サービスの問い合わせが多く、対応に追われていませんか?
▶︎ 無料お試しができるチャットボット「さっとFAQ」の資料ダウンロードはこちら

Webアンケートの作り方を解説!|アンケート作成ができるツール11選

基礎知識

Googleフォームなど無料で使えるWebアンケートのツールが普及し、以前よりWebアンケート調査がおこないやすくなりました。

しかし、Webアンケートの質問設定にはコツが必要です。Webアンケートの取り方を間違ってしまったら、せっかく人的コストと費用をかけても的外れな結果が集まるだけでしょう。有益な情報も得られず、アンケートの作成や送信にかける工数も無駄になってしまいます。さらに、Webアンケート調査の回答情報は、回収しただけでは意味がありません。

集まったWebアンケート回答に対して分析をおこない、その分析結果を自社サービス・製品に反映させていくことがWebアンケート施策のゴールです。

このガイドでは、Webアンケートの作成の基本、有効なチェックポイントや便利なツールを紹介します。Webアンケートの効果を高めるヒントとしてご活用ください。

市場調査におけるWebアンケートの利用方法

市場調査におけるWebアンケートの利用方法

Webアンケートは以下のような市場調査に活用できます。

  • 顧客満足度調査
  • ブランド認知度調査
  • ブランドイメージ調査
  • コンセプト調査
  • ネーミング調査
  • デザイン調査
  • 会員アンケート
  • イベントやキャンペーンのアンケート

市場調査におけるWebアンケートの活用は、ビジネス戦略に必要なデータを集められます。顧客の満足度やブランドに対する認識、イメージを探ることで、製品やサービスの改善ポイントを特定し、市場での立ち位置を確認できます。

そして、コンセプトやネーミング、デザインの調査を通じて、顧客の好みや期待を把握し、より魅力的な製品開発をおこなえるでしょう。

また、会員やイベント参加者のフィードバックは、マーケティング戦略の精度を高め、次の効果的なキャンペーンを実施するための貴重な情報になります。

Webアンケートのメリット

Webアンケートのメリット

Webアンケートが増加している背景には、メリットが存在します。主要な利点について確認していきましょう。

スピーディに調査できる

Webアンケートは、即時に配布・回収ができるので企業は素早く市場の動向や顧客の反応を調べられます

対象者を集めやすい

Webアンケートは、さまざまな媒体に情報発信ができます。例えばメール、SNS、Webサイト上にURLやQRコードを掲載することで、幅広い回答を集められるでしょう。
さらに、Webを利用するので地理的な制約がないため、異なる地域の対象者からの調査参加を促せます

対象者の属性を絞りやすい

データベースやエクセルで自社の顧客リストをデジタル管理すると、参加者の属性に基づいて効率的にアンケートを配布できます。これにより、ターゲットにリーチしやすく、関連性の高いデータを収集できるでしょう

紙や送料が不要

物理的な資料や郵送の必要がないため、コストと時間の節約につながります。環境に優しい上に、効率的で生産性も高いです。

集計機能が充実している

多くのWebアンケートツールには、データの集計と分析機能が組み込まれています。分析結果の確認が容易になり、迅速な意思決定が可能になるでしょう

Webアンケートのデメリット

Webアンケートのデメリット

Webアンケートは迅速で効率的なデータ収集手段として広く用いられていますが、一方でデメリットも存在します。デメリットを理解し、適切に対処することが必要です。

調査内容によっては回答者偏りが生じる

Webアンケートは特定の年齢層やインターネットに精通したユーザーには効果的ですが、インターネットを利用しない高齢者やITに不慣れな人々からの回答を得るのが難しいです。このため、調査結果が偏り、実際の全体像を正確に反映しない可能性があり、データの信頼性に影響を与える恐れがあります。

