LPのCVRを向上させるためには、日々分析や改善が必要になります。
そこで有効になるのが、LPの分析・改善・テストなどを効率化してくれるLPO(ランディングページ最適化)ツールです。
本記事では、LPOツールの種類・選び方・導入ポイントなどを解説しつつ、おすすめのLPOツールを7つ紹介していきます。
LPOツールの基本を押さえてCVR向上を高めるので、ぜひ参考にしてください。
また、顧客満足度・CVR向上にはチャットボットの導入もおすすめです。
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LPOツールとは?
LPOツールとは、LP(ランディングページ)の最適化をサポートするツールです。LPに訪問する顧客の特徴や行動履歴を分析し、自動で顧客のニーズに合ったLPを提供できます。
LPOツールにより、流入経路の分析や離脱原因の特定ができ、LPに訪問した顧客の離脱を防ぎ、CVRの向上による売上増加を期待できます。
LPOツールの種類
LPOツールには、計測・分析に強いものや実装の効率化を見込めるものなどさまざまなツールがあります。
ツールの種類によって特徴はさまざまで、課題を明確にし適切な改善を行うために自身のLPにあったツールを選びましょう。
計測・分析に強いツール
計測・分析に強いツールでは通常のアクセス解析だけでなく、ページビュー・訪問者数といった数値がリアルタイムで分析できます。また、LPに訪問したユーザーの年齢・性別・訪問頻度や接続した際の地域などの顧客属性の分析も可能です。
計測・分析に特化した強みがあるため訪問する顧客に最適なLPを提供でき、離脱率の減少にもつながります。
実装の効率化を測れるツール
実装の効率化を図れるツールは、解析・検証・改善までを完結できます。ツールによって約200種類のデザインテンプレートが標準搭載されているものもあれば、LPや記事を無制限に作成できるツールもあります。
効果測定・検証・改善のサイクルを回しやすいのも特徴で、LPの運用に関する業務全体の効率化を目指すのであれば実装の効率化を図れるツールがおすすめです。
多様なテストを実施できるツール
多様なテストを実施できるツールでは、ABテストだけでなく多変量テストやテストの結果を分析するパーソナライズ配信機能なども備わっているツールもあります。
A/Bテストが備わっているツールは多いですが、3パターン以上になると時間がかかってしまうことがほとんどです。しかし、多様なテストを実施できるツールでは3パターン以上のABテストでもストレスなく実行できます。
テスト機能を目的に応じて使い分けたい場合は、テスト機能を重視したツールがおすすめです。
LPOツールの導入メリット
LPOツールの導入によるメリットを理解し、自身のLPの課題を改善できるのか見極めましょう。下記でそれぞれ詳しく解説します。
コストの削減が可能
LPOツールを導入すると自動でLPの作成が可能になり、LPを作る制作費や全体の作業工数の減少により人件費の削減ができます。
従来のLP制作であれば、デザイナーや開発者による手作業が一般的でした。しかし、LPOツールであれば自動でLPを制作するだけでなく複数作成することも簡単にできるので、既存LPの必要な部分だけを差し替えることでページをすべて用意するよりもコストの節約も可能です。
webマーケティング戦略の成果にスピードを持たせるので、効果的なターゲティングが実現できます。
現状課題の明確化
LPOツールを使用する事で、LPの現状の課題を明確にできます。
例えば、LPに訪問したユーザーの行動分析や離脱の原因を模索するのは不可能ではありませんが、かなりの時間がかかってしまいます。LPOツールがあればデータの収集から訪問者の離脱を防ぐまでの対策までを改善でき、CVRの向上が可能です。
LPOツールの導入を行えば課題の明確化を素早くおこなえるので、成果を上げる時間も短縮できます。
CVRの向上・売上増加に貢献
LPOツール導入の最大のメリットとも言えるのがCVRの向上・売上増加への貢献です。
CVRの向上は企業の業績に大きな影響を与えます。LPOツールはCVRの向上を目的に作られたツールであり、顧客ニーズにあったランディングページの制作が可能です。また、CVRの向上により売上増加につながりやすくなるでしょう。
LPOツールの導入によって顧客の満足度と売上の2つを向上させる事ができるため、マーケティングにおいて重要なツールと言えます。
LPOツールを選ぶポイント
LPOツールはただ使用すればいいというわけではありません。自社のLPに合わせた最適なツールを選ぶ必要があり、何を目的にLPOツールを導入するのか明確にしましょう。
それぞれ詳しく解説していきます。
必要な機能が備わっているか
LPOツールには大きく分けて3つの種類があることを前述しました。
そして自社のLPに1番必要な機能を見極めることが大切です。例えば、LPに訪問したユーザーの動向や離脱率などを詳しく知りたい場合は、計測・分析に強いLPOツールを選択する必要があります。
自社のLPの課題を明確にし、最適に改善できるLPOツールを選択しましょう。
コストパフォーマンスはいいか
