をつければいいかわからない」と感じるかもしれませんが、難しく考える必要はありません。まずは、この記事で紹介した無料トライアルの中から、気になるツールを1つか2つ選び、実際に試してみることから始めてみてはいかがでしょうか。
やみくもに試すのではなく、自社のニーズとリソースに合ったチャットボットを選ぶことが成功の鍵となります。
株式会社サンソウシステムズでは、月額1万円でリーズナブルに導入できるチャットボットツール「さっとFAQ」を提供しています。Excelで簡単に設問シナリオを設定できるため、チャットボットツールを導入したことがない企業でも手軽に始められるのが魅力です。
今なら30日間の無料トライアルも用意しておりますので、ぜひこの機会に導入をご検討ください。