回答の深掘りができない

Webアンケートは、選択肢を使った質問形式が多くなりがちで参加者は限られた選択肢の中から答えることになります。
記述式の質問を設けることは可能ですが、記述が多くなると参加者の離脱率が高まる恐れがあり、注意が必要です。Webアンケートは詳細な情報収集において制約が生じ、深い分析や洞察を得ることが難しいケースが考えられます。

Webアンケートの作り方

Webアンケートの作り方には、3つの工程があります。詳細を確認していきましょう。

Webアンケート目的の明確化

まず、「Webアンケートの基本となる目的を明確にする」ことが1つの大きなポイントです。

目的が曖昧なままWebアンケートをおこなっても、実際には使えるデータではない情報や、データをうまく活用できない結果になってしまいます。

また、回答者にもアンケート調査の目的をきちんと理解してもらった上で、あらかじめ決めてある手順に沿ってアンケートをおこなった方がミスリードにつながるリスクが軽減されます。

アンケートをおこなう際にははじめに何のアンケートなのか、何のために回答を集めるのかを記載し、回答者に理解してもらいましょう。

Webアンケートの期間を設定

次に、Webアンケートがいつまで回答を募集しているのかを明記します。

記載箇所は、Webアンケート画面への案内用メール文書内と、Webアンケート回答開始ページが良いでしょう。

アンケート設問数の設定

アンケートの回答者は、このアンケートがどのくらい手間や時間のかかるものなのかわかると離脱しにくくなります。あらかじめアンケートの冒頭で、どのくらいのボリュームがあるアンケートなのかを明記する必要があります。

Webアンケートを作る際のポイント

Webアンケートの作り方が理解できたら、Webアンケートを作成する際のポイントについて確認していきましょう。

アンケート内容を簡潔・一貫性のあるものにする

専門用語や難しい言葉を多用したり、質問が長文になったりしてしまわないように注意しましょう。アンケート全体を通して統一性を保ち、わかりやすく簡潔な文章を意識してください。

「回答を1つ選んでください」と「1つ選択しましょう」といった文章ひとつでも回答者への印象が異なってきます。

回答者のターゲット層や、その製品・サービスのイメージに合わせた口調で質問するのも良いでしょう。

また、アンケートの設問は、きちんと目的に沿った順番で並べましょう。アンケート内容を理解するのに時間がかかるほど、回答者のストレスにつながります。アンケートの回答者側は、質問の文章を読むにもこちらが想像する以上に負担がかかっているのです。

さらに、アンケートの回答先になる媒体についても配慮したアンケート内容にしましょう。スマートフォンやタブレットは、パソコンと比べ表示領域の幅が狭いので、アンケート設問文を読むためにスクロールします。

回答者が「スクロールするのが面倒くさい」と思ってしまうと適当な回答が集まったり、アンケートの離脱率が高まったりします。

従ってアンケート設問の順は、項目をジャンル分けしてある程度分類し、小見出しを付けて回答範囲を絞りましょう。

回答の選択肢は最小限に

選択肢の数が多いと、回答側は自分に該当する項目を探すのに手間がかかり、ストレスにつながります。そのため、それぞれ設問に適した選択方法を用意しましょう

回答の選択方式はプルダウン方式とチェックボックス・ラジオ方式が多く用いられています。

プルダウン方式は都道府県や西暦など、回答者側が予測できるものが適しています。

チェックボックス・ラジオボタン方式は、選択肢を並べるのは10個までに設定しましょう。それより多くなる場合は、五十音/アルファベット順、もしくは小見出しを設けたりジャンル分けをおこなったりするなど、確認すべき箇所を分類しましょう。

質問の後、または選択肢の先頭に、いくつまで選択可能かを明記する必要があります。

Webアンケートであれば選択していない場合は次の画面に遷移できないなど、制限や次のページに進むための条件を設けられる機能もありますので、利用してみましょう。

目的のある自由回答欄にする

「○○について、思いついたことをご自由に記載してください。」のように回答者に記述させる質問を設定しているWebアンケートを見かけます。

このような質問について回答を収集する明確な目的がない場合には、安易に質問に盛り込むことは推奨しません。なぜなら、回答者が答えた内容を目視で確認する必要があるからです。