LPOツールは月額制が基本ですが、固定制や従量課金制などさまざまなプランが存在します。また、支払う費用によっても機能やサポートが変わるツールもありますので、自社の予算などを考え選択しましょう。
固定制では、LPでの成果が上がれば上がるほどコストパフォーマンスはいいですが、成果が出ない場合は損をしてしまいます。無料プランもありますがサポートがないといったケースや機能に制限がある場合もありますので、参考程度に使用しましょう。
サポートやアフターフォローは充実しているか
導入を検討している企業様の中には、LPOツールを導入する事が初めての場合もあります。
初めてLPOツールを使用する場合は、操作方法や活用方法など馴れない部分も多くあるかもしれません。
また、導入したツールに不具合が発生した場合には迅速に対応してもらう必要があります。
LPOツールによる成果をより早く上げるためにも、サポートやアフターフォローは重要なポイントです。
LPOツールおすすめ7選
ここまでLPOツールの種類や導入メリット・選び方について解説しました。LPOツールの性能はさまざまで、上記ポイントを踏まえて選びましょう。
MATTRZ CX(Mattrz株式会社)
出典:MATTRZ CX
MATTRZ CXは2018年にサービスを開始し、約4年で900のお客様が契約しているLPOツールになります。
CV改善・ユーザー分析・web集客など1つのツールで完結できるだけでなく、企業ごとに1名の専属サポーターがつくため初心者にも使いやすいツールとなっています。
計測・分析に重点を置きたい企業様におすすめです。
ミエルカヒートマップ(株式会社Faber Company)
出典:ミエルカヒートマップ
ミエルカヒートマップは高度なユーザー行動の分析が可能であり、ユーザーの行動が色で把握できるので直感的にデータの理解が可能です。解析方法などの無料レクチャーもあるため初心者にも使いやすいツールと言えます。
ミエルカヒートマップも計測・分析に重点を置きたい企業様におすすめです。
KAIZEN UX(株式会社Kaizen Platform)
出典:KAIZEN UX
KAIZEN UXは分析から改善まででき、ツールで1,000社を超えるお客様、これまでに50,000件を超える施策を行なっているため実績のあるツールです。
専任のPMや分析者などエキスパートチームが組織されており、幅広いLPの改善に対応できます。
SiTest(株式会社グラッドキューブ)
出典:SiTest
SiTestは訪問したユーザーの行動を録画し、ユーザーの離脱や行動をヒートマップで確認できます。テスト機能も充実しており「A/Bテスト」「多変量テスト」「FLPO」の3パターンのテストでもっとも改善効果が高いかを導き出せます。
多様なテストを実施したい場合におすすめツールです。
Squad beyond(株式会社SIVA)
出典:Squad beyond
Squad beyondはLPの作成・分析・検証・改善まですべて行えます。また、LPや記事を無制限に作成でき、記事別実績やユーザー別でヒートマップを用いた利用や比較も可能です。
LPの運用に関する業務を全て効率化でき、関係者全員で同じツールの使用も可能なためコミュニケーションコストを抑えられます。
CVX(株式会社ポストスケイプ)
出典:CVX
CVXは約200種類以上のデザインテンプレートが標準搭載されており、テンプレートを編集するだけで誰でも簡単にLPの制作が可能です。A/Bテストを使用でき、LP制作をスピーディーに行いたい企業様におすすめのツールです。
KARTE Blocks – 株式会社プレイド
出典:KARTE Blocks
KARTE Blocksは独自の管理システムを利用しており、既存のサイトにタグを貼り付けることでLPの更新・評価・改善ができます。また、エンジニアがいなくてもサイトの編集などをおこなえます。
無料で使用でき、サポート機能も充実しているため初めてLPOツールを導入する企業様におすすめです。
LPOツール導入にはチャットボットがおすすめ
上記おすすめのLPOツールに加えてサイトの使い勝手を良くし、ページの離脱率を防ぐには、弊社サンソウシステムズが提供するチャットボット「さっとFAQ」の導入がおすすめです。
月額1万円からスタートでき、導入後の設定も手間がかからず簡単に操作することが可能なため、非常にコストパフォーマンスに優れたツールであると言えます。
ページ上における顧客とのコミュニケーションを充実化させ、顧客の使い勝手をサポートしてくれるチャットボットは、離脱を防止する効果が期待できます。
30日間の無料トライアルもご用意しましたので、「まずは使って試してみたい」という方はこの機会に導入をご検討ください。
まとめ
LPOツールは、CVR向上・売上増加・訪問者の行動など把握できLPの最適化に欠かせないツールです。
一方でLPOツールを導入したものの成果が得られないといったケースもあります。「自社の予算やLPOツールをなぜ導入するのか?」など課題を明確にし導入を検討することをおすすめします。
LPOツールを活用し、効果的なマーケティング戦略の実現を行いLPの改善と成果向上を目指しましょう。
また、顧客満足度・CVR向上にはチャットボットの導入もおすすめです。
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