また、回答者側にとっては、何を答えればよいのかわからないために無駄な時間と負担がかかります。

アンケートに自由回答を設ける場合は、「何に対してどのような回答をしてほしいのか」「具体的に何を聞くべきか」を明確にしておいてください。

個人情報保護対策を適切におこなう

Webアンケートでは、回答者の個人情報保護が重要になります
アンケート開始前に、収集される個人情報の種類とその使用目的を回答者に明確に伝えることが必須です。

データ収集は、目的達成のために絶対に必要な情報に限定し、余分な個人情報の要求は避けるべきです。また、収集したデータの安全な保管と管理には特に注意を払い、不正アクセスや漏洩から保護するための適切なセキュリティ対策を講じる必要があります。

さらに、個人情報の取り扱いに関する法律や規制を遵守することが求められます。これらの措置により、Webアンケートの信頼性と回答者の信頼を高められるでしょう。

回答率を上げるポイント

Webアンケートの成功は、回答率の高さによって得られる豊富な情報と精度の高さです。以下のポイントに注意を払うことで、より多くの人々にアンケートに回答してもらえるでしょう。

所要時間を明記する

アンケートに参加する前に、回答に必要な時間を参加者に明示することで、アンケートに対する興味を維持できます。

個人情報は少なくする

個人情報の記入を最小限に抑えることで、参加者のプライバシーを尊重するとともに、アンケートへの参加意欲を高められるでしょう。

アンケート回答に対しインセンティブを用意する

抽選でのプレゼント、割引クーポン、参加証などのインセンティブは、参加者に対する感謝の意を示すとともに、アンケートへの参加を促す動機付けになります。

Webアンケートフォーム作成ツールとは?

Webアンケートフォーム作成ツールとは?「Webアンケート作成ツール」とは、インターネット上でアンケート調査をおこなうのに必要な機能を備えたツールのことです。Webアンケートフォーム作成ツールがあれば、以下の一連の作業が簡単にできます。

  • アンケート項目を画面上で作成
  • オンラインで配信
  • 回答を回収し集計
  • 回答者に対してポイントを付与するなど特典提供

アンケートの作成は、基本的にツール画面の指示に従えば簡単にできます。ツールによっても異なりますが、「選択できる数を制限する」「1の質問でAと答えた人は2に進みBと答えた人は3に進む」といった分岐の設定が可能です。

Webアンケートツール導入のメリット

Webアンケートツール導入のメリットここまでWebアンケートツールについて紹介してきました。ここからはWebアンケートツール導入のメリットについて紹介していきます。

手間とコストが省ける

Webアンケート作成ツール・システムにはテンプレートが用意されているものが多く、それらを使うことで簡単にアンケートを作成できます。

また、URLやQRコードを使ってアンケートを共有したり、拡散したりできます。紙で配布するよりも手軽にアンケートを共有できるので、幅広い人から回答を得たい場合に便利な機能でしょう。

さらに、紙のアンケートでは印刷や配布が必要ですが、Webアンケートではアンケート用紙を用意する手間がかからず、配布もURLを貼るだけなので時間と費用を節約できます。

紙媒体でアンケート調査をおこなおうとすると、文書作成ソフトなどを使って調査票の作成や印刷が必要です。また、郵送で送付して回答を記入してもらった上で返送してもらい、集計するなど非常に手間がかかります。ある程度回収できるまで、一定の時間も必要です。アンケート作成ツールを利用すれば、印刷や配布の手間がかかりません。手間とコストの削減につながり、調査期間も短縮できます。

データの集計や分析が容易

Webアンケートでは回答がすぐにデータ化されるため、集計作業は不要です。また、リアルタイムで回答を確認し、調査結果の傾向をスピーディに分析できます。

紙でアンケート調査を実施する場合、用紙を回収したあとに、回答の入力などに手間がかかります。Webであればその手間が不要となります。

回答データをより詳しく分析したい場合には、CSVダウンロードやGoogleスプレッドシートにエクスポートする機能を利用すれば、時間のかかる入力作業も必要ありません。

紙媒体のアンケートは、回答を集計して分析することにも時間がかかります。調査結果を活用するためには表計算ソフトなどに入力してデータ化する必要がありますが、これも大変です。

手書き回答では、何が書かれているか読み取れないものもあるでしょう。しかし、アンケート作成ツールを使ってWebアンケートを実施すれば、回答はそのまま電子データとして集積されます。集計や分析に手間をかけずに済み、非常に効率的と言えるでしょう。

Webアンケートツールの紹介

ebアンケートツールの紹介以下では「多機能なアンケートツール」「無料で使えるアンケートツール」「有料のアンケートツール」に分けて紹介しますので、目的や用途に合わせて選んでください。

多機能なアンケートツール

以下では、「さっとFAQ」など、アンケートフォーム以外の機能を搭載するアンケートツールを紹介します。

さっとFAQ

さっとFAQは、月額1万円から始められるチャットボットサービスです。
簡単にFAQを設定できるため、エンジニアなどの専門技術者がいなくても気軽に導入できるツールです。大手から中小企業まで、350社の導入実績があります。

さっとFAQには、アンケートトーク機能が用意されています。選択肢の提示以外にも自由記述、日付選択、金額入力など豊富な設問タイプを使用可能です。重複回答の有無や公開期間の設定を自由におこなえるほか、CSVで回答結果をエクスポートできます。

メイン機能のチャットボットでユーザーの問い合わせに対応しながら、有事の際にはアンケート収集もできるため、市場調査と同時に幅広い業務改善も目指せるツールです。

ミルトーク

ミルトーク

ミルトークとは、Web上で生活者と直接会話できる、マクロミルが開発したユーザートークサービスです。気になる意見を投稿している人を見つけられます。また、特定の人とじっくり話したいときは、トークルームを作成して、チャット感覚でやりとりが可能です。

「きいてミル」では「○○について聞きたい」と、参加者から意見を収集でき、1掲示板あたり100件まで無料で集められます。また、掲示板は何回でも立てられます。有料オプションを使用することにより、31件以上のコメントを閲覧できるようになるほか、参加者の属性(性別、年代など)を限定したり、掲示板を非表示にしたりできます。

formrun

formrun

formrun(フォームラン)は、株式会社ベーシックが開発しているフォーム作成ツールです。

無料で使えるフォームツールのため、専門知識がなくても直感的にフォームの作成が可能です。フォームツールでありながら、ステータス管理などの顧客管理が充実しており、チームでの作業がスムーズに進みます。

formrunでは、フォームの設置から問い合わせ対応状況の確認、メール対応まで、フォームに関わる業務を一元化しています。コードの設置をせずにフォームを作れる上、セキュリティにも優れており、個人情報の保護が重視される現代の企業が利用するのに最適です。

ユーザーが快適に利用できるよう要望を常にヒアリングし、機能追加・機能改善をおこなっています。2021年には、条件分岐選択項目やShopify連携など、多くの改善を実施しています。

kintone

kintone

社内向け・社外向けを問わず、さまざまなアンケートや調査をkintone(キントーン)でおこなえます。

ペーパーレスでPCやスマートフォンからかんたん入力、ワンクリック集計ですぐに業務へ活かせます

kintoneはCRMツールやSFAツールなどとして幅広く活用されているツールです。kintoneとWebフォームを組み合わせれば、マーケットからの情報を取り込めるため、営業・販売戦略にも大いに役立つでしょう。

無料で使えるアンケートツール

無料で使える「Googleフォーム」「Questant」「MOMONGAアンケート」「Freeasy」をご紹介します。

Googleフォーム

Google フォームは、Googleが提供する無料のアンケート作成・管理ソフトウェアです。オンラインフォームやアンケートを簡単に作成して共有し、回答をリアルタイムで分析できます。複数の質問形式からの選択、ドラッグ&ドロップによる質問の並び替え、リストを貼り付けるように簡単に値をカスタマイズできる点が特徴です。

リアルタイムで更新される回答データをグラフで確認できます。または、Google Sheets で元データを開き、詳細な分析や自動できます。

Questant

Questant

Questant(クエスタント)は、ネットリサーチの国内実績No.1である「マクロミル」が作った、セルフアンケートツールです。

年間30,000件を超える調査実績があるマクロミルのノウハウがシステムに詰まっていて、初心者でもまるで画面と会話をするように、簡単かつ直感的に無料でWebアンケート作成ができます。Questantは、70以上のアンケートテンプレートや100以上の質問データベースが無料で使いたい放題という特徴もあります。

MOMONGAアンケート

MOMONGAアンケート

2010年のiPad発売以来、10年間のサービス提供実績を誇るアンケートアプリMOMONGAアンケート。6000社以上の導入実績があります。

オフライン利用、リアルタイムでアンケート集計、名刺のデータ化など、ビジネスシーンに強い機能を搭載しており、展示会・イベント・営業先・会議など、活用事例も多数あります。また、誰でも無料で利用できるのも特徴です。

Freeasy

Freeasy(フリージー)は業界初のAIによる調査モニターの品質管理が可能で、低コストで利用できるスピーディなセルフ型アンケートツールです。筑波大学とFreeasyが共同開発した独自アルゴリズムを適用して、不適切な回答候補者を抽出しブラックリスト化でき、より高度な調査モニターの品質管理を徹底しています。従来3~4営業日は必要だったアンケートの回収が、Freeasyなら数時間から1~2営業日で完了できます。

最短即日で調査結果が得られるため、商談やプレゼンなど、忙しいビジネスの現場で活躍できる点が特徴です。

有料のアンケートツール

以下では有料の「Surveroid」「CREATIVE SURVEY」「SurveyMonkey」を紹介します。無料アンケートツール以上のセキュリティや機能が揃っています。

Surveroid

Surveroid

Surveroid(サーベロイド)は初めてアンケートを作成する人でも直感的に画面の作成が可能なWebアンケート作成ツールです。

単一設問や複数設問、自由記述など豊富な設問タイプを使用可能で、画像や動画の挿入、回答者条件の設定など本格的なネットリサーチを実施できます。またアンケートの作成にあたってはサポートスタッフが丁寧にフォローしてくれるので、不慣れな場合も安心です。使用方法を解説したサイトや各種マニュアルなどを取り揃えており、初めての方から上級者まで満足のゆくサービスとなっています。

メールや電話による無料サポートが充実しており、アンケ―ト配信前のチェックから、修正事項の連絡まで、その役割は多岐に渡ります。

さらに、使用方法の解説はもちろん、アンケート調査のノウハウを解説したメディア、YouTubeチャンネルなど数多くのコンテンツを提供している点も特徴です。

CREATIVE SURVEY

CREATIVE SURVEY

CREATIVE SURVEY(クリエイティブサーベイ)は、顧客を深く理解し顧客体験を改善するクラウドアンケートシステムです。SFA/CRMであるSalesforceとCREATIVE SURVEYは、シームレスな連携が可能です。Salesforce上から直接アンケートを送信し、その回答が顧客情報に自動的に連携して蓄積されることで、業務を効率化し生産性を大きく向上させます。

アンケートには重要な個人情報や秘密情報が含まれるためしっかりとしたセキュリティ対策が必要です。

CREATIVE SURVEYは各種セキュリティ規格取得や第三者による脆弱性調査を実施しており、官公庁・上場企業・金融機関での実績も豊富です。セキュリティシートといった企業ごとの審査にも対応しています。

サーベイモンキー

SurveyMonkey(サーベイモンキー)とは、アメリカのSurveyMonkey社が開発したアンケート作成ツールです。1999年よりツールを提供しており、全世界で33万以上の企業が導入しています。

SurveyMonkeyの特徴はテンプレートや質問項目の豊富さ。テンプレートは用途に応じて選択でき、1,600以上の質問項目の中から欲しい回答に応じて自由にカスタマイズできます。

また、本社はアメリカですが、中国語やスペイン語など多言語に対応。日本語でも利用できるため、操作で大きく困ることはないでしょう。

無料プランでもアンケートの作成から回収、分析までできますが、質問数は10個までと限られています。

Webアンケートを活用した市場調査の進め方

アンケート調査は、市場調査や意見収集の基本的な手段ですが、正しい進め方をしないと有効なデータが収集できない、回答者が不足するなどの問題が発生する可能性があります。

成功へ導くためには、計画的なアプローチが不可欠です。以下に、効果的なアンケート調査を実施するための重要なコツを解説します。

作成したアンケートを公開・配信する

最初のステップは、アンケートをターゲットとなる方に広く公開しましょう。Webサイト、SNS、メールなどの多様なデジタルプラットフォームを利用してアンケートへのリンクやQRコードなどの情報を発信します

回答データを集計・分析する

アンケートの回答が集まったら、データを集計し、分析します。このプロセスでは、収集されたデータを整理し、パターンや傾向を調査します。データの分析は、市場の動向や顧客の嗜好を理解するために重要です

アンケート集計には複数の方法があります。単純集計は、選択式の設問に対する回答数を集計する基本的な方法で、全体の傾向を俯瞰的に把握できます。クロス集計は、異なる設問や属性情報を組み合わせることで、より詳細な傾向分析が可能です。例えば、性別や年代による回答の違いを確認する際に有効です。

自由記述集計は、数値や文章形式の回答に対して集計をおこないます。数値の場合は最小値、最大値、平均値などを確認し、文章の場合はテキストマイニングやアフターコーディングによる分析がおこなわれます。これらの方法を用いることで、データの読み違いを防ぎ、より深い洞察を得られるでしょう。

分析結果の整理が完了したら、レポート作成に取り掛かります。この段階で、設定した仮説がどの程度正確だったかを、明瞭かつ分かりやすい言葉で結論付けましょう。

アンケート結果の活用

最終ステップでは、分析されたアンケート結果を実際のビジネス戦略に活用します。PDCAサイクルを用いて、調査結果を基に戦略を計画、実施、評価、改善します。これにより、製品開発、マーケティング戦略、顧客サービスなどのビジネスのあらゆる側面を強化できるでしょう

便利なアンケートフォームを活用しマーケティングを効率化しよう

便利なアンケートフォームを活用しマーケティングを効率化しよう

マーケティング戦略を最適化する上で、顧客のニーズや最新トレンドの把握は企業にとって非常に重要な指標です。この目的を達成するためには、アンケートによる市場調査が効果的な手段となります。

現代の多種多様なアンケート作成ツールを活用すれば、短時間で大量の回答を収集し、重要なデータに変換が可能です

アンケートツール選びは、料金体系や機能を比較し、予算や調査目的に合ったものを選択すると良いでしょう。ただし、アンケートの質にも特に注意を払う必要があります。質の低いアンケートでは、回答数を集めるだけで終わり、有意義なデータ収集には至りません。

質の高いアンケートを作成するためには、質問内容が明確で、回答者にとって理解しやすく、関連性のあるものにする必要があります。また、収集したデータの解釈や分析には慎重さが求められ、誤った結論を導かないよう努めるようにしましょう。

Webアンケートの最終的な目的は、顧客のニーズに基づいた製品改善、サービスの向上、新しいマーケティング戦略の策定につなげることです正確で有意義なアンケートの実施は、企業にとってコスト効率の高いマーケティング活動をもたらし、競争力を高める重要な要素となるでしょう

タイトルとURLをコピーしました